Nicotto Town


錆猫香箱日和


寝てみたい動物 【葛飾北斎 喜能会乃故真通】

動物はなんでも大好きですが

「寝たい」となると限定されますね。

私が常々獣姦というものに憧れてるのは

ちらっと書いたことがありますが、

今回お題ということでより詳しく書かせていただきたいと思います。




ということで今回は久々に

【サビちゃん下ネタスペシャルの巻】

ということで・・・・13歳未満のお子様と下ネタ苦手なかたは

どうぞスルーなさってくださいませ。




獣姦というとどうしても、哺乳類動物と・・・

というイメージがあったので

初めて葛飾北斎の「喜能会乃故真通」という春画を見た時は

すごく衝撃をうけました。

なぜならば、その春画は、人間の男女の交いではなく

人間の女性、海女の股座に巨大な蛸が吸い付き

浮世絵の女性のおちょぼ口を、子蛸が吸っている、という

ものすごく淫靡で倒錯的な春画なのです。

しかも、この全裸の海女を蛸が襲うという絵ヅラだけでも

充分なインパクトなのに、

この春画には次のような長々とした書入れがしてあるんですよね。

ちなみに「喜能絵乃故真通」は「きのえのこまつ」と読みます。

以下、喜能絵乃故真通の書きこみ。




大蛸  いつかはきっとと狙いすましていた 

     願いがかなって、

     今日という今日、ついに憧れの海女を捕まえた。

     本当にむっくりといいぼぼだ。

     芋よりもずっと好きだ。

     さあ吸い尽くして充分満足させてから、

     思い切って竜宮城へ連れて行ってかくまっておこう。

     口でズウズウ 、チュウチュウ、ズウズウ、フウフウ。

海女  アレ、にくい蛸だ、フ、、、、。

     エ、まったく、アレアレ

     奥の子宮の口を吸われるので、息がはずんで、

     ア、エ、、、モ本当に。

     その疣でこりゃどうするのだエ、フウフウ、

     疣で陰裂をいらいらと、オオ オオ アレアレ

     こりゃどうするんだよお。

     オオオオ、ホオホオ、アレエ、

     オオオオ、いい いい、

     ハアいい いい、フ、、、、ウ。

     まただよお、まただよお。

     今まで私を人が ア、フ、、、、ウ、

     蛸だ、蛸だと言ったが、フ、ウ フ、ウ どうしてどうして

     このオ、ハアハア、ズウズウ

大蛸  なんと、八本の足のからみ具合はどうだ。

     あれあれ、中が膨れ上がって フフフフ

     湯のような淫水がヌラヌラ、ドクドク。

海女  エエ、もうくすぐったくなって、ゾッと腰に力が入らなくなって

     フ、、、、ウウ、義理も堺もなくなって、気が行き続けだ。

     ア、ア、アレ、アレ ソレソレ、ウ、、ムム、、、

     フン、いいヨいいヨ

小蛸  親方が終ったら、またおれがこの疣で陰核の頭から

     尻の穴まで擦って擦って 気をやらせた上で、

     また淫水を吸い出してやるにヨ、チウチウ






どうですか、この臨場感!!

この海女ちゃんのよがりかた!!

蛸さんの吸盤で子宮の奥を吸われちゃったらたまらんでしょうねえ。

小蛸の最後の台詞もこのあとの期待をそそります。

擬音がこれでもかとばかりにふんだんに使われていますね。

これも効果的です。

おぞましい大蛸にぼぼを吸われまくるなんて

北斎の絵をみただけでもゾクゾクとしてくるのに

なんちゅうリアルな描写なんでしょう。

この春画は男性はもちろん、女性が見てもかなり興奮モノですよ。

いや、女性のほうが蛸に襲われる自分の姿を投影できるから

もしかしたらこの春画はどちらかというと女性向に描かれたのかも。

江戸時代、女性の性具で「張形」というものがありまして

鼈甲や水牛で男根を模してつくった性具で江戸時代の女性達は

自慰を堂々と楽しんでいたようです。

女性が慎み深く生きることを要求されたのは

明治以降、キリスト教が入ってきてからなんですよね。

そういうわけで、

この春画はそういう江戸時代の性のおおらかさも感じさせてくれる

官能的でありながら楽しい春画だと思います。

まあ能書きはさておき、

こんなテクニシャンな蛸なら寝てみたい、というのが本音です(爆)

