Nicotto Town



日本には飛び級がない


「身長の高低にかかわらず、全員に同じ大きさの寝台を与える」

「各人の身長にあわせて適切な大きさの寝台を与える」

どちらが平等だと言えるのでしょうか。

前者は、共産主義者、社会主義者のとなえる「平等」であるとしてしばしば例に挙げられるものです。
しかし、誰もが満足する状態が平等であるとするならば、当然後者の状態が平等であるはずですね。

戦前は日本の学校にも飛び級、落第があったのだそうです。
今でも、私立学校によっては落第はさせるところがあるみたいですが、飛び級はありません。

しかし、これは平等だと言えるのかな、と思います。

学童、学生の能力次第で、授業が自分のレベルとあわないという事はあるはずです。
今の教育って、教育レベルに生徒をあわせるという方法をとっており、これは「身長の高低にかかわらず同じ寝台を与える」方法なわけです。

でも、その授業レベルが低すぎて、つまらないと感じる個人もいます。
ずっとその状態の授業に出させられると、それは既にわかっていることなので、
結局授業中に他の事をやるようになってしまいます~。
(実は私、この状況で小説を書き始めました)

これね、小学生の頃からそうなると、悪い癖がつくという事なんですよ。

各人にあった授業レベルの授業を受けさせる、という選択肢もあった方がいいと私は思います。
体育実技などはちょっと困るのかもしれないけど、それこそ、各人のレベルにあわせて授業内で対応できるんじゃないでしょうか。

飛び級、復活してほしいですね。

そして、授業レベルが高すぎてついていけないという生徒、つまり「落ちこぼれ」も必ずいます。
落第は、悪い事ではありません。
一度でわからなければ、同じ学年をもう一度やって、頑張ればいいのです。
わからないまま、学年があがっていけば、ますます授業についていけなくなってしまう。
その方が、可愛そうだと言えないでしょうか。

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2017/08/15 23:12
>歌留多さん
おぉっ。妹さんと同じクラス。
これは凄いですね~。
下手に転ぶと不幸な結果になったかもと思いますが、楽しい事になっちゃうのはいいですね!
病気で留年したという人も知っていますし、
不登校から学校に復帰する人もいるでしょうし、
今の学校はどうもそういうケースをうまく受け入れられてない気がします。

そういう点では、もうちょっとフリーな部分が増えてほしいなあ、と思っています。
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2017/08/15 22:46
そういえば、高校の時に、女友達のお兄さんがスポーツの大会で大怪我してしまって、留年になって、一緒のクラスになったのだけど、妹と兄が同じクラスに☆
細マッチョでめっちゃ人気者でしたw 文化祭の劇でも主人公に。
妹と同じクラスに入れちゃうものか!( ゚д゚ )と、当時はびっくりした(妹さんと前から友達だったので)けど、楽しい結果に転んだようでした。
楽天的にポーンと行ける場合もあるのねw
人には事情っていうものがあるねん!あるあるやねん!っていう開き直った受け入れ態勢も大事かもw
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2017/08/15 01:16
>歌留多さん
そうですよね~、先へ進めなくてじたばた、授業がつまらーんと言っていた身としては、
ほんとにモチベが低くなっていたと思います。
学校に期待しなくなってしまいました。

一方、できない、わからないというのはクラスの中で絶望感が増すな、とも思うんです。
どんどん置いていかれてしまいますよね~。
落第しても良いのだ、という雰囲気はほしいです!
病気やその他の理由で留年した人が、肩身の狭い思いをする事もなくなりますし~
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2017/08/15 01:13
>団塊世代さん
おおぅ。小学生の頃からアルバイトですか!
昔はそうだったんですね……。
そんな中大学まで出たというのは凄い事だと思います。

団塊世代さんの優しさとか穏やかさの根幹が、少しだけ理解できたような気がします~。
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2017/08/15 01:11
>浅岡さん
私は子供の頃強くアメリカナイズされた家庭で育ったりしたので、
思想的に相当影響されているのかもしれません。

日本の学校にも良い点はたくさんありますが、
あまりにこうした選択肢がない事が昔から口惜しくもあり、残念でもありました~。
特に小学校はばらつきが大きいですから、こうしたシステムが導入されればなと思います。
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2017/08/14 22:48
得意科目すら、クイズ番組で「あれあれ」とすぐには出てこなくなり・・(ノД`)・゜・。
気持ち落第で図書館で(´・∀・`)ヘーと読むようになっていますw

得意科目だけでも先に進めたらモチベーション上がりそうですよねw
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2017/08/14 19:20
おいらの時代は、大半の人が貧乏でしたので・・幼稚園も行かず公立の小学校・中学校・・卒業して働く学友が30%以上はいた記憶があります・・幸いにもおいらは高校に行き大學にも行かせてもらいましたので幸せです。アルバイトは小学生からずっとしていましたが自分自身の良い経験になりました・・今さらに亡父に大変感謝しています(ちなみに母は高校1年生の終わりに他界しましたので・・)父と子で何とか生活していました。親一人子一人の生活はやはりきつかったです・・団塊の世代なので相当の競争は激しかったですよ!!今になると・・何故か懐かしいです・・
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2017/08/14 17:35
>一度でわからなければ、同じ学年をもう一度やって、頑張ればいいのです。

アメリカの高校はそういう考えらしいですね。
成績が悪いのだから、進級させずに、もう一度、同じカリキュラムを勉強させることのほうがその子のためになるという考えのようです(河合隼雄さんの本に書いてありました)

>各人にあった授業レベルの授業を受けさせる、という選択肢もあった方がいいと私は思います。

将来、そうなって欲しいです。そのほうが誰にとっても益があるように感じます。

ではでは~
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2017/08/14 15:55
>ニャンディさん
うう……そういうご友人がいらしたんですねー><
私も、いくつかの科目はもう一度学び直したい、と思った事があります。

飛び級がだめなら、単位制でもいいんじゃないかなと思います。
一年でたとえば数学の単位をとれなかったら、翌年も一度同じのを取ればいい。
得意科目はそのまま先へ進めばいいですよね。

何にせよ、今のままではやる気のある子は育たないような気がするんです。

ゆとり教育はほんとにひどかったです><
今は少し改善されてるのかなー。
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2017/08/14 15:43
勉強って、一つ分からなくなったら、次に進めない科目って、あるのですよ。
すべて、こなしている生徒もいれば、駄目な生徒もいる。
ゆとり教育とか言う物が導入されてから、ますます、おかしくなったような
気がします。

各人に合わせた授業、必要だと思いますよ。
同じ学年、もう一度やるって事が、恥ずかしい事ではなく、ごく当たり前に
なったら良いなって。
落第=恥ずかしいよりも、分からないままにして置く事の方が、恥ずかしい。
自分が一番分かっている事ですから。

私の友達、亡くなりましたが、もう一度、中学生ぐらいに戻って、数学の基礎を
学び直したいと口にしてましたよ。
生徒の添削をしていたのも手伝って、元々、勉強は好きだったと思うけれど。

飛び級、これ、復活して欲しいですね。



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