前科者
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/01/05 06:25:07
一度でも、
過ちを犯したら、
背負わなければならない十字架
前科、そのレッテルは、ついてまわる
表面的に、許されたように見えても、
忘れてくれは、しない
悔い改めても、信じては、もらえない
常に、そんな眼で見られている
本当に、忘れないのは、自分自身なのに・・・
本当に、辛いのは、私なのに・・・
人の弱さに、呆れてしまう
自分の愚かさに、参ってしまう
どんな責めに甘んじようとも、
決して信用されない
たった一度とは言え、犯した過ちは、
お互いの心に、深い傷を刻む
されど一度・・・
その傷を何度えぐられようと、
かばうことさえ許されない
前科を持つってことは、言い訳の出来ない
鎖に繋がれること
過ちの大きさじゃなく、一度という事実
永遠という呪縛の中に、逃げ場はありません
私が消えるか、相手が消えるまで、
前科は、消えやしない・・・
法律で縛れない前科は、
無限の手かせ、足かせとなって、
私を苛む
それも、仕方のない、自分の過ちだから・・・
つぐなっても、つぐないきれない
前科の重みが、
今の私に圧し掛かる
忘れられない、忘れてもらえない過去が
私についてしまった
私は、幸せなんて求めてはいけない存在
苦しむために、この先も生きる
そんなはねうまさんを受け入れてもらえるんじゃないかな(*゚ー゚*)
えぐられるのは辛いですが、仕方のないことだよね。
今は、それを話したということを(違うかな?)、
精一杯認めてもらえるといいですね☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
それが前科ですから。
鉄の格子の中で過ごした事、そして検事の前で涙を流し、面会者のあたたかい言葉でぼくは生き延びた。
辛かったでしょう。。
ぼくもおなじ仲間です。(小声)
今の状態が刑罰のよう・・・。
これだけ苦しんでいるのに。
「幸せなんて求めてはいけない存在」なんて思わないで欲しい。
事情も知らないのに、こんなこと言ってごめんね。
元気出してよ!