Nicotto Town



沈める寺

水中の神殿

もらったステキコーデ♪:234

ドビュッシーの前奏曲第一集に、「沈める寺」という名曲があります。

水中の遺跡というと、私はこの物語を思い出します。

もとになったのはブルターニュあるいはコーンウォールの伝説で、
概要は次のようなものです。

かつて、キリスト教の信仰篤い王が治める都がありました。
ところが王女はひどく奔放な娘で、様々な不敬な行為を働きます。
そして情夫と欠け落ちを計るのですが、神の怒りを買い、
都ごと海に沈められてしまうのです。

けれども都の聖堂の鐘は、今でも海の中で鳴り響いています。

この都は百年に一度浮かび上がる、とも言い伝えられています。
もしもその時に都に現世の人が足を踏み入れ、祈りを捧げてくれれば、そのまま地上にとどめられるというのです。
けれどもその条件が満たされなければ、再び都は海の底に沈んでしまうのでした。

今、本が書庫から出して来られないので細部などは間違っているかもしれませんが、
このような伝承です。

いかがですか。

耳を澄ませば、海の底から鐘の音が聞こえてくるかもしれません。

そして、沈んだ都はコーンウォールの先にあったライオネスという王国であったとも言われます。

そう、イギリス諸島にも、雨明沈んだ王国の伝説があったのです。

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2019/03/07 20:41
>jijiさん
そう言われますと、照れます。
照れます!
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2019/03/07 20:06
そうですね~。あの時、あぁしていたら・・・・・と考えるときりがないですよね。私も、あの時あぁしていたら・・・なこと一杯ありますよ。

でも、お母さまの意向をくんでさしあげた、うさぎさんは、とてもお母さま思いの優しい息子さんだと思います。
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2019/03/07 00:23
>jijiさん
いちいちオークションに出すのも大変ですけどねw
今は病気もありますし、二度とやりたくないです。もう自力ではちょっとも動かせない気がします。

うちはほんとは、吉祥寺あたりに越したかったのです。
そうすれば都心がもうちょっと近いですしね……w
おふくろは当時まだ横田基地で教えてたから、そういう事もあったんだと思いますが、
越してたらまた色々違っていただろうなあとも思うんですよね~。
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2019/03/06 19:40
すご~い!!!!そりゃ、引っ越し大変だ!!
それは、オークションで高く売れそうですね、マニアな人たちに!!!!

お母さまの気持ちもわかりますよ。知った土地がきっとよかったのでは?新しい土地って慣れるのに、結構体力とか気力がいりますよ。私も引っ越しだけは、何度しても好きになれません・・・・。
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2019/03/05 18:21
>jijiさん
はい~。私は引っ越しはなるべくしたくないんです。
理由があります。
蔵書が5桁なんですよ。
まあ文庫本とか漫画本、新書も相当数はありますがハードカバーも万は下らないんです。
以前の引っ越しの時は本だけでダンボールに40数箱あったはずです。
当時より当然ずんと増えていますから……もうやだ。
今となっては手に入らないものばかりなので、処分もできないのです。というかしたくないw
絶版とか版元品切れがずらっとありますので……。

おまけにピアノも楽譜もCDも……。
事実上不可能に近いですw

ほんとは私は今の土地があまり好きではありません。
山の北斜面で、あまり陽射しが入らないからです。
結婚して家を建て替える時に、別のところへ引っ越そうと口を酸っぱくして要ったんですが、
母が、がんとして譲らなかったんです。
まったくも~。
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2019/03/05 14:55
羨ましい! 引っ越しは少ない方が絶対にいいですよ。うちは、あと1,2回引っ越しが待ってます。年々、荷物も多くなるし、年も取るしで苦痛になってきています。もう、引っ越しはいや!!

