子供達の視力検査の結果が返ってきたので、先ほど眼科に行ってきました。長女と次男はまぁ問題なし。長男は裸眼で０．２と低くなってしまいました。本人は学校でも前列に位置しているので一応字は読めるとのこと。そのうち眼鏡になるのかな・・・　読書が好きだし熱中して前のめりになったり、目が近くなるので注意をしているんですが中々効き目が無くて困ってます＞＜；　ゲーム類は一切しないのにこの視力・・・　視力回復訓練でもするかな・ｘ・

　本の話
高杉良から
「小説　日本興業銀行　第五部」
堂々の完結でした。有名なところで日産・プリンスの合併の話や新日本製鉄の誕生など、本当に読み応えがありました。普通の銀行とは違う興業銀行としての職務内容や志が読んでいて心地よかったです。熱い内容で大満足でした＾＾

京極夏彦から
「嗤う伊右衛門」
四谷怪談物からの作者独自の作風が好きですね。好みがあると思いますが私の中では京極夏彦作品は特に好きなのです。「京極堂シリーズ」の妖怪物に慣れている人にはスラスラ読めると思います。章が登場人物の名前になっているんですが、その変化も面白いです。余韻が少し悲しいです。交わらない心や思いやりについて考えさせられました。

「覗き小平次」
一人だけ前作からの登場人物はいますが、ほぼ絡みがないので今作だけでも楽しく読めます。が、内容が少し薄気味悪いかも？ｗ　相変わらずの京極作品なので、描写がいいですね。好きです。ラストは淡々としていますが、それがかえって怖い感じになっています。でもやはり理解できないもどかしさや悲しさが最後にくる作品でした。