やっぱり言われ出しましたね、闘病ビジネスって。。

私は乳癌について専門的に学んだことが無いから分からないんだけど、
乳癌についてかなり詳しい方が周りにいらっしゃるので、
あの会見は大げさだよ！5年生存率50％なんて嘘だよ！と聞いてました。

その方の言う所によると、
リンパ節への転移って言ってるけど、あの場合、転移ではなく浸潤だと思うし、
遠隔転移していないのに5年生存率50％はありえない、
だそうだ。
まぁ、それを聞く前からあの会見には違和感感じまくりだったんですが。

世間は同情の流れだったので大変に言い辛かったんだけど、
お涙頂戴というか、あんな会見開いて悲劇のヒロインぶってブログのアクセス増やして稼ごうってのが見え見えなのよね。
元々、何でもかんでもビジネスにしてしまう人って印象だったから余計に。

もちろん、乳癌と診断されたこと、オペで乳房を切除したことはお気の毒だ思います。
特に、女性として、乳房の切除は本当に痛ましい。
自分のアイデンティティの損失だもの。
もし自分だったらと考えるとぞっとします。

でもだからこそ、わざわざあんな会見開かなくてもいいと思っちゃうんだよなぁ。
もっと淡々と報告だけすれば格好いいのに。
私がひねくれてるだけかもしれないけど、パフォーマンスにしか見えなくて醒めてしまう。
健介が付き添って泣き出すから余計に。
お互いへの気遣いは本人同士で言えばいいこと。
どうしても世間に共有したいならブログで書けばいい。


著名人が病気を発表するのって、疾患そのものの認知度を高めること、同じ病気で苦しんでいる方を励ますことに意義があると思うんです。
なのでまずは正しいことを発表しなければならない。
その上で、検査について、治療について、症状について等を発表すれば、多くの人の参考になると思う。
言葉足らずだったってブログで弁解してるそうですけど、ブログ読まない人は会見が全てになっちゃうからね。
うちの母なんて会見を丸々信じちゃって、かわいそうねって涙ながらにわざわざ連絡してきたぐらいよ。。


私の友人は、
5年生存率50％って言っおけば、5年後亡くなってたら悲劇的だし、生きてたらドラマチックになる。
常に生死の境目をさまよっているっていう危機感を出したかったんじゃない？
と冷静に言っていた。なるほど、そういう意図もあるかもしれない。

メディアってなんでも作り物ですもんね。誰かが考えた筋書き通り。やらせばっかり。
ツイッターとかで勝手に呟かれちゃうのは当てはまらないかもしれないけど。

情報が溢れに溢れまくってる社会ですから取捨選択が大事ですね。
難しいけど。私はよく釣られてます。

とりあえず、これで乳がん検診の受診率が増えればまぁ結果的にはよいのかなと思います。

The show must go on...