子供の頃読んだおやゆび姫もカエルにさらわれますが

おぞましい醜い怪物にさらわれて襲われるって

乙女の夢ですよねえ。

まあ蛸というのは北斎の素晴らしい妄想ですが

こういうちょっとゾッとするような外観の動物と女性という構図、

江戸の見世物小屋では、キバを抜いたヘビを

女性が下の口に入れて見せる、という卑猥な見世物があったようです。

もしかしたら北斎もこういう見世物を見物して

この蛸と海女が交わる春画を思いついた可能性もありますよね。


それから北斎は動物ばかりではなく

夫婦の営みを描いた春画も微笑ましいものがあり

「富久寿楚字」という春画では

腹帯を巻いた妊婦の奥さんに

「乳を飲ませ慣れておくといい」

と言って奥さんの乳をしゃぶる赤ちゃんプレイっぽい春画もあり

北斎は日本のマルキド・サドか?などと思ってしまいます。



それにしても、今回のお題は難しかったですねえ・・・。

動物と寝るって、ホント実際は妄想の域からなかなか出れませんな。
















     





#日記広場:ペット/動物

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2014/07/21 15:32
微妙な問題ではあるんだ・・・・
Macの出庫が前日18時を回ってたらしいんだ。
翌日の正午はかなり厳しいよね。

元はMacが悪い。
早ければ翌日。遅くても翌々日には届くなんて。
製品交換は出庫までに2日かかるんだ。
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2014/07/08 15:36
HPでは900g/1400円だけど
900円くらい買えるんだ。
OK(スーパー)安いからね、

シャウエッセンに近い感じだし
言われなければ解らないと思うな・・・・・

返品した商品は明らかに違ってました。


やっぱり出来立て(新鮮)は最高なのかな?
ウインナーは保存食だと考えてたんだけどね・・・・?
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2014/04/07 00:01
YUKOさん

あら、ご親切にありがとうございます。
じっくり読ませていただきますね~!

都筑道夫さんの小説では、
殺された後家さんが張形をダイイングメッセージとして残してる、っていうお江戸ミステリーもあったよ。

張形、じつはけっこういろいろ使えるのかも?

どうやって張形で戦うのか、読むのが楽しみです(^^)
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2014/04/06 21:07
いえいえ。花魁が張形で戦うのは、別ブログの「新吉原双華姉妹契縁」です。
ちなみにこちら
http://yuugao.blog.so-net.ne.jp/

これは友人との共同制作の「お話」なのですが、この友人がどうしても花魁が戦うんだと言い張って・・・
刀を本間に置いておくとか、無茶な事を言っていたのを全部却下したら、「これなら花魁が持っててもおかしくないだろう」と・・・うん、まあ、持っててもおかしかないんだが、それで戦うってねぇ・・・(笑)
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2014/04/01 15:47
YUKOさん

コメントありがとうございます。

「雪ん子」ですか?
かねてから、時間できたら 一度じっくり読みに行きたいと思ってるんです。

張形で戦っちゃうんですか?
さすがユニークですねえ。読むのが楽しみです^^
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2014/03/30 08:56
張形じゃ添い寝ができないなぁ(笑)
そういえば、某所で連載中の花魁小説の主人公は、何故かこの張形で戦うのですよ(爆笑)
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2014/03/29 20:02
YUKOさん

コメントありがとうございます。

人でななくて、暖かいもの・・・というと、江戸時代なら張形がオススメでございます。

ご存知かもしれませんが、江戸時代に女性の自慰用に作られた、大人の玩具でございます。
男根をかたどった この張形のなかにお湯に浸した綿を入れると
柔らかく温かく、本物そっくりのそっくりの感触になるとか・・・。

水牛製と鼈甲製がございますが、どちらがよろしいでしょう?

ねこさんは、仏蘭西のかたなんですが
日本の文化にとても興味があり、かつ理解あるかたなのでお話していて楽しいです(^^)
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2014/03/29 18:12
確かにこの春画はすごいと思うのだけど(^^;;
エロな話も嫌いじゃないのだけど(^^;;

例えば人でなくってもせめてあったかいものがいいなぁ(笑)

でも、サビ猫さんのねこさん宛のコメントはとても共感できるものがあって良いです。
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2014/03/20 23:13
ずぼらっちさん

コメントありがとうございます

ほほう、北斎をドラマ化・・・。しかもこの春画を描くシーンですか!!
それはちょっとみてみたいかも~~!!
この春画は細かいディティールまでかなりリアルなので、モデルは使ったかもしれませんね。

それにしてもホントにこの蛸と女体っていう発想は衝撃的ですよね。
天才的としかいいようがないですねえ・・・。
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2014/03/20 11:13
これは見たことありますよ、私もすごい興奮しました。
調べたらわかると思うんですが、昔、北斎をドラマ化してて
誰だっけなぁ〜北斎役…緒形拳?
下に楢山節考の話題を見たからそう思っただけかも知れませんが。

で、その蛸の春画を描く際のシーン…あったんですよ!
自分の娘だか、そこらへんでナンパした女だか
これも忘れちゃいましたが、妻役は確か樹木希林で…
妻に指図して、裸の若いお姉ちゃんに、生きてる蛸を乗せて這わせたり
そんなことをしていましたね〜ドキドキ(≧∇≦)
お姉ちゃんは、田中裕子だったような。

全部曖昧ですみませんが、その春画はあまりに衝撃でした〜分かります!
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2014/03/15 00:24
ねこさん

ぱりのびじゅつかん、ねっとでしらべてみたよ。

こんなに びじゅつかんあるなんて うらやましい~!

