Nicotto Town



人は宇宙と共に生き続けて来たのです、これからも!

<生命は永遠か>No.2
戸田城聖という偉大な人が書かれた本のなかでこの「生命は永遠」ということについて一番分かり易き述べられた部分を、今日はそのままご紹介します。

「自分の生命というものは永遠であります。ただ、おじいさんになってkら赤ん坊にはなれませんから一ぺん死ぬのであります。そして、赤ん坊になって生まれてくるのであります。生まれ変わるのではないのでります。ちょうど、我々が赤ん坊の時からこの年まで、ずっと続いてきているのと同じであります。途中で、切れたことはないでしょう。しかし、切れたみたいなときがあります。グッスリ眠っているときは、自分で生命があったのか、なかったのかわからないでしょう。しかし、夜の生命から朝の生命に生まれ変わったとは言わないでしょう。それと同じで、来世に生命が生まれ変わるのではなくて、この生命の続きなのであります。喩えてみれば、朝起きて元気ハツラツとして、版になると疲れてグッスリ眠って、元気を取り戻すように、ずーっと年寄りになって
死んで、その生命の続きが今度は赤ん坊になって生まれてきて、またお爺ちゃんになって死んで、また生まれてくるのであります」

この偉大な人物は、戦中に自分の師匠が軍部に神札を受けることを強要されたとき、宗教上の誤りであるからとして、断固として拒否したため「不敬罪」
という、えん罪で終戦間際まで東京巣鴨の監獄に投獄された人物です。

当時の日本は、「国体護持」「天皇は神」「一億総玉砕」、「欲しがりません勝つまでは」との、軍部の謝った思想教育で国民全て(一部の利口な人達はそれを利用して、自分たちだけが利益を得ました)、洗脳し、ついには国を滅ぼしてしまったことは、今は誰でもが知っていることです(しかし、現在の日本人の中にその事を真剣に受け止め、覚えている人は殆どいなくなりつつあるように思います)。

生命の哲学について、もっと真剣に全ての人が考えるときにさしかかっているのではないでしょうか。

No.2 終わり





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