愛すべきイギリス
- カテゴリ:お笑い
- 2017/06/11 10:45:27
数年前、イギリスで1年間過ごしたことがあります。
いろんな意味でカルチャーショックでした。
イギリスでは通りの名前とハウスナンバーで住所が特定されます。
例えばハリー・ポッターのダーズリー家の住所は
プリベット通り 4番地。
でもどの家も「Potter」など名の表札は出しません。
日本だと表札はあるし
家族の氏名も表札に掲げる家もありますが
イギリスでは防犯上、家族構成が分かる情報を表に出さないのです。
郵便も氏名を書かなくても住所だけで届くので便利。
その代わり、郵便局も氏名を確認せずに配達するので
過去歴代うちの家に住んでいたいろいろな人の郵便が頻繁に届きます。
泥棒さんは家に人がいても入ってきます。
例えば2階にいる間に1階へ泥棒に入られるなんてことがあります。
そのためほとんどの家の玄関はオートロックになっています。
確かに防犯上は有効ですが
朝新聞を取りに行って
寝間着のまま締め出されるなんてことが起きてしまいます。
当時高級車を通勤用にあてがわれていたのですが
この最新式の車、逆にロックせずに車を離れようものなら
携帯にガンガン「ロックを忘れています!」とメールを送ってきます。
ある朝職場に行こうと車に乗り込んでから
財布の入ったカバンを忘れて家に戻ったら
家の鍵も忘れていて締め出し。
追い打ちをかけるように車から携帯に
「ロックを忘れています!」
アタマにくるやら情けないやら。。