いつか ぱりに いってみたいです!
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2014/03/15 00:22
おやじパパりん

コメントありがとうございます。

楢山節考って深沢七郎の小説の? あれは山にばーちゃん捨てに行く話じゃなかったでしたっけ?
映画は観ていないので、調べてみますね。
あれは、ものすごくテーマが重いですよねえ・・・。観ていられるだろうか・・・。

そうそう、私もJさんから反応がないのが意外なんですよね~!
他のかたからはともかく Jさんは食いつく内容だと思ったんですがねえ。
 
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2014/03/14 23:10
ぱり びじゅつかん たくさん~^^

いちばん ゆうめいは るーぶる かな~

1にち みる できないよ~wwwひろすぎるwww

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2014/03/14 08:55
解せないなあ
こー言うテーマはJちゃんの大好物なのにコメントが無いのは何故だ?

おいらにとって獣姦というと「楢山節考」なのですねえ
若かりし頃みたあの映画のインパクトはかなりのものでした
こちらはおおらかとはほど遠い閉鎖空間での人間の性が浮き彫りでした
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2014/03/14 00:21
のりさん

コメントありがとう

うんうん、おおらかですね~!

まあお風呂とかも、裸のつきあいをすることに何の違和感もなかったんでしょうね。

そういう男女の禁欲とかの概念が入ってきたのは明治以降、キリスト教の普及とともに広まった考えです。

ここ、テストに出しますよ~!!


のりさんももうこういう話ができるくらい大人になったのねえ。

なんだか最近きゅうに大人びたねえ。
北斎みたいな素敵な男になるんだよ~(^^)
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2014/03/14 00:13
ねこさん

こめんとありがとう

ぱりのびじゅつかんいいなあ~!

まっさきに おもいうかべるの るーヴるびじゅつかんだけど、おるせーびじゅつかんもあるし

ぴかそびじゅつかんもあるね・・・。

とうようびじゅつかんかしら?

えどじだいは ほくさいのほかにも おがたこうりんや いとうじゃくちゅうなど

すばらしいびじゅつ たくさんあります。

また そちらで みてもらえるきかい あったら かんそうききたいです。
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2014/03/13 23:33
2年くらい前でしょうか、春画を収集している女性の方がラジオに出てて、たまたま聴きました。
当時は男女が春画を見て「今日はどうしようか?」と相談していたという話に、思わずお茶を吹いたものです。
江戸時代は大衆浴場も男女混浴だったそうですから、
大らかさといいますか、無頓着というか、いい意味で開放的な環境だったように思います。
あの時代に帰りたいものです(←ん゛?)
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2014/03/12 02:25
はい、そう^^

かつしか ほくさい ゆうめいよ~^^

あたし ぱり びじゅつかん かつしか ほくさい みにいった~^^

3ねん くらい まえ だ^^

1じかん まつしたよ~~~www

はいる のためにwww

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2014/03/12 01:02
ねこさん

こめんとありがとう~!

にほんじんでも このえは びっくりします。

でも がいこくでも かつしかほくさいは ゆうめい なんでしょ?

ごっほも かつしかほくさいにえいきょう うけてるんだよね?

にほんぶんか、おもしろいでしょ(^^)
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2014/03/11 17:49
さびねこさん せつめい くれるので わかったよ~^^

ありがとう~~^^

にほんじんの こころ しぜんと おなじの もの or しぜんの いちぶ か^^

だから とうぜんの こと だった いみね~わかった~

しかし にほんじん これこと はなす こと げんざい ない おもたので

あたし このえ びっくりした~www

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2014/03/10 23:35
ねこさん

こめんとありがとう

がいこくのひとからみると しゅんがは にほんじんが はじをしらないようにみえるでしょうね。

しかし、にほんじんには おとことおんながこうしてたのしむのは ごく しぜんなことで

からだをかさねる よろこびをわかちあうこと

これをはずかしいなどというがいねんがなかったのです。

にほんじんは いまもむかしも しゃいだとおもいます。

えどじだいのひとが こういうえをかいたり みていたりしても 

それは にほんじんにりんりがなかった というわけではなく

ただ、じぶんたちもしぜんのいちぶであり あいしあうことを はずかしいとおもふ 

きもちがなかったのです。

ねこさんも にほんがすきですから そういうかんかくにふれるためにも

ぜひ しゅんがを みてください。

わたしがこんかい しょうかいした ほくさいのしゅんがはとくにかわっていますが

ほんとうは もっと ふうふのまじわりをかいた かわいらしいもののほうが おおいです。
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2014/03/10 02:30
さびねこさん いべんと こと おしえくれ ありがとう~^^

