母というエネルギーの省力化…
- カテゴリ:子育て
- 2009/12/10 17:32:38
叱る という行為ほど難しいものは、この世にない。
私が叱るにおいて、まあ、ほとんどは息子が相手なので、気楽っちゃ気楽なんだが。
先日1つ思いだしたネタがある。
小学校低学年の息子が、公園を自転車で走っている最中に操作を誤り、
同級生の女の子にブツかったことがあった。
相手の怪我は かすり傷程度、幸い病院に行くというほどのこともなく済んだ。
ところが、息子はすぐその場で、その子に謝ることができなかった。
カッコつけたい年頃にさしかかっていた というコトもあって、
謝るとかお礼を言うとか、素直に口にできない時期であったことも災いした。
そして、私に報告することも出来ないまま、その翌日から土・日・月の3連休に入ってしまい、
火曜日、担任からの電話で、コトが発覚した。
その場で職務放棄して、菓子折り持って息子を連れて、謝りにいったさ ← 慣れてるw
親同士は双方 和やかに済んだものの、、、女の子は怒っていた。
その後は、う~~~んと頭を使った (*´-ω-`)・・・ どういう風に叱ったもんか、と。
結局、どんな事態であったか いうのを分解し、
何に対して謝らなければならないのかを解説することから始めたように記憶している。つまり、
相手 (同級生の女の子) に与えたもの…
1) いきなり自転車がぶつかってきた恐怖とショック
2) かすり傷といえど、肉体的な痛み
3) 息子が謝らないという不満(それを抱えたまま連休3日間を過ごした不愉快さ)
この3つが同時に襲ってきて、それらが絡まり合った結果の怒りであるということを理解させ、
ついでに息子自身に対しては
4) 謝ることも母に報告することも出来ないまま過ごした連休は、
どこかにトゲが刺さったような、ココロの底から楽しめるものではなかったのではないか…
という感じで、我が身を振り返らせ、
謝らなくてはならないのは決して1つではなく、
相手に対し3つ、自分(のココロ)に対し1つの、合計4つなのだ ! と、くどくど解説をした気がする。
このとき、ヤツのココロは、そうとうな罪悪感に打ちひしがれていたようであった。
↑ しおれてポロポロと涙をこぼす姿が、すっげ~可愛かったぁ (〃▽〃)
その後、私と息子の間で 「とにかく謝ろう !! 」 という結論に達し、翌日から息子は、謝り続けた。
朝、登校して顔を見たら 「おはよう、この間はごめんね…」
帰りまでに、もう1回、機会を見つけては 「この前はごめんね…」
最初の数日は口もきいてくれなかった女の子が、
ぶっきらぼうにも 「もう、いいよ」 と言ってくれたのは1週間近く経った頃だったと思う。
その夜は二人で狂喜乱舞し、ジャンクフード・パーティーに興じたもんだ。
叱るにはエネルギーがいる。だから私としては出来る限り、省エネしたい。
省エネするには、1回で理解してもらわねばならん。
だから、母は省エネのため、時々う~んとう~~~んと頭を使う。
そしてこんなクドい母に育てられた息子は、
万事にキチンと説明を求め、自分が納得しないと気が済まない、面倒なヤツに育ちつつある。
やれやれ… ちょっと失敗したかなw
.
いかに手を抜くかを考えた結果なんだけどなw
なぜか褒められたwww
青年には早いな、中身がまだ幼いし~ (。-‘ω´-)ンー
伝わらないのが、嫌いなんだ、私は。だから、どう伝えるかを考える。
感情に任せて… というのも… ちょっと苦手~。
このへんは性格かな ( ̄~ ̄lll)
私の文章に、熱がないのも、このへんが影響している気がするわーwww
叱られる、って、成長過程においては、あんまり無かった気がする。
ウチの親も注意はするけど、怒鳴ったり感情にまかせて叱るっての無かったし。
だから、ぽやぁ~~~ん と生きてるよ、私も息子もw
感情に、任せずに、相手が理解できるように叱るって難しい。
叱るというか、私はあまり怒らないのですが、たまに怒ると、感情を抑えられずに、全部言ってしまうからいけない。
怒鳴ったりしないし、正論なのですが、正論が正しい訳ではないので、相手を追い詰めるだけになって、申しわけないと思うのです。
叱られる時には叱る親の苦しみを目の当たりにしてしまうから
罪悪感があります
うちの親は叱るの苦手ですぐ逃げますがどうしてもこれだけは!
と思ったものについては青ざめて決意を固めて臨んできます
ここまでちゃんと説明されたら謝り倒す気になりますよ。
普通は起こるんじゃなくて叱っておしまい。しかもガミガミとしつこく。
当然子供はむくれるだけということが多いのに。
こんな見事な諭し方ってなかなか聞かないですよ!
頭ごなしに叱るでなく、物事をちゃんとかみ砕いて
もう過ぎたことをちゃんと認識させる、しかも感情的にならずに。
息子さんはそれは立派な青年になられたことでしょう。
自分が納得しないと気がすまない
逆にコミュニケイトする相手が納得しなければそれもわかるだろうし
失敗どころか大成功子育て話じゃないですか^^
こういう母に育てられた男性って、とても幸せだと思う。
というのは、自分の感情にちゃんと整理をつけながら、納得していく事が出来るし
そういう人間は、他者の痛みにもすごく敏感で、聡くなると思うから、、、
…まあぶっちゃけゆうと、一緒に暮らすことになった女子がラクそうでうらやましいってことです。
あ、先の話過ぎた?。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
気も長くないんでおれ^^;;
勿論こうこうだからと説明はするけど、一方的に説明してゴリ押しみたいな^^;;
子供にも考えさせて納得してもらうって事、実践してはるんですなぁ。。。すごい^^
今度から師匠と呼ばさせて下さいwww
まだ言葉がほとんど通じないので、一生懸命話してると途中で私のほうが泣けてきてしまいます(´・ω・`)
反抗期全開中です
頭ごなしに怒ってもね。
そういうふうに解説されれば
謝った後も
自分の心の中で
すっきり片付けられるような気がします(*^_^*)
うちのママンはひたすら怒ってたなぁ;;
和.comさんのようなママンに育ててもらってたら・・・
もぉちっとましだったかもしれない(*´艸`*)
和.comさんて、見事な「母親」ですね~
こんな風にキチンと向き合って、ゴチャゴチャになった感情を整理してくれて
何を考え何をしなければならないのかを、一緒に悩んでくれて
解決したら一緒に喜んでくれる
そんな母親が一体どれだけいるんでしょうか…
息子さんはシアワセですね^^
でも~マザコンになっちゃうかもという危険も、併せ持っちゃいそうですけどね?www
素晴らしいと思います(^^)
息子さんもきっと、自分の気持ちまで酌んでくれた事が
嬉しかったと思います。だから、きっと素直に反省されて
女の子に謝罪をされ続けたんですよね。
そして、女の子との和解のあと
一緒に喜ばれたってトコに感動しました。
良い親子関係だな~って。
これならお子さんも納得ですよね。
私のような理不尽な母に育てられたわが子が
気の毒になってきましたw
うちも娘が学校で掃除中、床をぞうきんがけしてる時に
横を走る男の子に手を踏まれて小指が腫れ上がったことがあります。
でも、この歳の男の子はあやまるのがやっぱり苦手でww
もう5年以上たちますが、いまだに娘は根にもってるようですww
息子さんはこの件でかえって男を上げた!と思いますよv(・ω・)b