資料の見方
- カテゴリ:日記
- 2019/02/16 16:44:35
昨今、徴用工問題がニュースになるから、思い出したこと。まだ母が生きていた頃、ラジオ番組だったとおもうが、「戦時中の資料に、わずか10?才の子供まで工員として載っていた、酷い話だ!」というようなのがあった。
母に、「そんな話本当にあったの?ひどいね!かわいそうだね!」と言うと、母はちらっと私を見て、ため息をついて言った。「そうやって人数に入れないと、その子の分の配給がもらえないからだよ、よくあったよ、そんなこと」
母の言った事が真実なのかどうか、私にはわからないけれど、先入観をもつということは危ないなあと感じた出来事だった。