眠れないうちに朝~
- カテゴリ:その他
- 2020/02/29 09:13:18
丸木戸手稿、もしくは丸木戸文書(ランチェスト少佐版)によれば
第二の月が現れる時代の始まりに
人類の滅亡への兆しがみられるという。
黄泉の国の門は開かれ
亡者が地にあふれ
生者は疫病に次々と倒れる。
諸国の王は、新しき神々への信仰を捨て
古の神アマテラスに生け贄を捧げ救済を願うが
疫病はおさまることなく、人々は次々と亡者の群れに交ざっていく。
やがて、海は沸騰し、魚は白い腹を見せて海面を埋め尽くし、
深海の巨蛸は獲物を求めて地上を襲う。
やがて、海の水は腐り瘴気をを放ちはじめる。
一方、サラクスタ秘本にも、
第二の月の時代のはじまりに、メノルカ島を中心に
黒死病が猛威をふるい、
海が腐り、
クラーケンが島をひと飲みにするという記述がある。
洋の東西で酷似する人類滅亡の様が述べられている点が興味深い。
しかしながら両文書共に、
それぞれ失われた文字・言語で記されている部分も多く
現代でもすべてが解読されているわけではない。
すべてが解読されるには、五千年はかかるのではないかと
米・サクラメント大のライアーパイン教授は
2019年12月、ミリ・ニグリ誌のインタビューで語っている。