繊細さん〜いちばん好きな花
- カテゴリ：日記
- 2023/12/24 07:34:28
というわけで、
撮りだめていたドラマの一気見。
「いちばん好きな花」の4話から最終話まで一気見。
ＣＭ飛ばしながら見ると案外見られるもんだな、と。
なかなか練られた脚本でしたね。
内容はなかなか重いものだったけど
そこを藤井風の「花」の音楽が
その重さをふっと和らげてくれる効果があったかも。
あのメロディと歌詞があったから
決して重いままではおわらないだろうな、という
期待感を抱かせてくれた気がする。
最初の4人の出会い。
それぞれの人間関係のトラウマや思い。
それが一つずつ紐解かれていったあとの展開が素晴らしかった。
5人目の一番重要な人が登場して
さらに物語に深みを持たせたって感じ。
見ていて
「何曜日に生まれたの」とか懐かしの「Love Letter」を思い出した。
基本、誰かや何かを失って
誰かや何かと出会って再生していくっていうお話。
ドラマの登場人物は
ちょっと繊細すぎる、という気もしなくもないけど
そこはドラマだから、
ひとりひとりのそれぞれの繊細さはとても良く描かれてたね。
そして
思うのは
彼らを繊細にしてしまった相手にも
きっと誰よりも繊細なところがある、ってこと。
今回はあの4人と一人にスポットライトがあたったけど
それぞれの繊細さを抱えながら
生きてくんだよねえ。。。。
心に残るエピソードはたくさんあったけど、
画家になった同級生とのエピソードは特に印象深かった。。
寂しいときに、寂しそうな人に近づいて
自分の寂しさを紛らわす、って事があるよね。
その人をただ利用しただけで、
その人の気持ちに寄り添ったわけじゃない、って。
罪だと思うよ、ほんと。。。
それは友だちじゃないのか？って言う問いがあったけど
関係が続けば友だちになれたかもしれない。
けど、関係が続かなかったってことは
一時凌ぎのヘルプ対策だけだったと。。
そういうこと自分もしたなあ、って思い出したりして。。
ま、
ただ、人の繊細さをおもいやれるひとほど苦しいのかな、とは思うけど。
先日、職場の飲み会で
部下が辞めてしまって彼は落ち込んでる、と言われてた人がいたけど
まあ、
自分の繊細さばかりを主張してる、って感じのおっさんだった。
部下が辞めたのはあなたの自分勝手な繊細さのせいなのに、
って彼以外の全員が気がついてるけど、彼だけが気づいていない。
もう十分高齢者だし、あの人は生まれてからずっと
人の繊細さには気がつかない人なんだろう、とつくづく思った。
悲劇のヒロインならぬヒーローぶってて
ばかみたいだったww
いえいえ、こちらこそ。
今は「こたつのない家」を一気見してます。
笑わせてちょっとホロッとさせて、いいホームドラマです。
いちばん好きな花・・・よかったですね～私も撮りためてみてすっごく暖かかったし、最後の藤井さんのところは少しびっくりしました、
難しいですね、気が付かないところで人を傷つけたりしてるのに｡｡｡