10年
- カテゴリ：ニュース
- 2015/04/25 21:26:18
国内の鉄道事故でいうと、国鉄の常磐線の三河島事故が衝撃が大きい。信号を誤認した貨物車が脱線し、並行して走っていた電車と衝突した時は、死者を出さなかったが、その後乗客が次々と線路上に出てしまったため、反対車線から走ってきた電車に轢かれ、衝突と脱線が連鎖してしまったのだ。人的ミスが重なり、多数の死傷者が出たのは残念である。この事故のあと、国鉄は、当時所有していたプロ野球球団を身売りすることとなった。
そして、国鉄が民営化して、２８年。今日は、福知山線脱線事故から１０年という日だった。これは、どんな事故だったのかすぐ思い出せなった。
一部の車両がマンションに激突して、原形をとどめず、大破してしまった当時の事故現場をうつしたニュースをみて、
改めて、あの事故に、驚いた。死者１０7名。速度超過でカーブを曲がりきれず、脱線。ダイヤ通りの運行の調整が優先だったのが、大惨事を招いたようだ。運転士においては危険の認識が甘かったし、乗客の安全を軽視した鉄道会社の体質も問題だった。
二度とあのような事故は出さないでほしい。
