Nicotto Town


僕のキマグレ


桜雨降るトキ  ~ボクの疑問・キミの用事~


 
 瑠架:そう言えば、キョウは何しにこっちに?
  
  
  
   


  葵夾と会ってから、ずっと思っていた疑問を口にした瑠架

 

 葵夾:それは・・・・

 
 

  視線を彷徨わせて、悩む葵夾


 美羽:ハァ(呆
 
 
   私は助けんからな、自分で言え!モドキ


  葵夾からのSOSの視線を呆れながら無視する事にした、美羽
 
  そんな美羽に、少しショックを受ける葵夾


 獅紋:僕から、言おうか?


  あまりにも悩んでいる葵夾を見て、助け舟を出す獅紋
  獅紋を見て、下を向いて・・・を何回か繰り返す葵夾


 獅紋:どうする?


  再度、葵夾に問う獅紋
 
  静かになる空間・・・・
  
   

     数分、イヤ数秒がたった

  下を向いていた顔を上げ

 

 葵夾:・・・・自分で、言うよ


  少し、弱弱しく答えた


 瑠架:再度、問おう。何故、こっちに?

 葵夾:ルカに、会いたくなって・・・それと、ルカに「お願い」があって


  意を決して言った、葵夾


  瑠架:ふむ。願い、とは?

  葵夾:オレの世界【里帰り】に、付き合ってほしいんだ

 

  少しだけ、辛そうな声で言う葵夾
 
 
  其れに気が付く、美羽・獅紋・瑠架

 
   暗い声に疑問を抱く瑠架、暗い声の意味を知る美羽・獅紋
   だが、聞かなかった

        イヤ、聞けなかったのだ。瑠架は
        葵夾の表情を見てしまったから



  言った事を後悔している様な、迷子の子供のような泣きそうな複雑な表情
  瑠架は、その表情を見なかった事にして葵夾に答えた

 
  瑠架:イイよ。

  葵夾:本当か?

 
  瑠架:うん。何だか、オモシロそうだしね
     それに、キョウの故郷も気になってたしな!

  

  瑠架の返事に、嬉しいような困惑したような顔をする、葵夾


 葵夾:永くなるが、良いのか?

 
 
 瑠架:あぁ!最近、退屈だったからな!

 葵夾:そうか・・・・ミワ、シモン。少し、ルカを借りていく

 獅紋:うん
     気を付けてね?

 瑠架:うん

 美羽:瑠架!

 瑠架:何?母さん

 美羽:迷うな、信じろ
     モドキを、自分を!何を言われても、自分の思い【しんねん】は曲げるな
     
     迷えば、飲み込まれる・・・・方法【みち】が、分からなくなっても迷うな
 
     何時もの、瑠架でいろ!

 瑠架:うん?

 美羽:まぁ、覚えておけ
     『妖化【自分】と向きあって、溺れるなよ?溺れたら・・・・』

 瑠架:心に、留めて置くよ

   葵夾の用事は、里帰りに付き合って欲しいとの事
   だが、一筋縄ですむような感じではナイ
   疑問の一つは、消えた
    少しの事情を知る、母・美羽と父・獅紋
   何も知らナイと瑠架に何かを知る葵夾





 
 
 
     さぁ!役者が舞台に上がった!
        これから始まるは、喜劇か?悲劇か?それとも・・・・
         季節外れの桜が咲いた。
            桜吹雪が、雨に変わり桜雨になる
               この変化は、吉とでるか?凶とでるか?


               
              物語は、やっと始まりを迎えたばかり














 



 
  
  



 

アバター
2013/10/24 20:09
ナイトの洋食店、お邪魔しましたー!
サラダとコーヒーしか頼んでないけれどね!
お試しニコ店はなかなか面白い!

またタウン登りしましょうぜ!
素敵stpお届けに参りましたー!
アバター
2013/10/04 23:40
お久しぶりー!!
ちょっと長い間連絡一切しなくてごめんよ!
生きてるかな!?
私は微妙に息があるけども!ちょっと瀕死びちびち状態ですけども!←こら

とりま素敵Stpお届けしまっす!
最近はニコタ一瞬ログインしかしてなかったからなー。ちょくちょく顔出ししていくよ!たぶん…←こら



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