昨日、仙台の昔からある横丁を散策してきました。
昔昔からあるその横丁は今は小料理屋や飲み屋さんに混じって
洋食屋さんや、雑貨屋さんやデニム専門店や革製品、
ボタン専門店！（ボタンだけ扱う店があるなんて）
民族的な製品を扱う店、洋楽バンドのグッズを扱うお店
楽器屋さん、時計屋さんなどなど商店街や横丁には
小さな区画に色んなお店がひしめいていました。

私たちがお昼を食べたのはレゲーミュージックを
レコードで流すカレー屋さん。
レコード盤が歪んでいるのかなんだか音が間延びする
時があって、なんとも緩い雰囲気。
でもカレーは美味しかった＾＾

横丁クルージングと銘打ってブラザー軒という
建物を基点にスタンプラリーをしてたのですが、
このブラザー軒という中華レストラン？が
素敵でした。
明治から続いているらしいのですが
その建物自体はいつからなのか・・。
とても哀愁たっぷりな建物でした。

外側からはちょっとわからない中の作り。
階段の手すりや床の材質やデザイン、天井の高さなど
なんとも味わい深いものが。
わざとらしい作られたレトロ感じゃなく
本当にそのままやってきたら、こうなっちゃいました的な
ナチュラルなレトロ感がいいね。
地下のギャラリーには横丁あたりの昔の様子を語る人たちの
言葉を収めたファイルがおいてありました。

昔は仙台の旦那衆がこの界隈をよく遊んでましたね。
ビリヤードなんかが社交場でね・・・

仙台の旦那衆・・・・今は何処へ消えたのでしょうか・・・
料亭も１番といわれる所は残っているけど
どんどん消えていって・・・

旦那衆だけじゃなくみんなどこで遊んでいるのかな。。。
もう外で遊ばないのかもね。
面倒だものね。

喧嘩したり、飲み潰れたり、
タバコ吸ったり、笑ったり、泣いたり・・・
出逢ったり別れたり・・・

全部おうちでするのかな。
ビリヤードもマージャンも喧嘩も
出会いも別れもパソコンがあればできちゃうものね。

粋なもの、温もりたっぷりなもの
硬いもの、柔らかいもの
酸っぱいもの、甘いもの。

みんな感じなくなるなんて、今のところ考えられないけど
気が付いたら無くなってしまったりして・・・

そうなったら誰のせいにもできないね。
自分の無自覚を嘆くだけ。