Nicotto Town



羽衣の物語

螢と、ふわり

もらったステキコーデ♪:162

天人女房の話は誰でも知っているでしょう。

男がある日水浴をしている美しい娘たちを見つけました。
見ればあたりに羽衣が脱いであります。
どうやら天人が水浴びをしているのだと気付いた男は
羽衣をひとつ盗んで、隠してしまいます。

いよいよ天に帰る時がきて、羽衣をまとった娘たちは次々に天へと飛び立つのですが
羽衣を盗まれた娘だけはそれがかないません。
やむなく、男の妻となって暮らすことになり、
子供も何人か産まれるのですが、
ある日偶然隠してあった羽衣をみつけた女は、それをまとって天へ帰ってしまうのです。

あらすじはざっとこんなところです。

これと同じような話は海の向こうの支那からはては遠くイギリス諸島にまで散らばっているのです。

盗まれるものはたいてい羽衣で、
それをまとった娘たちは空を飛ぶ事ができる。
白鳥に変身する、としているものもあります。

ところがなぜかイギリス諸島の北部あたりになりますと、
盗まれるのは海豹の皮になり、
娘は海豹の皮をまとって海の底の国へ帰っていく事になっているのです。

その地域に白鳥がいないわけではないんです。
実際、白鳥が登場する伝説や民話は地域に幾つも伝わっています。
不思議ですね。

なお、こちらの地域には、海豹娘の血を引く家系が今も残っていると言われています。

アバター
2018/08/20 15:36
>まゆさん
そのマンガは私も好きです~!面白いですよね。
十二支シリーズでうさぎが出てきたんだったかな……。
もう一度読み直そう。

そうなんです。海豹って羽衣ならぬ……なんていうんだろう。
まあ、海豹の皮で、乙女たちは海底の国にいるんですが、
それ以外の仕立は羽衣伝説と同じなんですよ。
アバター
2018/08/19 09:28
おはようです#
私の好きな宗像教授伝奇考(漫画)にもそんなはなしがあります
海豹っていうのは初めて聞きました。
だから海の中なんですね



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