Nicotto Town



変わる世界と変わらぬ自分(小説)

やっぱり僕は僕だった。
それ以上でもそれ以下でもない。
だから他の人になんてなれっこない。
最初から自分の道を行くしかないってこと。

今から少し未来。徹底した効率化を図った世界があった。時代は超管理型社会へと突入し、人間ですら画一化される世の中となった。
僕はサラリーマンだった。七三分けにメガネ、...

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あの空

たいていのことは受け入れられるようになっていた。
というか、諦められるようになった。
昔は理不尽なことと戦っていたが、今ではどうでもよくなった。
嫌なこともすぐ忘れるし、時間が経てばいつも通りだった。
なんとなく惰性で生きているな。私は思った。
私は職場ではある程度の立場にあった。しかしながら、実際...

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