Nicotto Town



予約の取れない 『ラ フィネス』

ぶん変わってしまった瑠璃に翔輝は困惑する。
「瑠璃???だよね?」
「そうですわ。何を言っているのですの?」
 不思議そうに首を傾げる瑠璃。そんな仕草は変わっていない。翔輝はすっかり大人らしくなった瑠璃を見詰めて顔を赤くしながら、
「いや、その???ずいぶん大人らしくなったなぁ???って???」
「え????」
 お互いに次の言葉がなくなる。瑠璃は頬を赤くして翔輝を見詰めている。その視線は次の言葉を待っているかのようだ。そんな瑠璃に見られて翔輝は恥ずかしそうに視線を外す。
「その、翔輝様も十分かっこよくなられました」
 沈黙に耐えかねて最初に開口したのは瑠璃。その瞳はしっかりと翔輝を見つめている。
「そ、そうかな?」
「はい。また背が高くなったと思います」
「うーん。自分じゃよくわからないなぁ」
 翔輝が困ったように笑うと、瑠璃も嬉しそうに笑う。そんな二人の間に流れる甘い桃色の空気が気に入らない武蔵は突如翔輝の腕を掴む。
「???翔輝」
「む、武蔵? どうしたの? って、何か目が怖いよ?」
「あら、誰かと思ったら武蔵様じゃありませんか」
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 瑠璃は不敵な笑みを武蔵に向ける。それに対し武蔵は瑠璃を睨み付ける。常の彼女なら無視するが、瑠璃に対しては強い敵対心を抱いているようだ。
「今翔輝様とお話していますの。お邪魔虫は引っ込んでいてほしいですわ」
「???却下」
 瑠璃の顔から事務的なものとはいえ笑顔が消え、武蔵を睨み付ける。両者の間にバチバチと火花が散りそうな睨み合いが起きている。
 さすがの翔輝もこれは止めないといけないと思い止めに入る。
「ちょ、ちょっと二人とも。ケンカはやめてよ」
「翔輝様は黙っていてください」
「???翔輝。口出ししないで」
 睨み合う両者はすでに互いしか見えていない。こうなってしまうと止めるのは難しい。翔輝がどうしようか悩んでいると、今度は大和が腕を引っ張った。振り返ると、大和は頬を赤らめながらどこか嬉しそうな笑みを浮かべている。
「大尉。二人の事はもうほっといてどっか行きましょう」
「え? でも???」
「あの二人のせいで大尉が困る必要はありません」
「いや、そうもいかないと思うんだけど」
「さぁさぁ行きましょう」
「え? あ、ちょっと――」
「何しているんですの!?」
「???姉さん!」
 睨み合っていた瑠璃と武蔵は、翔輝を連行しようとしていた大和に怒鳴ると、今度は大和を睨み付ける。大和の漁夫の利作戦は失敗に終わった。
「翔輝様を勝手に連れて行かないでほしいですわ!」
「???姉さん。最ッ低ッ!」
 瑠璃と武蔵が大和という共通の敵に攻撃を開始する。だが、そんな劣勢な大和にも助っ人が現れる。
「何やねん! あんた達やってずいぶんと横暴な行為をしているやないどすか!」
「ぐだぐだうるせぇんだよ! 黙ってろッ! 特に瑠璃!」
「航海士が困っている」
「そ、そうですよ! 大尉は誰のものでもないです!」
 伊勢、榛名、山城、雪風の四名が参戦。これで大和が有利になるかと思われたが、
「???うるさい。おばさん」
「殺すぞッ!」
「航海士は誰のものでもない。私の執事になってもらう」
「山城姉はん! どさくさに紛れてとんでもない事言わんといてぇな!」
「翔輝様は私の許嫁ですわ!」
「そ、そんな事関係ないと思います!」
「っていうか、何で雪風がいるのよ?」
 たった数秒で全員が全員敵になり、状況はさらに悪化した。七人の女の子が睨み合う光景はそうそう見れるものではない上にかなりの迫力がある。正直かなり怖い。
 そんな中、あわあわとする翔輝にいつもと同じように屈託のない笑みを浮かべている長門が他人事のように笑う。
「あらあら、これはまた大変な事にな




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