Nicotto Town


風花のひとりごと


プレイのスタイル

TRPGは、プレイの自由度が高く、ほとんど何をしてもいいと言って過言ではありません。
そのため、プレイする人それぞれにスタイルとでも言うべき「プレイの仕方」があります。
キャラクターを動かすときの指針みたいなものです。

よく言われるのは

1)演劇型
自分の操るキャラクターを演劇で言う「役」のように捉え、そのキャラクター設定から外れないように「戦士なら戦士らしく」「魔法使いなら魔法使いらしく」「萌えキャラなら萌えキャラらしく」動こうとする

2)自己投影型
自分の操るキャラクターは自分の分身であると捉え、「自分がキャラクターと同じ状況にいたらどう行動するだろうか」と考えて動こうとする

3)ストーリー構築型
シナリオの流れを一つの物語として認識し「より感動的な物語を作るには」「より盛り上がるシーンを挿入するには」などと考えて動こうとする

などでしょうか。
もちろん他にもいろいろ千差万別でしょうし、これらの型が複雑に複合した型もあるでしょう。



で、私について。
私のスタイルは端的に言うなら上記の「自己投影型」に近い感じになるでしょうか。

プレイヤー感覚としては、「役を演じる」という感じではなく「自己を投影して、キャラクターを通じてゲーム内現実を体験する」ことに重きを置きます。
キャラクターを行動させる指針は「その状況において自分ならどう考えるか」です。
なので、キャラクターの性格や考え方などの内面的な部分には自分のそれが出ます。
よって、そういった内面についての特別の性格設定などは設けようとしません。
(ちなみに、自分の性格から「無難な線で物事を丸く収めようとする」ことが多いです。揉め事は苦手なので。)

ゲームルール上、内面に関して指定される設定などがあればそれを反映させようとはしますが、苦手です。

また、ゲームに関する情報は、全て「キャラクターを介して」認識しようとします。
よって、キャラクターの知り得ない情報をプレイヤーに対して提示されると若干興ざめすることがあります(いわゆる「ネタバレ」に対する興ざめ感のようなものです)。

他のプレイヤーや審判役さんから見た場合、私の指針には「場を盛り上げる」とか「キャラクターを演出する」といった意図が薄いため、そういったタイプの方にとってはちょっと物足りなく感じられるかもしれません。




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