犬猫の命。見てほしいです。
- カテゴリ:自作小説
- 2017/06/24 11:17:00
ワンワン!!ワンワン!!
助けて!!そう叫ぶみんな。
今日もまた、たくさんの犬猫が殺処分されている。
あるゴールデン・レトリーバーのお話をしましょう。
あるペットショップ。
桜の咲くころ、ゴールデン・レトリーバーの子犬が優しそうな男性の家へ行きました。
この日から命を落とすまで、この家に住むことになる。そう子犬も、思っていたでしょう。
「今日からサクラだ。」
ワン!
そう、返事をした子犬…いや、サクラ。
「サクラ〜。散歩行くぞ〜。」
そう男性が言えば、いつも通り公園へ行き、走り回る。
犬の散歩も、走り回る犬も、見かけたことがある人がほとんどだと思います。
でも、それは、大きくなったサクラにはありませんでした。
大きくなったサクラは、男性に構ってもらえなくなりました。
でもある日、「散歩に行こうか。」と、笑顔で男性がリードを手に取りました。
久しぶりの散歩に、サクラは嬉しそうに玄関で男性を待ちます。
あの公園に、久しぶりに行ける。そう、サクラは思ってたでしょう。
でも、今日は違いました。
知らない場所が車から見えます。
車が止まり、ドアが開けば、知らない人にサクラのリードが渡されました。
可愛くなくなった。
そんな理由で。
サクラに何も言わずに、男性は車に戻り、遠ざかっていきました。
「ここで待ってろよ〜。」
優しそうな声に、サクラは冷たい部屋へと入りました。
周りにはたくさんの仲間。
毎日、エサを笑顔でくれる人。
でも、いつの間にか変わってた。
「ここに入れ。」
厳しめに言われ、ある部屋にいれられた。
どんどん息苦しくなっていき、助けて!!と、叫ぶ。
サクラの仲間も叫び、サクラたちの声が響く。
でも、どんどん、どんどん息苦しくなり、サクラたちの声は消えていった。
「ごめんよ。」
その声と共に。
読んでくれてありがとうございます。
日本では、5分に1匹のペースで犬猫が殺処分されていることを知っていますか?
私は正直、この小説を書く数分前まで知りませんでした。
知ったきっかけは、ある動画です。
ある男性と犬が、幸せに暮らしていた。
でも男性は忙しくなり、犬をある人に預けた。
そして数日後。
殺処分されてしまう。
そんなお話を動画にしたものです。
その動画をみて、調べてみました。
2014年には、128,135匹。
2015年には、101,338匹。
という、犬猫が殺処分されています。
ほら、今も…あなたの知らないところで、殺処分されているかもしれません。
あなたはどう思いますか?
こういった話はたくさんあります。
でも、殺処分は消えていませんし、捨てる人も消えていません。
たくさんの人が知り、犬猫をペットショップで…という考えだけでなく、引き取るという考えも持ってくれると嬉しいです。
(日本語おかしくなっているかもしれません。わかりにくかったらすみません。)
第一、ペットショップで犬猫を買って飼うのではなく、
動物愛護センターで殺処分寸前の犬猫、里親募集の犬猫を貰う方がいいと思います。
ペットショップで売れ残った仔犬は殺処分されてしまうと聞きますしね。
そういう私も今飼っている犬はペットショップで手に入れたんですけど笑
難しい問題だよね。
多分お金がなくて避妊治療とかができない人も多いんだろね。
私もあんまり知識ないんやけど、猫とかってすぐ子供つくるらしいし。
まず動物をかう時にその動物の命を預かるっていう自覚や責任を持つことが
一番大切なんじゃないかなあ…