いろいろあちこち住み歩いて、結局やっぱり自分の生まれ育ったところが一番好きです。外国へ出ても、やっぱり一番好きなのは日本。違う土地に住みたいとは思ったことがありません。外国は、遊びに行くところであって、住むところじゃないと認識してます。そして、国内も、自分の生まれ育ったところが一番好き。

だから、移動のないうさぎさんがうらやましいです。いらぬストレス抱えなくて済むもの。
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2019/03/05 00:17
>jijiさん
なるほどっ。
確かに、引っ越しの時はものを処分しやすいですね~。
それ、面白い有用なルールだと思います。

うちは引っ越しほとんどしてないからなあ。
私が幼い頃に今住んでいる市に引っ越してきまして、
その後祖母たちが転居してきて、同居する事になって引っ越し、
叔父が同じ市に引っ越してきて、祖母が亡くなった時その家を相続したのが叔父だったので
元住んでいた家に引っ越し
その後私が結婚して家を建て替える事になり、その間だけ社宅に引っ越し
そして家が出来たので再び家に引っ越し
これだけしか引っ越ししていないのです。
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2019/03/04 22:24
多感な時期にご両親が離婚なさったんですね。しかも、お父様の浮気から・・・・。それは、お母さまの味方をしない方がおかしいですよね。

はは、引っ越しするたびに捨てましたよ。だって、いらないもの持ち歩いても仕方ないし。うちのルールで3年開けずに箱に詰めておいたものは、捨てます!(きっぱり)
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2019/03/04 02:52
>jijiさん
うちの両親が離婚した時私は高校生でしたから、親父の事情もだいたいは知っているのです。
しかし、親父が浮気していた相手がちょっと常識はずれの人だったんで……
(毎日無言電話とか、何度かうちに殴り込みしてきた事があり、かなりいろんなものを壊されてます。高価なものを含め)
なるべく公平にみても、おふくろの味方でした。

親父の方が私との相性は良かったんですけどね……。
色々と残念ですが、子は親の離婚については何も言えないんですよね。
その事についてはとても、もやもやしたものが残っていますね~。

jijiさんもお嬢さんのもの捨てたんですか~w
それは……きっと許してもらえませんよw
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2019/03/03 23:54
母は、叔父が亡くなったときにすごくようこおばを攻めた(だから、おばは葬儀にも出席しなかったんだと思います)のですが、その時、私はもう結婚していて、結婚とはなにかもわかっていたので、母の一方的な話しは右から左へ聞き流していました。離婚には、絶対に双方の言い分があるはずです。うさぎさんは、お母さまの側からのお話しをたくさん聞いてらっしゃるでしょうが、お父様側の言い分もきっとあり、2つを照合して納得する必要があると思うんです。叔父は最後まで離婚については、語らなかったんですが、ただ、ことあるごとに叔母が忘れられないとこぼしていました。だから、お酒におぼれていったんですよね。

自分の好きな人に好いてもらえない苦しみは、とてもつらいものだったと思います。

私も、母親ですから、娘のもの、ずいぶん捨てましたよ(笑。 今でも蒸し返して言われます。

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2019/03/02 20:19
>jijiさん
いえいえ~、小説では今お金もらってないからプロではないんですよ~。
いいとこセミプロですかね。

ああ。いもとようこさんと血は繋がっていないんですね。
つらいお話です><
叔父さんのその状況、わかります~。
私は離別じゃなくて死別ですが、絶対に忘れられないし、辛さはいつまでも残ります。
うん……。

うちは両親が離婚しておりまして、
私が結婚する時、式に両親が揃ってないのもな、というのでかろうじて父方母方の親族が父の出席を認めましたが、
その後私が連れ合いを失った時も、葬儀には現れませんでした。
離婚って凄く感情的なしこりが残りますしね……。
うん……。

あー。
母親って大事なものを捨ててくれますよねえ。私は随分本をやられました。被害絶大です(恨みは死ぬまで忘れないぞ)。
きっと、今ならオークションで売れたと思いますよ~。
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2019/03/02 14:34
ネット小説家、恰好いいですね!道理でとても文章力がおありだと思いました!!!なんでもお詳しいうさぎさんには、ぴったりのご職業かと。

