Nicotto Town



自作小説倶楽部2月投稿

『暗闇の声』「おやめなさい」声に思わずドライバーを握る手を止めた。 ただの老いぼれの声だ。とわかっていても後ろを振り向く気にはなれない。男の、弱弱しいがいやに暗闇に響く声だった。 同時にこんな声をしていたのかとも気付く。初めて会ったのは30年近く前、俺が伯父に引き取られた6歳の頃だがまともに言葉...

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安全神話崩壊?

母によれば 
男『日本年金機構の○○と申します。一人暮らしの方に▲▲の件のお電話しております』
母『はあ? 一人暮らしじゃありません』
プッ。。。(電話を切られる)
というやりとりが2回、それぞれ別人と思われる男からの電話であったそうな。加えて、近所の一人暮らしのお婆さんのところには
男『□□と申し...

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自作小説倶楽部1月投稿

『魔女の都』
「~遺跡は1916年。サー・レッドリーによって発見されましたが、その場所は原住民には『魔女の都』として恐れられていました。現地で言い伝えを聞いたサー・レッドリーは綿密な調査を行い。原住民とも信頼関係を築き。ついに300年以上ジャングルに眠っていた遺跡を発見したのです。調査によりかつては...

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ネタばれ読書日記『殺意のシナリオ』

著;JFバーディン評価★4あらすじ広告会社の社長の娘婿として一時は成功者の地位にあったバンターだが、義父から与えられた仕事で失敗を繰り返し精神を疲弊させていた。朝から呑んで出社するとデスクの上に『告白』と題された原稿があった。読んでみるとバンター自身が過去を告白する内容でまだ起こっていない今夜の出来...

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自作小説倶楽部12月投稿

『最後の仕事』
1,殺し屋の生活に安らぎはない。2,終わりは突然やってくる。3, 予想外のトラブルは必然。4,後始末は投げ出さない。5, 殺せないと思った時が最後の仕事だ。
俺の師匠は小言も多ければ、格言も多い人だった。いつか見た映画の影響か、殺し屋なんて無口な存在だと思っていた。標的の背後に立って...

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