Nicotto Town



祖母が亡くなりました

意識がなくなってから3日後。今朝に祖母が亡くなりました。

数年前に大腸がんを発症しハルトマンを施行。
今年になってストーマからの排泄がなくなり検査をしてみると
腸が腫瘍でぐちゃぐちゃになっているとのこと。
肛門まで腸液が流れ出ることによる(皮膚のただれた)痛みと癌性疼痛に対する
緩和ケア目的でのバイパス術を勧められました。

入院時の検査で悪性腫瘍はいたるところに転移していて
IC時に余命は半年程度と言われていました。

祖母本人や僕を含めた家族は悩んでいました。
手術でしか根本的な疼痛の除去は図れないこと。
とはいえ手術によって合併症を引き起こし命を落とす可能性が高いこと。

数年前から延命自体を拒否していた祖母でしたが
「この痛みは耐えがたい」とのことで手術に踏み切りました。


手術自体は成功するも数日後に感染症を合併。

呼吸不全がすすみ挿管、パルスしてもサチュレーションは低く
CPB施行に踏み切りました。と説明され驚いた。
そこまでやる?パルスも必要だった?CPB繋いでもこんな病状で離脱できるわけ?脳やられない?とか色々考えてしまいました。。命を繋ぐための処置に疑問を抱きました。
一応画像はみせてもらいました。肺の組織が硬くなっていることは著明で腫瘍もあるため真っ白。間質性肺炎の分類(薬物性とか)は不明だけど石綿肺でない限りパルスは有効。人工呼吸器じゃどうにもならん点を踏まえて、それに踏み切った意味は理解できました。

結果的に祖母は多くの器械に囲まれて亡くなりました。

祖母とは手術直前に話をしたのが最後でした。
医療ドラマのように今までの感謝を述べることさえも出来ませんでした。
手術室に入る前に僕が言った「頑張って」という言葉は
今思えば、あまりに残酷だったように思います。

学業で忙しくお見舞いは月1,2程度だったこと
もっとたくさん会いに行って、話をしたり
二人きりでも出かけたりすればよかったと後悔ばかりが残ります。

以前、死ぬときは家か病院どっちがいいかと聴いた時に
「どっちでもいい。苦しくないのなら。」と言っていたのを思い出しました。

本当にこの選択でよかったのか分からずにいます。
手術をしなければ疼痛の除去は図れず最後の最後まで苦しんだかもしれません。
しかし、手術を受けた事で命を落としてしまったのではと母は嘆いていました。

延命とは何のためにあるのだろうか。祖母からのアサインメントです

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2018/05/07 15:32
訪問&お返事ありがとうございます。

私の、ニコタで仲良しのウクレレさんも、同じ様な体験されたばかりで少し元気が無いです…。
頑張りやさんの優しい人なんです。。
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2018/05/07 14:41
お茶ノはさんへ
こんにちは、広場からありがとうございます。
家族というキーパーソンが存在することは大きいと思います。
色々なことを分かっていて考えていたうえでのリビングウィルが
全く違う形となってしまったことを残念に思います。
お言葉通り、いなくなって分かったことは沢山あります。
皆一緒だとしても人生経験や支える家族がいることで捉え方は十人十色かもしれませんね
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2018/04/30 23:05
勘違いしてしまいました!申し訳ありません。
亡くなられたんですね。

あなたのせいじゃないし、あなたが思うより、おばあさまは色んな事分かってたと思います。

いなくなって初めて分かる、いなくならないと分からない。皆一緒です。
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2018/04/30 23:00
こんばんは。日記広場から来ました(^-^)
ニコタの知り合いで同じ経験した人いました。(その人は大人で、母親が末期の胃癌でした。)

家族の温かい気持ちがいちばん、おばあさまの心と身体を安心させてくれると私は思います。
手を握って沢山お話し聞かせてあげて下さい。
あなたが暗い顔してたらおばあさまが悲しみます。



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