Nicotto Town



この胸の高まりを。。


って


タイトルとは関係あるようなないような。。。

ちょっと前から夢枕漠の「神々の山嶺」を読んでいます。

この本が出てすぐに友人に勧められたのですが

その後きになりつつも読まずにいました。

で、最近読み始めてもうすぐ読了なのですが

なぜ、もっと早く読まなかったのか、と!

ほんとうに素晴らしい小説です。

山岳小説なのですが、カメラマンの主人公と

主人公が追いかける山男の話です。

こうざっくり書いてしまうと、あれ、って感じですが

とにかく素晴らしいの一言につきます。

内容はもちろん

今更ながらに夢枕漠の筆力と表現のうまさに

酔いしれるのであります!

これを映画化したいと思ってる人はたくさんいるだろうけど

とっても難しいだろうな、と思っていたらならば、

なんと来年公開されるのです。

ちょっと前にロケハンしているという記事を読んだのですが、

舞台は、ネパールのカトマンズやチョモランマといった

山なので、映像化するのは大変だろう、と。

さらに過酷な状況下での撮影も多いから、

体力のある役者さんじゃないと、到底無理だろうな、と。

ちなみに、主人公のカメラマンは岡田准一、山男は阿部寛、マドンナ(?)は

尾野真千子です。

小説を読みながら、誰がこの役をやったらいいかしら、などと

考えたりもしていましたが。

とにかく

心の奥にずっしりと響きます。

「男の浪漫」なんて言葉は陳腐極まりないですが、

それに「浪漫」なんていう簡単な言葉で片付けるには

強烈すぎる思いがそこにはあるわけですが

この世界は、やっぱり女性には厳しいかもしれないな、

と思います。


「なぜ山に登るのか?」「山がそこにあるから」

という有名な一文がありますが、

この小説の中では

「なぜ山に登るのか?」「おれがここにいるから」

がテーマなのです。響くよ、響きすぎるよぉ〜。

は〜、

もうすぐ読み終わるのですが、

読後の寂しさを考えると、それも切ない。

もし、もっと若い時に読んでいたら、折に触れて

何度も何度も読みなくなる内容ですね。

とりとめなくなりましたな。







アバター
2015/06/17 07:06
あかねさま>>
文庫で出てますよ〜。
映画化決定の帯が最近ついたので
目立つところに置いてると思います。
夫にも熱く語ってますが、
なんせ、読んでないから
乗ってくれないんです(笑)。

アバター
2015/06/16 23:55
機会があったら
探してみようかな?
いつも お昼休憩の
15分くらい本を読むのです
いつも鞄に入れっぱなしなので
文庫タイプじゃないとNGなのですが・・



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