陽が暮れて…
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/10/13 19:17:58
夜の戸張が、降りて
静かに、闇に覆われる
遠くの車の音だけが、
耳に届く
微かな虫の声が、聞こえるだけ
秋らしくなったものだ
寒さが、身に沁みる
なんだか、物悲しく、寂しく、
心が、冷えて行く感じ・・・
つるべ落としに、沈む夕陽
なんだかな
なんだろうな
夏時間とは、異なる
同じ時間を時計は示すのに、
辺りは、真っ暗な闇
昼間との温度差に、
身体は、順応できない
冬の到来が、早まるのだろうか・・・
明日なんて、不確かで、わからない
誰かの存在を憂いてみても、
それすらも、曖昧なだけ・・・
暖かさが、恋しい季節です
ほんのりな暖かさ
それで、充分・・・
夕方になると、少し不安になってくる。
そんな時、「ほんのりな暖かさ」があれば、
安心感を得れて、落ち着く事ができるんだろうなぁ^^