8話　「魔女と魔剣ー第三幕ー」
魔剣をもってアシャフとマット・クーガの元にたどり着いたギド。
傷ついた二人と対策を立てる暇もなく、処刑人と操られた騎士団が追いついてくる。
魔手を使い人を操るが「魔女には効き目がない」と、処刑人は代償として騎士団員を自決させる。その隙をついて逃げ出してくるヘルガちゃん。
しかし「“魔女には効き目がない”というのは嘘」だった。操られたヘルガは処刑人に魔剣を渡し、魔剣はついに封印を解かれる。ヘルガの心臓を貫くことによって。
処刑人に家族を殺され、魔剣を託され逃亡したヘルガちゃんの回想を挟み、顕現した魔剣を操ろうとして、失敗する処刑人。
処刑人は、自分の力の及ばないものを解放してしまったことを認められず、魔手に更なる生贄を捧げて魔剣を従えようとする。
心臓を貫かれ、死にかけのヘルガの「せめて！　せめて！　最後にキスくらいはしてみたかった！」という望みを聞いたアシャフは、ヘルガに目を閉じるように促す。
まあ、ちゅーするのは当然ギドなんですけどねww　久しぶりに本体の方復活クルー！

9話　「魔女と魔剣ー終幕ー」
解放された魔剣の世界を滅ぼすほどの力、しかし、それは唯一無二の物ではない。
ひっさしぶりに元の姿に戻ったギドの圧倒的な強さよ！
魔剣を、アシャフに禁じられた右手は使わずに世界を滅ぼす暇など与えずに撃沈。
逃げ出した処刑人も遠くから小石を飛ばして四肢をちぎって行動不能に。
話せる情報はほとんど持ってなかった処刑人と裏切り者のローエルは、「生きてることを公開する程度」目にあわされ、今回の事件の責任を負わされることに。
ギドによって傷を負い、眠りについた魔剣の独白……自分をだまし、眠らせた魔女クエンナに対する複雑な想いと、何度誘惑してもそれをはねのけ、自分を封印し続けた、クエンナに瓜二つのヘルガに対する見つめたくない想いの中で、煩悶しながら閉幕。
魔剣が完全に壊れた訳ではなく、時間がたてば復活すると知った時のヘルガちゃんの表情が良かったです。

10話　「起源の魔女」
アンジェラさんCV花澤さんなのよすぎた！

ヘルガちゃんを魔響教団に案内する間、教団の秘密を隠匿する契約を結んでいないギドさんが、お留守番中に起こる起源の魔女アンジェラとの邂逅。
魔女に対して過敏すぎるギドさん以外は信じないような噂（老婆が薬草を煎じるのに魔術を使ってるだけで魔女ではありえない）に引き寄せれられ、噂を話していた子どもたちに案内させて屋敷に向かうギドさん。
いたのは普通の優しいお婆さんで、ほっこり……と思わせておいて、前回の魔女と魔剣編で事件を起こしマット・クーガに処分された処刑人の兄が現れギドさんに弟の行方を問い詰めようとしたところに、本命のアンジェラさんが登場ですよ。
ギドさんに呪いをかけ、今の体（アンジェラさんの体を調整したものらしい）に封じ込めた魔女であるアンジェラさんは「そろそろ、本気でやり合おうっか、ただし私を見つけられたらね」と、意味深な言葉と「B4]というメッセージを残して去る。
街に魔女が現れたと知らせを受け、アシャフさんが慌てて駆け付けた時はすでに魔女は消え、傷ついたギドさんが倒れているだけだった……。

話数的に、ギドさんとアシャフさんの出会いまでやる感じ？　２クールじゃないよね、さすがに。


11話　「雄弁と沈黙ー序幕ー」
12話　「雄弁と沈黙ー終幕ー」
アシャフ先生のハルベルちゃんの召令魔術の解説を聞いて、棘先輩の事思い出した人！（挙手）でも、どちらかと言えば、異修羅の世界詞でしたねｗ

時間がなくて2話まとめて視聴。
アシャフに対して不信感たっぷりのギドの様子に、アシャフが、ギドとの出会いを思い出し、回想へ。
3年前、魔女がいるけど何も事件は起こってなかった村に、突然異変が起こり始め、アシャフは魔女を保護すべく、村へ向かう。
村にいるのは、魔術の使えない魔女ハルベル。少し前から魔術としか思えない事件が起こるようになり、村長やスヴェン親子に庇われてはいたが、一触即発の状況。
アシャフがハルベルと接触した時もちょうど村人に難癖をつけられており、アシャフの魔術で事なきを得たかと思ったが、そこに現れたギドと戦闘になりかけたところで、魔術を行使したとしか思えない魔物が現れてギドを退け、そのせいで余計疑われる羽目に。
アシャフは、ギドを拘束し、ハルベル姉弟の家にゆき、ハルベルちゃんの入れてくれた紅茶を堪能しながら、魔術講座（ここでハルベルの召令魔術の解説）をし、魔響教団に身を預けてくれれば守ることができると説得する。
しかし、翌日、アシャフが姉弟の家を訪ねる前に、事態は急変し、姉弟を庇っていた村長までもが魔術のしわさとしか思えない方法で殺害されたことで、村人たちは仮面を被った男（処刑人ですよねぇ）と共にハルベルの家に行ったと知らされる。
その場に居合わせたクレイグと共にハルベルの家に向かおうとして、怪しい動きを見せるクレイグに向けて即座に銃の引き金を引くアシャフ。……最初から疑ってましたよねぇ、これ。
アシャフの洞察はあったっており、クレイグは二人一組で行動する処刑人の片割れであり、クレイグの操る骨みたいな魔物にアシャフは重傷を負わされる。
一方、ハルベル姉弟の家を訪ねる仮面の男……スヴェンと村人たち。村人の暴走で弟は殺され、姉もまた……というところでギド登場！　アシャフに言われ、呪いを解くには奪うばかりではなく与えなくてはならない、とハルベルを救いに来たギド。だが、処刑人の力も強大でギドのままでは敵わない。
烏の群れに変化して重症を負ったアシャフが駆けつけ、ハルベルに何事かを告げ、ハルベルはギドに口づけをする。
力を解き放たれたギドは、本来の力でクレイグを瞬殺。ハルベルもまた、封印された魔女の力を取り戻し（お互い魔女で、お互い封印を解き合った）召令魔術で家を約炎を消し村人を止め、スヴェンを消滅させる……。
後日談で、弟くんは心臓が止まってた“だけ”だったので、ハルベルちゃんの力で助けることができてたの本当に良かったです。めちゃいい子だったし！　あと、ハルベルちゃんの紅茶がめちゃ美味しくってまた飲みたいのを、魔術にかけられたと思い込んでたギドさんが可愛かったｗｗ　そか、今まで“美味しい”って知らなかったんだねぇ。

そして、現在に戻り、アシェフとギドは、アンジェラのメッセージを受け、フォール（階層世界）のB4（オルエンシア・セット）へ……というところで、過去編は終幕。
ここまで見せてくれたからには2期のご予定ありますよね？　あってほしい！！（今のところ情報はなし）
もちろんアシャフさん＆ギドさんもよかったですが、とにかく美と死のファノーラさんとヨハンくんが最高で。めちゃくちゃはまったし、面白かったです。いいよね、ダークファンタジー！
1クールわくわくしながら視聴できました。ありがとうございました。