Nicotto Town


こま猫徒然日記


読書中

今日は仕事が休みで、車の点検にいってきました。
待ち時間が暇なので、ずっと読んでなかった本の中から一冊選んで持っていったのですが、読み始めたらすごく面白い!

読んでいるのはハインラインの「ルナ・ゲートの彼方」です。
いわゆる、デスゲームものに近いのかな?
確かこれは、ハインラインの作品の中でもジュブナイルもの扱いだったと思う。若い人向けの作品。
今で言うところのライトノベル的な。

バトルロワイヤルとかクリムゾンの迷宮とかが好きな人だったらハマりそうな内容です。
SFというだけで難しそうだなあ、と避けてしまったらもったいない作品ですね。

今現在、やっと三分の一が読み終わったくらいなのですが、先が気になって仕方ない。

内容は、成績優秀な高校生の主人公ロッドが、とある試験を受けようと決めたところから始まります。
先生は、「君は優秀だし、わざわざ受けなくてもいい」と言ってきましたが、当人はやる気満々。

それは、本当に死ぬかもしれないサバイバルテスト。
ゲートと呼ばれる時空移動装置を使って、地球から遥か遠くに離れた未開の惑星に少年少女たちが僅かな物資を持って送り込まれる。
暑いか寒いかも知らされず、ただ危険な生物がいるとだけ教えられて、一週間程度、そこで生き延びてね、というとんでもない試験です。

何でこんな試験をやってるんだ、という理由は説明されてますが割愛。

両親は反対します。反対するだけの理由があります。
実は、お父さんがもうすぐ死んでしまう病気にかかってます。未来の治療方法に望みをかけ、近々コールドスリープ的なもの(違うけど、説明めんどい)に入る予定。
その別れの時が、試験期間とかぶる。つまり、普通に暮らす最後の時間を息子と暮らしたい、と考えていた。
両親はその理由を隠していたけれど、それを姉から聞いて動揺する主人公。

ロッドの姉はとある部隊の大尉です。
彼女は男勝りというか男前というか、試験は重要だし、やってもいいし試験を諦めて家族と暮らしてもいいと言う。
で、ロッドが悩みつつも試験を受けることを選んだので、生き延びるためのコツを教えてくれる。
何が必要で何が必要でないか。

そして始まった試験。
ゲートからジャングルみたいなところに放り出されて、最初に見つけるのはとある男子学生の死体。
その死体は身ぐるみはがされていたから、誰かが彼の装備を奪っている。

ジャングルに棲む危険な生物から逃げ、何とか地球から招集の合図が来るまで生きようとしていると、ロッドも誰かに襲われて、気づけば持ってきていた食料も装備も服さえもない。
手元にたった一つ残ったのは、姉からもらったナイフ「レディ・マクベス」だけ。
このナイフだけで、何とか生き延びなくては!

という感じで始まるサバイバル。

ナイフが名前があるとか、カッコいいよね!(中二病的な意味で)

つか、本当に面白いんです。
というわけで、今日は読書モードに入りたいと思います。

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2015/08/30 18:55
こんにちは!
ゲート、自衛隊が異世界へ。私は知らなかったのですが、そういうのがあったんですね。検索したらかなり人気作みたいですね( ̄▽ ̄)
やっぱり王道は面白いといった感じなのかも?

ポオは随分昔に何冊か読んだ記憶があります(鳥頭だからあまり覚えてないですが)。
随分昔の作品だとしても、今読んでも面白いという作品は多いですよね~
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2015/08/30 14:26
ゲート
アルファポリスでやっている自衛隊が異世界にゆくお話
いろんなところからパーツを取り寄せていますが
「門」の発想はハインラインだったとは

 私は資料としてパラパラ読み
『英国鉄道文学選』という絶版書とか、最近でてきた『国王陛下の新人スパイ』とか、いまさらのポオとか……



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