花壇の白い花
- カテゴリ：アート/デザイン
- 2017/09/20 23:18:41
(^^♪カダンカダンカダン
子どもの頃、住んでいた家の庭は英国風花壇にデザインされていた
夏、玉すだれの白い花が咲くと
一歳前後のわたしは
その白い花を集めるのが好きで
摘んでは大喜びしていたそうだ
自分では記憶にない
この花壇をデザインしたのはわたしが生れたとき
兎の子が生れたと勘違いした名付け親だ
彼は貿易商であこがれの英国風花壇を自分でデザインしたのが自慢だった
花壇の縁にびっしりと植えた玉すだれの見事さが
この花壇を一段と映えさせた
小学生になったわたしはもうこの家に住んでいなかったが
藤の花が咲いたり、ほうずきが実った季節季節に
訪れたので
夏の花壇の見事さを子ども心に記憶している
花壇の見せ処の白い花を
咲くそばから摘まれてしまうのだから
名付け親は頭を痛めた
彼は考えた
そこで、花壇の景観に色を添えるピンクのかたばみを植えた
同じ時期に咲く、どこにでもある花だ
「可愛いピンクの花は〇〇ちゃんのお花だ
だから摘んでもいい
だけど、白い大きなお花は
皆が楽しみにして見るためのお花だから摘んではいけないよ」
が、わたし自身は、中学生になるころには
白い花こそがわたしの色だ！
と確信を持っていた
大人になったら
玉すだれの白い花を庭に植えたいと思っていた
今、団地の玉すだれが咲くのを見ると
子どものころ見た玉すだれの葉と思いこんでいた葉と違う
別の深緑の葉ものを植えこんだ中に
玉すだれを植えていたのではないかと思われる
白い花が際立つ深緑の葉
花壇造りはアートなんだなあと
改めて思う
そうそう、雑草のようにたくましい
だから良かったんだね
今は見かけなくなりました
団地の花壇の縁に玉すだれを誰かが植えてくれて
すごく懐かしく、うれしかった
今では宮古水仙に勝って白一色の花壇の縁取りになってます
実家に雑草のように生えてたやつだった(笑)
ピンクのカタバミも生えてました。あの時代の流行だったのかなー？
いまは実家の庭にどちらも姿を見なくなりました。私以外に植物に興味のある
子どもが育ってないものですから、まあ仕方ないですねー(^_^;)
白の中でも透き通っているのに重厚な、不思議な色ですよね
だけど、赤？には見えたことがない
明日じっと見てみます
たまねぎさん
敗戦の横浜は焼け野原で
闇市以外何もなかったころなので
畑を作らずに花壇を作ったというのが
近所の噂の種だったそうです
花壇の横にはウサギ小屋と鶏小屋があり
食用に兎と鶏をたくさん飼っていたので
卵はたくさん食べさせてもらいました
わたしは、どうやって花の種を集めたのか
ミステリーのひとつです
貿易商だから、いろんなものが廻ってきた
というけど
球根は進駐軍住宅に高く売れたので花壇はそのためだったのかな？
というのがわたしの推理です
庭があるだけでうらやましいんですけど、
さらに英国風となると夢のようです。
私も玉すだれ大好きです！
意外と存在感強いですよね。手入れしなくても自由に咲くし（おい