ヴァンくんがどんどんヤバくなっていく……というわけで、本人ではなく、ヴァンくんに恋する妖精ちゃんと枢機卿の方に働きかけて、ヴァンくんを戦うことなくゾルタンから立ち去らせようと算段するの巻。
妖精ちゃんの方はリットちゃんが担当したんだけど、恋する乙女同士、話ができるはず！　っていう理由で立候補するのかわいくて笑っちゃったｗ　リットちゃんはそれでいいと思いますｗ
で、妖精ちゃんと仲良くはなったんだけど、ヴァンくんに働きかけるのは無理という結果。
レッドさんが動いた枢機卿の方は、うまいことヴァンくんに働きかけてくれる流れになったんだけど、まあ、今のヴァンくんは誰の言うことも聞かないもんなぁ……。きっと枢機卿が言うくらいじゃ無理だよね……。
最後、妖精ちゃんが、リットちゃんがレッドくんたちと合流するところ目撃してたし、やっぱ激突は避けられなさそう。

10話　「勇者と導き手」
からの、リットちゃんがレッドさんのこととか明かして「私が恋してる人を知ってほしくって」って惚気話になるとは思わないじゃないですかｗ
やっぱ、好きだなぁ、この話。
ヴァンくんも、加護が勇者を導く「導き手」であるレッドさんには興味を示してるし、ワンチャン、平和的に解決する可能性も？　一緒に魔物退治に行って、助けたこどもに感謝されたりして、満更じゃなさそうでした、よね？
11話　「勇者の挑戦」
まぁまぁ！　アルベールさん立派になっちゃって！　一期目の荒れてた頃を考えると、罪のない妖精と女の子を守るため、絶対に自分では勝てない勇者ヴァンに立ち向かう姿がまぶしいですよ。本当に成長してる、なんかエスタさんとうまくいきそうで、ちょっとニマニマしちゃいました。
対して、レッドさんに会って、勇者の衝動を感じなくなってしまったヴァンくんは、いい方向ではなく、悪い方向に進んじゃいましたね……。
最後に感じた勇者の衝動である、元勇者（ルーティちゃん）を殺す、という衝動を果たすため、森の妖精を全滅させ、レッドさんたちも殺し、そうすれば出てくるはずの元勇者も殺すと宣言し、それをいさめようとしたリュブ卿を刺して、森へ向かう。
レッドさんは、勇者の衝動の無くなった今なら、言葉が届く可能性があると、最後のチャンスとしてレッドさんはヴァンくんと、リットちゃんは妖精のふりをした災いそのものという凶悪な存在のラベンダちゃんと、それぞれが対峙することに。
さすがに、戦闘無というわけにはいかないか。
12話　「決着、次の旅へ」　3/25　最終回
荒ぶるラベンダちゃんをリットちゃんやダナン達でいなしながら、メインはレッドさんとヴァン君の一騎打ち。
ヴァンくんの鍛錬不足のおかげか勇者相手にレッドさんが善戦し、良い勝負が続く中、レッドさんが回復しようとするのをみて、反転の力を使おうとしたヴァンくんを、ルーティちゃんから力を込めてもらった魔道具（かな？）で、さらに反転し、ヴァンくんの半ば自爆でレッドさんの勝利。さすが、冒険者としての年期が違いますねｗ
その後は、治療の為もかねて拘束したヴァンくんとレッドさんの対話をじっくりと。
暴走したきっかけや、ある日突然加護が枢機卿の加護から勇者の加護に変わったこととか諸々。「勇者であろうとするものが勇者」っていう、レッドさんの言葉は、今のヴァンくんにならちゃんと届いたのではないかなぁ。
ヴァンくんは、それでも勇者として加護を果たすことを選び、でも、自分が迷惑をかけてしまった人たちにきちんと謝るとともに一緒にいてくれた人たちに感謝の気持ちを伝える。
ラベンダちゃんは「ヴァンが変わっちゃったじゃないの！」ぷりぷり怒ってたけども、ヴァンくんから「いつも一緒にいてくれてありがとう」って言われて満更でもなさそうだったし、その後のパーティでは、リットちゃんとの恋バナにノリノリだったから、ツンデレ的アレだったってことでｗ
証拠が、ヴァンを傷つけたことは絶対許さない！　っていう前置き付きで、レッドさんにこっそり渡してくれたブルーサファイアですよね。
1話で、世界の果てまで探しに行っても見つけられなかったブルーサファイアをもらった（さすが古の妖精！）レッドさんは、すぐに加工してもらい……、最後は、リットちゃんへの一世一代のプロポーズで締め。レッドさんのリットちゃんへの実直な愛の言葉と、それに対するリットちゃんのレッドちゃんへのまっすぐな答えが、本当に素敵で。一生そのまま幸せでいてほしいなぁってほっこりできる最終回でした。プロポーズからの1期OPがよすぎてちょっと泣いちゃったのは内緒です。このふたり、本当に推せる！　カプ推し正義！
2期目も基本はほのぼので、波乱はありつつも、このふたりなら大丈夫って安心して見ていられました。次は、ルーティちゃんが幸せになるところを見せてもらえる日が来るといいな。
1クール、本当に楽しかったです！　ありがとうございました。