Nicotto Town



恋愛は死に打ち勝てるのか


恋愛と死。
どちらも凄いパワーワードです。
まあ、死というものは、人間には必ず訪れるものなのですが、
それを前提にしまして……。

恋愛は死に打ち勝つ事はできるのか!

世界各地の神話には、死せる恋人を返してもらうために、
冥府へ下りて行く(そして相応の犠牲を払う)という物語がたくさんあります。

最も有名なのは、エウリデイーケを求めて黄泉へ下ったオルフェウスの神話でしょうか。
その物語では、恋人を冥府から連れ出す許しを得たにもかかわらず、振り返るなというタブーを破ったために、成功しなかった、とあるわけです。

一方、イザナミイザナギの神話ですと、同じく黄泉へ下ったところまではいいものの、見るなというタブーを破ったために、もんの凄い夫婦喧嘩になってしまう。勿論連れ帰る事はできなかった。

イシュタルもまた、冥府に下る有名な神話がありますが、こちらは恋人を取り返すよりもむしろ、そのためにイシュタルがはらう犠牲(シリアスな神話なんですがこの部分は実はストリップ)に重点が置かれていました。

うん~。
やはり、必然である死に勝つ事はできないんでしょうか!

ところが、そうでもないんです。
スペインの民話や説話では、色々な理由で死んでしまった恋人同士が、幽霊となって再会する話が幾つかあるようです。
これは、ある意味死にも打ち勝ったと言えるのではないでしょうか。

民族による死生観もあるとは思いますが、
死に打ち勝つにはやはり凄まじいエネルギーが必要なんだろうな、と思います。
とすると、スペイン人の情熱というのは、まさに凄まじいものなのですね~。

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2018/02/21 19:10
>カズジャックさん
あるかもしれないですねえ。
死んだ人を甦らせようとする、というのは今昔物語集にある、安倍晴明を思い出します。
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2018/02/21 17:51
私の場合は恋愛と死で思いつくシチュエーションは、死んだ恋人を蘇らせようとしたり、恋した相手が未来で死ぬことがわかってそれを何とかして阻止するというのものだったのですが関係性はあるのでしょうか?
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2018/02/21 11:21
>すみれさん
素敵コメントありがとうございます。
生まれ変わりながらその都度巡り会って、昇華していけたらとっても素敵ですね~。
ただ生まれ変わるたびにめぐりあうだけなら、切ないものがありますし。

思えば、一緒に死ねれば本望ですが、それはなかなかかなわないわけで、
どちらか片方が後に残されるのが普通です。
この痛みには、男の方が弱いと言われています。
亡き妻への思いを綴った作家もひとりふたりではありませんね。
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2018/02/21 02:25
死は一つの経過点に過ぎないのではと思います
真実の愛がこの世にあるとするならば たとえ体は消え去っても
魂は残り 愛しい人に又会うために 何度でも生まれ変わる・・
そしてお互いの愛が十分に昇華された時点で その生まれ変わりは無くなるのだと
悠久の流れの中で繰り返される壮大なドラマの根底には 常に愛があると思います
現世で別れても 又 出会う日までの束の間のインタバル・・愛は何よりも強し!だと思います
内容にそぐわぬコメントになってしまってすみません<(_ _)>



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