あたしより年上の義妹のキメ台詞。

「もらうで」

ちょうだい、でも　欲しい、でもなく、もらうで。


あみぐるみをせっせと作っていた頃、「もらうで」と言われ
まぁ、姪っ子２人に作ってあげましたが
強制的に娘２人に「ありがとう」と言わせた義妹さん。

その後遊びに来て顔をあわせてもも挨拶もできない
中学生と高校生。

ハギレでシュシュを自分用にしていたら、もらうで。

あたしのスノーボード一式を目当てに真冬にやってきて、
「そういえばこの家にはあるでなぁ」と無理やりスノーボードの話に持っていき
あげるなんて一言も言ってない（思ってないもの）のに
貰う気満々で、

頭にきたので
「だれか（娘２人）がやりたいって言ってるの？」と聞いたら

「言ってないけど、あったらするかもしれん」

…知るか。



バラを友達にあげたことを知ったとき「もらうで」。

…あぁ、まぁ殖えたらね
と適当に流したが、その後。

必死、大事に育てているクリスマスローズまでも、「もらうで」。

これはねぇ、もうあたしキレカケましたわ。

苗買ってきて２、３年かかるんだよ、花が咲くまで。

それなのに、マリモの水替えさえしない人にあげるわけなかろう。

「きれいに咲かせようと思ったら、それなりに面倒だよ？やるの？やってみたいの？」

なんで四十も過ぎたおばさんにこんなこと言わなきゃけないんだ、
ばかばかしいっっっ。かなり気を使って言葉を選んではみたが、
返ってきた言葉が、

「えぇーっその辺に植えときゃ咲くだらぁ？」

…絶対あげない。


ネトゲとかやってるといろんな人がいますけど、
リアルクレクレ女が身近にいると、かなりむかつきます。

タダがごっつぉーなんでしょうけど。
タダという価値観なだけでしょうけど。

あなたにあげれるものは何もありません。