にほんじん むかし とき いまと ちがうね~w

あたしの いめーじ にほんじん とてもしゃい な ひと たち の いめーじだ
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2014/03/09 21:28
砂桜さん

コメントありがとうございます

春画は、男性も女性も平等に性の喜びをわかちあうというのが理想で
性生活の充足が夫婦円満だという認識のもとに描かれたほのぼのとしたものが多いです。

でも当時春画をみた外国人の大半は「日本人は恥を知らない」と思ったようです。

私たち現代人がが春画をみて いやらしいと思ってしまうのは
どうしても明治以降の西洋の思想に影響を受けてるからでしょうね。

あ、そうそう、春画には猫も多く登場します。

やはり北斎の春画なんですが、ラブラブでイチャついてる夫婦のかたわらで
ものすごいブーたれた顔で文句を言ってる猫とか、春画にはさりげなく猫が描かれたものが多いです。

猫は江戸時代人気ナンバーワンで、江戸庶民から武士まで広く愛されていたようです。
武士に一番好かれたのも猫だったとか。

やはりあの適度に冷たい態度がたまらないのは昔も今も共通なのかも~(^^)
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2014/03/09 01:44
なるほど@@!
昔はそれほどくだけていたのですねΣ◎◎
今と違って、そこに恥ずかしさは無かったのですねぇ(´ー`*)ウンウン
でもなんとなく、現代に見た方がエロさが増しますね。
なんでだろ…?@@?

実は、たまに同人誌を読む私も、2択でしたw
添い寝orエロ。の…。
あ、これはナイショでお願いしますw

きっと王子君とチェロたんは
「もぅっ!うっとうしいにゃあっ(`へ´*)ノ」
と思っちゃうのでしょうね(*^^*)
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2014/03/08 23:21
砂桜さん

コメントありがとうございます

この北斎の春画は、貸本屋から借りて女性達がクスクス笑いながらみるところを想像してしまいますね。

春画というのは、現代のポルノグラフィック的なものが男性の視点のみでつくられてるのと違い
男女が一緒にみて笑って楽しむ気晴らしのようなものだったようです。

どちらかというとコミック的なものであり
男女和合というものが春画の根本にあったようなので、
「笑う」というのは大事な要素だったみたいですね。

砂桜さんの「同人誌をみて楽しむような」という推測はまさにそのとおりではないかと思います。

「動物と寝る」ってみなさん意外と添い寝以上のことには興味がないようですね?

私は実は時々お猫様にも添い寝しながらせまったりしてるんですが
王子君にもチェロたんにも全く相手にされないので、
しかたなく北斎のこういう春画みながら憧れてるんです。
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2014/03/08 22:49
老馬さん

コメントありがとうございます。

江戸文化、特に春画は、日本に来た外国人をビックリさせたようですね。

なにしろヨーロッパでは女性のヌードひとつ描くにしても
神様や神話などをベースにしないとその画家は倫理観を問われた時代に
日本人は堂々と男女の性愛を描いて、
しかもそれを公然と庶民が、男性も女性も一緒にみて楽しんでいたのですから。

うんうん、PCなんかで猥褻な画像をみる感覚とは全然違いますね。

もっと、開放的でおおらかなものを春画に感じます。
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2014/03/08 16:09
北斎の発想力は、凄いんですねぇΣ◎□◎
すっごいリアルw
触手プレイの様な物でしょうか…。
サビ猫さんが仰る様に、これは女性向けの春画な気がします。
同人誌を見て、きゃあきゃあ言っている女性達。的な感覚ですかね?

でも、お題の「動物と寝る」って、こう言う意味…?w
だとしたら、事務局は思い切ったなぁ…。
そして、「獣姦に憧れている」と堂々発表するサビ猫さんってステキ(*´∇`*)
小蛸はこの後楽しめたのかしら…(//m//)ムハッ♥
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2014/03/08 15:56
うん!
江戸文化は素晴らしかったよね。
黄金時代なのかもしれない。

PCは進歩なのか堕落なのかって・・・・・
時々考えちゃうんだ?




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