いもとようこさん、詳しくは、元おばで血はつながっていませんの。話せば長くなるのですが、叔父の奥さんだった人なんです。二人とも学生時代に結婚し、ようこおばを絵本作家にすべく支えたのが叔父です。でも、結婚生活はうまくいかず、離婚したんですよ。で、叔父はその後叔母を忘れられずに苦しんで再婚後アルコール中毒から糖尿病、鬱になり、亡くなりました。おばは、叔父のお葬式にも来てくれず・・・・・。夫婦のことは、夫婦にしかわからないことがあるので、私の知っている2人の話しは、ざっとこんな感じです。(これに尾ひれがいろいろつきますが~)。おばからは、作品やら指人形やらいろいろ子供のころに作っていただいてたくさん持っていたのですが、母がまさか叔母がそんな世界的に有名になるとはつゆも思わず、全部捨ててしまいました。今ならオークションで売れたかもね!!
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2019/03/01 14:03
>jijiさん
今はしがないネット小説化です~。
以前は(右が失明する以前は)ゲームノベル的なものを請け負って書く仕事をしていました。

うわあ!いもとようこさんがご親族。いいなあ!
絵本作家さんはほんとに素晴らしい絵が多いですよね~。
いもとようこさんの絵もそれはもう!
jijiさんは絵描きの血筋を脈々と受けられてるんだと思いますよ。
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2019/03/01 13:18
うさぎさんは、小説家さん?なのかな??すごいです。

私、絵本作家のいもとようこさん、実は親戚なのです(ふふふ。
おばほど、絵心ないし、あのような絵は描けませんが・・・・・・。
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2019/02/28 16:16
>キャサリンさん
そうですね~。
大抵は天罰とか神罰をこうむって沈んでしまうんです。
現代人は信仰心を失っている、とよく言われます。
それが、天罰を呼び込むものなのか、
それとも天罰すら招かないほど信仰心がなくなっているのか……。
いつかわかる日が来る、事は期待したくないですよね。
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2019/02/28 16:14
>エリーナさん
きっと、クラシックの話題だからエリーナさんがコメント残して下さるのではとお待ちしていました~。
ふむむ……冒頭部分ってそんなわかりづらかったっけ?
などと首をひねってしまう私は割りとああいう楽曲と相性がいいらしいという事に最近気付きました。
実は弟子が同様に、冒頭で苦戦してたんです。

ノクターンの13番か!
いいですね~。
ノクターンの中で一番好きかもしれません。
私実は、ノクターンは学習した事がないんです。
先生に弾かせてもらえませんでした。
ピアノ科・作曲家・楽理科・指揮科あたりの学生が学習できるショパンというと
ワルツ、ポロネーズ、エチュード、あとせいぜいがバラードとかか><
子供の頃、いつかノクターンに行けると思っていたので、がっかりした憶えがありますw
頑張って下さい!
でもくれぐれも、「楽しんで」。
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2019/02/28 16:11
?惠の字さん
そうそう、それです~。
小さくなってしまったニルスが食べられるものがない、というのが衝撃だったのと、
薔薇の実って食べられるのか? という疑問が。
その後庭の薔薇が実を付けるのをじいっと待っておりまして、
実を見ながら「食べられなさそう……」と首を捻った憶えがあるんです。
だって固いじゃん!

わあ、わざわざ調べて下さってありがとうございます。
便利な時代ですね~。
そして今は文庫版になってるんですね。
kindleになってるか見てみて、DLできるようならいずれ買わねば!
……これ以上紙の本を置く場所がないのです><

この時代のこと、そのテーマで研究されている方の論文がネットにあっても不思議ではありませんね~。
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2019/02/28 16:07
>jijiさん
お好きですか-!
相当ひねくれたものもありますが、私もまあまあ好きです。
ドビュッシーで一番好きなのが上記の曲ですが(ピアノ曲ね)、
他に「雪の上の足跡」なども好きです。これも前奏曲州だな。

ええっ。
曲から絵を描く……。
さすが芸術家のjijiさん。
私、文章なら思い浮かびますが絵はちょっと><
絵心ないんです。
う、うらやましい……。
挿絵を描いてくれる方には毎度、イメージを説明するのに苦労しているというか、
「髪の色は? 目の色は? 髪の毛はどんな感じ? 痩せてるの肥ってるの?」
……考えてもみなかったよそんな細部。
と悩む事しきりなのです。
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2019/02/28 08:13
今日のようなお天気の日に
しっくりと読みたい・・・物語ですね。

都が海底・湖底に眠るという伝説は各国各地にあるのでしょうね。
そこには様々な教訓が込められているようにも思います。

今の世界がそうならないように・・・祈るのみです。
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2019/02/28 04:41
この曲は一箇所弾きにくいところ(最初の海の波がだんだん大きく動くところ)があってかなり苦労しましたが、暗譜してなんとか発表会で弾けた思い出の曲です!

