昨日19日　チャボ仲井戸麗市が
「清志郎さんとの共作
　　　　　『雨あがりの夜空に』
をセルフカバーする」　という記事を見た

忌野清志郎がヴォーカルを執り
チャボがギターを弾く
RCサクセションのヒット曲だ！

チャボ仲井戸麗市は
もともと「古井戸」という
フォークヂュオを組んでいた
大学ノートの裏表紙に
　　　「さなえちゃん」
を　描いたの♪　鉛筆で描いたから・・・
とかのコミカルな曲もあるけれど
70年代だった

その頃　清志郎は
初期のRCサクセションで活動

「シングルマン」というアルバムに
今回　紹介したい曲
　　　　「スローバラード」
が　納められているが・・・
このアルバムは　売れずに　廃盤となってしまう

井上陽水の前座で登場した
京都の府立体育館（島津アリーナ）での映像が
youtubeに残っている　１９７６年だ
ハモンドオルガンの音が聞こえる

「カーラジオからスローバラード」と
曲名が歌の中で唄われる・・・
という　スローバラード　ラブソングを謳う清志郎

「僕ら夢を見たのさ」

「悪い予感の欠片もないさ」

70年代に
こんなに日本語を大切にして
R&B　ソウル　ロックを歌うシンガーがいただろうか

「あの子の寝言を聞いたよ」

日本語のイントネーションを守りながら
メロディーを奏でている

後に　「カバーズ」　というアルバムで
ボブディランやストーンズ　ジョンレノン等々
歌詞に意味を込める人たちの曲をカバーするのだけれども
これを日本語で歌うとき　これを単なる翻訳ではなくて
清志郎の言葉　清志郎の日本語　清志郎のメロディーで
歌うのであった

この人は
不思議な言語感覚を持っていた

今でも　ぞっこん　大好きです