Nicotto Town



なりたくない人になってしまう



あんな人にはなりたくないと思うことがありますかねぇ、私はまだ少しあります。
親には凄く強く思っていたことがありますし、気に入らないことをする人にふと否定の思考が走ります。

ある程度自分も親のようにしていることに気づいてきて、嫌だなぁとも思ってました。

それとは別に自己否定する自分を受け入れる練習をしていたんですが、ある時この「親のようになりたくない」は、親と共通する自分を否定しているんだと気づきました。

つまり例えば酷く冷たいことを言う親がいたとして、それと同じようなことを言う自分を否定している。
あんな酷いことを言う人間になりたくない、というのは酷いことを言う自分を否定、許さないわけです。

(「許さない」が見つかったら私は「許さない自分を許す」ようにしています。
許せないなんて余程の事情が自分にあったのだと、理由や原因はとりあえず置いておいて、そうか許せないんだなととりあえず受け止めることにしています。)

あんな風になった自分を否定、自己否定なんですよねぇ・・・。

それは、それでもいいと思えれば頑なになっている自分とそのルールを氷解することになる。
許せるようになるかもしれません。

酷いことを言う自分も間違いなく自分なので、否定でなく肯定する。
肯定するのはその嫌な奴ではなく、そいつと似たようなことをする自分なのですよ。

(どんな人間だろうが自分は自分だと思ってればこんな悩みはないです。)




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.