Nicotto Town



夏彦と虎の声が重なる

らったりしてる、けど」

 おどおどとつぐみが答える。

 え、マジかよ。
 多少夏彦が驚いていると、<a href="http://www.becausejp.com/">高級傘</a>

「あー、俺もあの入学式の日に、職員室まで行って適当な人に行政会に入会するっつって、で、この一週間はトレーナーみたいは人とマンツーマンで特訓したり勉強したりだ。ほら、このプロテイン飲むのもその人に言われたからだよ」

 と、虎が言うに至って、
 どうも自分はかなりほっとかれているらしい、と夏彦は渋々認める。というか認めざるを得ない。不愉快だが。
 つうか、ようやく今日の放課後入会って、この二人と待遇違いすぎるだろ。

「皆、律子さんも、いい人ばっかりで、あたし、風紀会に入ってよかった」

 夢見がちに言って、つぐみは顔を上気させている。

「行政会入ったのは失敗だったかもなーって、今になって思ってんだよ、俺、実は」

 対照的に苦虫を噛み潰したような顔をしているのは虎だ。

「え、どうして?」<a href="http://www.becausejp.com/">kara umbrella</a>

 今日までほっとかれてる司法会よりマシだろ、と思いつつ夏彦が尋ねると、

「行政会の会長は理事長が兼任することになってんだってよ。考えてみりゃ学校運営するわけだから当たり前だけど。いやーなんか萎えるなー。トップに立つのが絶対に無理なんて。やっぱ軽はずみに入る会決めなきゃよかったわ」

 がしがしと虎は頭をかく。

「そもそも、つぐみちゃんは分かるけど、虎はどうして行政会に決めたんだよ、あんな短期間で」

「だって行政会って内閣だろ? 男だったら内閣総理大臣に憧れるもんじゃねえの?」

 イメージとしては分かる。実際には意味合いは異なるとはいえ、国のトップ、頂点という印象はあるからな。
 不思議と夏彦は納得してしまう。

「あたしは風紀会でよかった。本当に、そう思うの。あの、会員の人から勧められて部活動も始めたし」

「「え」」<a href="http://www.becausejp.com/">傘 おすすめ</a>

 夏彦と虎の声が重なる。

 まさか、つぐみちゃんがそこまでアグレッシブに動いているとは。

「書道部なんだけど、入学式終わった後から、仮入部してるの。えへへ。楽しいんだ、皆で字を書いて」

 皆で字を書くことの何が楽しいのか夏彦には分からなかったが、それはともかくとしてつぐみが自分よりも色々なことに挑戦していることに驚いた。

 こりゃ、うかうかしてられないな。

 その後は、これからの自分たちの抱負を語りながら三人は食事を勧めた。上位クラスに移る、だとか、最短で役員になる、だとか、夢物語を
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