Nicotto Town



レッスン報告1/21 強風


前日の雪予報と朝の冷え込みで馬場はカチカチかなあ、と思いましたが、スタッフの予防策が万全で、レッスン開始時刻には使えるようになっていました。が…

 風が強く、周囲の木々が唸っています。木の葉だけでなく、小枝も降ってくるありさま。天気予報が悪かったのでキャンセルが重なり、午前中のレッスンはなんと私一人。割り当てられた馬はケ◯◯。警戒心の強い彼女は単騎を嫌がり、風の音を怖がって馬場にさえ入らないかも。フロントで相談し、馬を変えてもらうことになりました。
 こういう時頼れるのはサラブレットではなく、アイリッシュハンター種のブ◯ー◯くんかアパルーサミックスのビ◯◯コくん。性格も考えてビ◯◯コくんに白羽の矢が立ちました。というわけで、ビ◯◯コくんとじっくりマンツーマンレッスン。
 最初はやや重いかなあ、という動きでしたが、コーチのアドバイスで右肩に鞭を使うと目が覚めた感じです。右回りの方が断然動きがいい。左手前は体が硬く、姿勢を作るのも難しい感じでしたが、それでも速歩で斜め横足まで頑張りました。面白かったのは駈歩。コーチの指示でちょっとした実験をしました。駈歩の歩度を伸ばして蹄跡を走り、超蹄跡の終わりで「うおっ」と号令をかけるとぴたっと止まりました。彼はどうやら若い頃にはウエスタン乗馬の調教をされていたらしいのです。
 さらに二鞍目ではスピンもやってみました。肩に脚で合図すると(馬場鞍なので鐙は外しました)その場でぐるぐるスピンしてくれました。そのあと、ビ◯◯コくんの動きが一変。張り切りモードになりました。自分が得意なことを披露できて、やる気アップしたみたいです。最後の駈歩では、斜めに手前を変えてシンプルチェンジを練習。これはちょっと上手くいきませんでしたが、全体的にいいレッスンができました。

 馬は人の都合で仕事が変化します。競走馬→乗馬、乗馬でもウエスタン→ヨーロピアン…。若い頃に身につけたことが役に立たなくなって、新しいことをやらされます。ビ◯◯コくんも、ウエスタン乗馬で身につけたことをやっても褒めてもらえないので、苦労してたんですね。乗馬は馬とのコンビネーション。そういうことをわかって乗れば、もっと楽しい時間を作れそうです。




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