Nicotto Town



竹刀を振り回すな竹刀

はわざとらしく大きなため息を吐く。ちょっぴりイラっときた。
「あのな長谷川。俺とこいつの出会いはな」
「うん」
「布団の中だ!」
「そんな訳あるかッ! 大概にしないと虐殺するぞッ!」
 竹刀を振り回しながら襲い掛かる理性のたがが外れかけている鬼神金剛に怯える事なく滝川は平然と反撃する。
「うるせぇッ! 抱いてもらったくせに生意気言うな! この前はあんなにかわいい声を出してたのに???あぁ、やっぱり布団の中じゃねえと素直になんねぇのか?」
 滝川のすさまじい爆弾発言に皆に戦慄が走った。中には何を想像したのか鼻血を大噴出させて気絶した艦魂が数名。
 金剛は顔を限界まで真っ赤に染めると、竹刀を振り回して激昂する。
「何勝手に私で妄想プレイしてるんだ! この妄想変態が!」
「うるせぇッ! 竹刀を振り回すな竹刀を!」
 暴れる二人を艦魂十数人でようやく黙らせるが、この二人、すさまじく仲が悪い???のか? 
「なぁ滝川。お前、今の話は」
 翔輝が不思議そうに問うと、滝川は呆れる。
「あん? ウソに決まってんだろ? 俺とあいつの出会いは一昨年の夏に『金剛』に派遣された時に出会ったんだ。それからもちょくちょく派遣されてたしな」
「へぇ。で、いきなりちょっかい出したのか?」
「ま、確かにあいつは美人だけどよ。いくら俺でもあんな乱暴者は相手にできねぇよ。お前じゃあるまいし」
「え? 今のはどういう???」
 滝川の言葉に大和は困惑する。そんな純粋無垢な大和に、滝川は大人の悪い事を堂々と吹き込む。
「あれ? 知らねぇのか? こいつ横須賀にいた時三日間で五人の女と夜を共にしたんだぜ?」
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「はあッ!? 滝川何言って――」
「え? 夜を共にって」
「わかんねぇか? 男と女が布団の中でする事だよ」
 沈黙が降りた。
 ここに至って初めて、大和の瞳に理解の色が浮かんだ。みるみるうちに顔を色が真っ赤に染まってゆく。明るい照明の下でははっきり見える。
「少尉???ッ!」
 殺気を感じ、翔輝は本能的に身構える。
 そこには野獣がいた。牙をギラギラとギラつかせながら、鼻息は荒く、今にも飛び掛って来そうな超非常警戒態勢の必要がある猛獣だった。
「ち、違うッ! 誤解だよ!」
「今の話のどこをどう聞いたら誤解になるんですか!」
「その話自体が真っ赤なうそなんだよ!」
「見苦しいですよ!」
「本当なんだよ!」
「問答無用です!」
 今にも飛び掛りそうな大和を慌てて押さえる翔輝。大和は押さえる翔輝の腕の中でジタバタと大暴れする。そんな二人を見て大笑いする滝川。
「悪い悪い! 冗談だ冗談。いやー、まさかこうもあっさり信じるなんてさ。あはは――」
「死ぬです!」
 大和の身体全体を全力回転させた渾身の回し蹴りを食らい、滝川は轟沈した。
 赤い頬に肩を激しく上下させて荒い息をする大和。しかし、すぐにどこか寂しげな背中を自分に向けている翔輝の方を向き、申し訳なさそうに頭を下げる。
「ご、ごめんなさい! 罵詈雑言を言ってしまって」
「大和。今僕は海よりも深く落ち込んでる」
 そう言う翔輝はいつになく肩が下がっている。
「うっ、ご、ごめんなさい???」
「いや、いいんだよ。どうせ僕は君に信用されてないんだから」
「ううっ???」
 完全に落ち込んでいる翔輝を何とか励まそうとする大和。しかし、一度撃沈した翔輝はもはや浮上不能だった。が、
「???翔輝」
「武蔵?」
 突如現れた武蔵は口元に小さな笑みを浮かべ、優しい瞳を向け、今の翔輝にとって最も嬉しい言葉を言った。
「???大丈夫。私は、翔輝の事を信じてるから」
「武蔵???ッ!」
「ち、ちょっと! 何でそこで抱き合うんですか!?」
 翔輝を心を支え、見事 




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