今はノクターンの大好きな13番Op.48-1をやってますが、難しいので先生から暗譜するように言われてまた苦労しそうです(; ̄ー ̄川 アセアセ
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2019/02/28 00:20
「野バラの実で命をつないでいる」ですか。子供心に衝撃だったのですね。
……って、実は自力ではぱっと思い出せなかったり。
ネットで引きました。アッカ隊長が一緒に食べ物を探してくれたシーンですね。
便利な時代です(汗汗)。

わたしがこの作品に接したのは、小学校低学年のときのアニメ化が先で、
その後、中学年の頃に学級文庫や学校図書館で読み漁ったのですが、
版が違うと載っているお話が微妙に違うのですね。
その後、この作品は第1部と第2部に分かれていて、第1部は完訳ですが
第2部は抄訳の版の方が多いことを知ります。
そこで、お小遣いを貯めて偕成社文庫の完訳版を手元に置いて現在に至ります。


ちょっと見辛いですが、抄訳版でしたら岩波少年文庫版がネットに上がっています。
第2部は粗筋のみの版とのことです。
  http://e-freetext.net/nirusu_hushigina_tabi_jyo.txt
  http://e-freetext.net/nirusu_hushigina_tabi_ge.txt

「ノバラの実」は上巻の「エーヴェードスクローステル公園にて」
「海の底の都」は下巻の「海の底の都」
にあります。
偕成社文庫版は全4巻なのですが、「海の底の都」は
1巻の終わりの方のエピソードなのですよね……。


「海の底の都」のお話、どのくらい広がっていてどのようなバリエーションがあるか
調べて下さっている方がいらっしゃれば面白いのですが。
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2019/02/27 23:24
ドビッシィーのピアノ曲は全部好きです。とても旋律が複雑で聴いていて全く飽きません。今度、その曲を聴くときは、うさぎさんの話してくださったお話を思い出しながら聴いてみようと思います。きっと、違ったイメージがわいてくるでしょうね。私は、曲から絵を描いたりするのも好きなので、いいイメージがわいてくるかもしれません。
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2019/02/27 21:48
>クレイオー
世界各地の洪水伝説を全部並べたら面白いかもしれませんね!
ニューギニアだったか、南洋のものはひとつ知っているのですが、
南北アメリカ大陸の洪水伝説は、私、知らないのです。
あと、アフリカもですね~。
どんな伝説が残っているか、興味ありますね!
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2019/02/27 20:25
こんばんわ。

ノアの方舟のような大洪水伝説は、世界各地にあるようです。
一説では、1万2000年前に氷河期が終わり海面が上昇した記憶が神話や伝説として残されていると言う物があります。
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2019/02/27 20:17
>惠の字さん
うわ、『ニルスのふしぎな旅』を読んでのは小学生の低学年頃でした。
図書室で借りちゃったので、その時以来読んでいないんです。
そんな話があったか……。
なんか、薔薇の実を食べる(?)話が一番強く印象に残っていて……。

貴重な情報ありがとうございます。
地域的に考えると、ゲルマン・ケルト系のバージョンなのかもしれませんねえ。

人間は海や湖を見ると、底には何かが都を作って住んでいると思うのかもしれません。
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2019/02/27 18:18
「ニルスの不思議な旅」でも似たようなお話は出てきますね。
贅を極め、物を大切にしなくなった都が神の怒りに触れ、海に沈められてしまう。
百年に一度浮かび上がったときに外から来たお客さんが
お買い物をしてくれたら地上に留まれるけど、
そのとき迷い込んだニルスにはあいにく手持ちが無く、
物質的栄華を誇る都は再び海に沈んでしまう……。

「ニルスの不思議な旅」はスウェーデンの地理の副読本として書かれたそうですが、
このお話は執筆当時既に物語の舞台となる地に伝わっていたものなのでしょうか、
作者がこの次に出てくる街との対比の為に挿し入れたお話なのでしょうか。



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