Nicotto Town



鳴蜩系カノジョ


アナログ回線繋がらないテレビの前の砂画面
何を見出すかなんて、わからないまま繋いでる そんな感じ
ジメジメした空気からカラッと一転、照射する循環
真夏の夜の淫夢?きこえないよ 僕らは叫んでたいだけ

繋がらない通信回線、通信ケーブルの調子が悪いみたいじゃないらしい
嗚呼、また君と話せなくて朝を待つ 狂った距離感恋愛

手を振っては朝を待ち、声を枯らして昼に叫ぶ
望遠鏡で星を眺めては、嗚呼、嗚呼、嗚呼…
天体観測 見えないものばかり 倦怠加速 言えない物語
喉を涸らしても君はまた、嗚呼、嗚呼、嗚呼…

眠れない朝を過ごしてはお天気お姉さんの声を聞く
誰かが殺された、あの店の特集、巷で流行りのキーワード
幾重にもドラマティックになんて過ごせそうにもないけど笑ってるよ
君らが過ごした時間軸の中で僕はぐるぐると踊ってるから

じわじわと煮えたぎらない空白の中に詰め込む役140文字の囀り
嗚呼、まだ君に伝えられなくて夜に泣く 塞いだ価値観の共有

手を振っては朝を待ち、声を枯らして昼に叫ぶ
望遠鏡で星を眺めては、嗚呼、嗚呼、嗚呼…
天体観測 見えないものばかり 倦怠加速 言えない物語
喉を涸らしても君はまた、嗚呼、嗚呼、嗚呼…

狂ったように空に叫んでも何も届かない
笑ったように君に話しても何も届かない
歌ったように愛に語っても何も届かない
残ったように僕に攫っても何も残らない

「残酷」と呟く語り部が話したティンバーランド
鮮明に浮かぶ君の残り香と面影が少々・・・

笑って過ごしてはは朝を待ち、想いを殺して昼に歌う
望遠鏡で空を眺めても、嗚呼、嗚呼、嗚呼…

「何も見えないの知ってるのに、」

手を振っては朝を待ち、声を枯らして昼に叫ぶ
望遠鏡で星を眺めては、嗚呼、嗚呼、嗚呼…
天体観測 見えないものばかり 倦怠加速 言えない物語
喉を涸らしても僕はまた、嗚呼、嗚呼、嗚呼…

「それでも近づきたいと願うから」






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