Nicotto Town



読書ノート/時計を忘れて 森へ行こう


「時計を忘れて 森へ行こう」光原百合著


ほっとする作品でした。

物語は16歳の少女の初恋の物語でもあるのですが、
それ以上に推理物でそれ以上に癒しの物語でした。

なんというか、
良太郎♪
最近、凄い心が黒くて
嫌いな人の不幸を願ったりしていたのですが、
そういう憎しみに囚われるひと時からの
脱出方法を思い出させてくれる。そういう物語でした。

まぁ、思い出したからってすぐさま脱出できる訳じゃないんですけどw

じっと身をすくめて嵐をやり過ごしたり、
窓を開けて天候の回復具合を測ってみたりしながら
一歩ずつ脱出していきたいと思います。


読後感
★★★★☆

当然ですが、救われる為には辛いエピソードが存在している訳で…;
登場人物と一緒に救われながらも、その辛さが痛かったので星を0.5削りましたが、
そういうちょうどいい表現方法がなかったので。星四つで。





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