あわやの鳥葬
- カテゴリ:日記
- 2011/07/16 22:21:11
向かいにある韓国料理屋さん。
韓国おばちゃんとはおたがいごはんに呼んだり呼ばれたり
仲良くご近所付き合いしています。
そこで飼われてる一匹の中型犬。
女の子ですが暴れん坊で始末に困る。
よく家を脱走しては
外でなんでも口に入れてしまう。
よく腹壊さんもんだねと言ってた矢先に案の定。
つい先日、突然腹痛に苦しみだしました。
医者を呼んでも
何か悪いもんでも食べたんだろう と
どう見たって素人でもわかる診断。
栄養注射も投薬も効かず、見る間に衰弱していきました。
その晩、息も絶え絶えの犬を抱え
おばちゃんは屋上へ。
「たぶんもう助からないわ。朝までもたないと思うの。」
そして
ぐったりとした犬をその場に寝かせ
「カラスが食べるわ」
いやいやいやいや
まさかそれって
ちょ、鳥葬ですか?!
確かにこの辺、チベットの人多いですもんね。
やっぱり郷に入れば郷にしたがえ
文化の尊重ですね
とか!言ってる場合ですか!
しかし私はどうすることもできず
朝を迎えました。
今現在、その犬は
これまで以上にピンピンしています。
おばちゃん曰く、
「現実と向き合うのが怖かったのね」
うむ、
なんとなく、わからないでもありません、私は。
いつもはわがまま放題、私には噛み付き放題のその犬も
そのあとしばらくはちょっとだけ
甘えん坊になりました。
よかったね、カラスに食べられなくって。
そう、おばちゃんおもしろいんです。
衝撃的なこと、さらっと言う。
しかし鳥葬ってのは、完全に死んでからなんですけどね。
まだ生きてますけど?ってなりますよね。
しかも翌朝、骨になった愛犬見つけるほうがよっぽどコワイよ!
って思いましたけど。
しょーげきてきですね!!
ひん死だったのに回復した犬もすごいが、おばちゃんのコメント面白すぎw
チベット系民族の多い山間部では
もしかしたら鳥葬やってるのかもしれませんね。
宗教も文化も全く違う民族の入り混じった国ですから。
チベットの影響かなと思ったりしました。
一度は行ってみたいなぁ~
エベレストを目指して?(;-o-)σォィォィ・・・
犬のやつは元気すぎて・・・
今度あたしのビーサン食ったら今度こそカラスに喰わす!って
脅してます。
> ビリアさん
チベットでもチベット人でもないんですけどねぇ、
ここはヒンドゥーなので
インド同様、屍骸は火葬して灰を川に流します。
だから韓国おばちゃんも、
鳥葬って意識もなかったんですけどね。
しかも屋上(^^:
でも、ワンちゃん元気になって良かったわ♪
鳥葬、きいたことあるものの、
正直、見たら結構な衝撃受けちゃいそうです・・・。
そういう面も含めて、
異文化を受け入れるって、口で言うほど、易しくないですね。
Kaiさんの言うとおり、「郷に入りては・・・」ってことなんでしょうね。
よっし