22話　「翼の王」
銀装兵団の面々は大きな犠牲を払いつつもオルト・ゾラを撃破。
オルト・ゾラは、死を覚悟の上っていうか、むしろ死にたがってた感じだったしなぁ。フーさんはもう助からないんですかね？　結構好きなキャラだったので悲しい。
クリムゾンの方は、翼の王を精神攻撃に切り替えて攻略。確かに、魔力は大きくても精神的には少女のような龍だから、そっちの方が効きそう。
翼の王にとどめを刺すか、というところで、結界が破れる。
ネビュリムが力尽きたっていうか、食べられちゃったもんなぁ……。

23話　「雷神」
え？　どゆこと、どゆこと？　キメラちゃんのしっぽの蛇さん、どったの？？（キメラとは別個体の龍（EDのCV覧的にフェルビゴート）だったっぽい）
結界が破れて、翼の王がはじき出され、クリムゾンも傷を負う。
遥か宇宙まで駆け巡るラグナとウォルテカムイの戦いは、圧倒的なパワーでもって、ラグナが押し切ろうとしていた……ところで、ウォルテカムイに天啓が。
この、不死身系男子VS絶殺系女子の回想笑っちゃったｗ　殺尽竜ギルゼアさんいいキャラしてるｗ
かつて、ゼルギアに完膚なきまでに負けたウォルテカムイは、ゼルギアから「何でもできてしまうからそれ以上強くなれない、勝ちたければ何かひとつに尖った存在となれ（意訳）」との指導を受ける。ラグナとの戦いの中、その感覚をつかんだウォルテカムイは覚醒し、それまで押され気味だったのが、ラグナと互角に張り合うようになる。それが雷神の力ってことかな？
一方、地上で、銀装兵団との戦いに苦しむアルテマティア
彼女の回想は、幼い頃のウォルテカムイとの出会い。回想から推測するに、アルテマティアさんは翼の王になる前は、太陽神教のカルラの中の一体だったってことだよね。まあ、操る力（時操魔法）が同じだしね。だれに、なにに、力を使うか､自分の意思を退けられ制限され続けてきたカルラは、幼いウォルテカムイから蟻の中の一匹だと謗られ、逃げ出そうとした途中、自分の不自由さに思い至り、自分の好きなように力を使うと決め、ウォルテカムイや傷ついたカルラたちを時操魔法で助ける。
そして、今、命の危機に瀕して、ウォルテカムイに助けを求めるが、ウォルテカムイはその声を退け、ラグナとの一騎打ちに臨む。

24話　「光」　3/31　最終回
ラグナとウォルテカムイの最終決戦は、ひとつに尖った存在となったカムイを、首を飛ばされてもその場でくっつけてしまうまでに至ったラグナが対竜奥儀2連撃で打ち取り、ラグナが勝利する。
時操魔法を取り戻したアルテマティアが、それを“なかったこと”にしようと時を止めるが、クリムゾンの腕を咥えることでことで、竜の血族扱いで時間停止から免れたへゼラが、これもクリムゾンの銃でアルテマティアを打ち抜き、魔法は行使されずアルテマティアも倒される。
ヘゼラの、今ここで撃つのをやめれば、みんな戻ってくる、という一瞬の逡巡と、それでもこの機会を逃せば翼の王を仕留めることはできないと、引き金を引く流れ、めちゃよかったです。ヘゼラちゃん頑張った！

ヘゼラに撃たれ竜の姿を保つこともできず、太陽の光から逃れようと必死に足掻くアルテマティアの回想。兵隊蟻のように使い捨てにされてきた“カルラたち”。ウォルテカムイの「長生きしろよ」「神様から自由にしてやる」っていう言葉が、アルテマティアにとっての“光”だったんだろうなって。「長生きする」ためにもがき、ウォルテカムイが残した大剣までたどり着いたアルテマティアは「少し休んでから時を戻す……」と言いながら消滅していく。

で、後日談。銀装兵団はほぼ全滅まで追い込まれたものの、リアちゃんは、オルト・ゾラが残した「ご褒美」のおかげで命は取り留める。まだ意識は取り戻してないけど、ラグナは目を覚ますと確信してるみたいだし、きっと大丈夫、なはず！
ラグナは、銀装兵団と別れ、迎えに現れたクリムゾンたちと、「すぐに追いつく」というシンに「先で待ってる」と告げ、次の竜を倒すために旅立つ。
銀装兵団の生き残りのアイザックやシン、フーたちは、それぞれ大けがを負ったりしてたけど、全然めげてないし、またいつか共闘できる日が来そう。っていうか、くればいいな。
原作が終わってない以上、約束された俺たたエンドではあるけども、翼の王とウォルテカムイという大きな敵を下し、最終回にふさわしい良い終わり方だったと思います。
連続2クール、楽しかったです。リアちゃんがとにかくめちゃくちゃ好みだった！　ツンデレ最高、ツンデレ最高！　
また原作貯まったら続きのアニメ化の可能性あるのかな？　期待してます。ありがとうございました。