Nicotto Town


†るみりん†


怖いかもしれないお話。

お盆ですが、母方の祖父母が亡くなってから
帰省に縁遠くなってしまい、家で過ごしています。

家は家でお参りに行くべきお墓があるのですが
車がないと不便な場所で、尚且つ父親の仕事の都合で
今年もいけそうにないです(-_-;)


怖いかもしれないお話はですね、そんな母方の祖父のお葬式のこと。
祖父が亡くなったのは私が4歳になったばかりの3月3日
神主で神楽太夫だった祖父は、見える人だったそうです。
なので、その年のお正月に帰省したとき
父親がどう頼んでもくれなかった大黒様のお面を急に
「持って帰っていい」と、言われたり。
母親にも「お盆に会えるかはわからない」と告げていたそうです。

私にとっての初めてのお葬式は不思議だらけで
いつもなら行かない季節に、叔父さんの車で母の実家に向かうのは
「なぜだ!!」と思っていました。
後に父親から、県外に荷物を運びに行った時に訃報を聞き
あとから向かうので、同僚に自分の会社から車をフェリーに乗せてもらい
自分が荷物を乗せたトラックを鍵を預けて送り、車の船を待っていたそうな。

私はお祖父ちゃんが死んでいることを理解できず
ただ、たくさんの人が集まっているのに緊張しつつ
大人たちがまったく遊び相手になってくれない状況に退屈しながら
寝かされたお祖父ちゃんのそばを行ったり来たり・・・
お経が終わって、おじさんたちがおもむろにお祖父ちゃんを起こして
みんなで四苦八苦しながら胡座の姿勢にしているのを
「お祖父ちゃんは寝ているのに何をしているのだ!?」
と、オロオロしていると正方形の箱に入れだしたのです。
お祖父ちゃんをどうする気!?でパニクる頭。
しかし、淡々と「当たり前」の雰囲気を醸して作業する大人に何も言えない
そうして納棺が終わり、私有地にある墓まで運ぶのです。
とにかく、ことを見届けようと思った私は先頭の伯父の隣を歩きます
そしてあらかじめ決めておいただろう場所に棺桶を下ろすと
みんなで土を盛り始めたー!!
お墓に埋められるということは、お祖父ちゃんは死んでしまったのだと理解。
なんでも遺言で「わしの体は焼いてくれるな埋めてくれ」と。

しかし、幼児の頭はあらぬ事を考える。
土の中にお祖父ちゃんを埋めたら、そこから何か怖いものが育つのではないか?

そんなわけで、小さい頃は祖父のお墓が怖かったです。


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2015/08/14 22:42
本当に山の中にポツーンと一つだけ家と畑があって
夜になると真っ暗闇で、非常に怖かったですね。
車道もすれ違えないような、くねくねした隣は崖・・・な、道で。
そんな山の中に暮らしている、お祖父ちゃんとお祖母ちゃん。
お祖父ちゃんの仕事はきっと山で芝刈りで
お祖母ちゃんは洗濯機があるから川まで行かなくても大丈夫!!
そう思わせるような場所だったので、余計に怖かったのかもしれません。

ドキドキしてはいたのですが、泣き喚くようなことはなくて。
邪魔をしてはいけない。そう思いながら傍で見ていたことを覚えています。

火葬は、大人になってでも辛いしキツイですよね・・・
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2015/08/14 22:14
こんばんは☆
何やら、すごいお話ですね!

幼稚園の時に、そのような体験をすると
確かに判断が追い付かなくて
私ならパニックになっちゃいそうです…

火葬も辛いですが土葬も辛いですね…
貴重な体験談をありがとうございました。




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