結論
- カテゴリ:日記
- 2015/02/08 00:50:30
結論
寒い気候が少し緩み、外出しても良いかな?と言う事で、
土曜日の午後、市営のテニスコートに出かけました。
まあどうせ寒くても行かないとキャンセル料が発生するんで、
余程の事がない限り行ったんでしょうが。
実はその手の施設は自宅近くにも有るのですが、そこは利便性があまりにも良過ぎて、
まず抽選に当たらないので、年に数回程度するそのスポーツは、
いつもちょっと離れた河川敷の何十面もあるそこを利用します。
(でも錦織効果でそこも近頃はそうそう当たらなくなってますよ)
メンツは高校時代からの悪友数名。同じように年を刻み、良いも悪いも知っているそんな仲間と、
その家族一行の見知った団体で午後の数時間、コート二面を借りました。
着いてすぐ、ポコポコと打ち合いだしましたが、そうやってテニスをすると言っても、
親の自分達は数ゲームして「ゼィゼイハァハァ」となり、あっという間に休憩です。
だから実際メインでプレイしてるのはティーンエイジャーの子供たちです。
そんなおっさん達は、出た汗をぬぐって、ベンチコートやダウンジャケットを速攻で着こんで、
すかさずバカ話に花が咲きます。
正直、本当に年とってもバカはバカです。無駄に年重ねてますよ。
で、今回のバカ話の主題は「魔法使いって、なんでほうきに乗るんだ?」です。
そこのテニスコートはハードコート仕様で、だから別段ほうきなど、まず必要はないのですが、
枯葉やちょっとしたゴミ掃除の為なのか、そこに常備されています。
そして一人が何気にそれを手にとって、意味も無く野球スイングを始めて、
次にゴルフスイングをして、まあそれに飽きて、
「サリーちゃん」言いながらほうきにまたがり走りだしました。
当然それをスルーする仲間では無いです、自分等は。
で、そこで話しの主題にインしました。
「そんな姿、子供に見せられんよなぁ」と別の一人が言って、
自分もすかさず、「ほら、その見せられない姿、そこで見てる子が今にも泣きそうだぞ!」
と、追い打ちで突っ込みました。もうそう言うやり取りは様式美みたいなものですからね。
ただし本当に実の親のそんな姿を見てるから可哀想です、まだその子は中学一年生の女の子なんで。
まあ、長年そう言うのを見て来た奥さん連中は、すぐさまその手の事に知らん顔だし、
他の子供達も、そんなバカ親達を見続けて来たせいで「ああいう大人にはなりたくねぇ!」
とキッチリ嫌味を言い、耐性もしっかりと付いてますが。
間違いを犯したのは自分でした。
「しかしさあ、実際これって宙に浮いたら、股間痛いよな?」とつい自分は言ってしまったよ。
言った瞬間「しまった」とは思いました、居酒屋とかで、こいつ等だけの話題なら良いのですが、
こんな下ネタに発展する可能性が100%のネタ振りはここではかなりまずいと。
でも始まったら止まらないのがこれまでの自分達。場の空気を無視するのはいつもの事。
だからもう続行ですよ。
「だよな?子供の頃、鉄棒にまたがって、結構痛かったし」とか、
「そうだな、でも登り棒とかはちょっと気持ち良かったよな?」とか、
もう即そっち方面に話しが進行。
挙句の果てには、「ママ、女性は実際どんな感じなんだ?現役魔女の立場としてはさぁ」
と、それ投げ込んで良いのか?的な事を言う奴までもが。
さすがに主婦連もそれには完全無視、でも顔はひきつった笑顔の下に鬼の形相が見てとれます。
そしてその表情に対して、腹が痛くなるほど笑った自分は「当分ヤバい?」と解りましたよ。
それでも、そんな会話が聞こえる位置で始めちゃったんで「もうどうせ今更」感です。
テニスなどもうとっくにそっちのけで、ハリーポッター批判やら、そう言うファンタジー台無しの
アホ討論が続きました。 ……酒も無いのに。
とにかく結論らしき物は出ました。
「ほうきに乗るのって基本魔女しか居ない、だってそこは魔法使いの男性はあれは痛いから。
だから移動には別の方法を採用してる筈。
でも魔女は時代が進んだ今でも、何故にそれを止めないのは、絶対に気持ちいいから」と。
なんと愚かな結論でしょう、でも合意された結論はそうなりました、我々の中ではね。
日が傾き、コートを借りた時間の終わりが来ました。
主婦連は家長に一言も声をかけず、子供を連れてそそくさと食事に行きましたよ、車一台残して。
残されたおっさん達は、事務所で会計を済ませ、残された車に乗り込みました。
おかしいなぁ?なんかすげー寒いです、でもそれはきっと日が翳って来たせいでしょう。
多分、北風がちょっと吹き出したせいでしょう。
でも午後一番は、あれ程暖かかったのになぁ。
不思議だ。
で、フェリさんのこの文章を読んでいて、ちょっと古い想い出が開きました。
もううっすらな記憶なんですが、子供の頃、自分は掃除機にまたがって、
「ブーン」とか言いながら、遊んでましたが、
これはもしや、自分って魔法使いの血筋が有るって事で良いのですか?
それともただのアホでしょうか?
解答お願いします
もしかしてこの記事の事かしら?
全然不快なんて思いませんよ~。
むしろ、誰もが一度は不思議に思う事じゃないでしょうか。
魔法使いの箒には、実は見えない座椅子が付いているんですよ!(^◇^)