風が笑った
- カテゴリ：小説/詩
- 2012/07/18 04:23:43
あの時の風だ
今通り過ぎて行ったのは
夢をたくさん載せて駆け抜けていった
目の前を駆け足で
追いかけたどこまでも
でも追いつけない
あきらめかけた時
不意に風は止まった
風が笑った
後ろを振り返り風が笑っている
一緒に行こうよ
日が暮れるまで
私は走るどこまでも
風と約束をしたから
例えいばらの道でも
例え何が待ち受けていようとも
どこまでも
あなたと一緒に
なんとなく
懐かしいものがポケットから出てくる
風と指切をした思い出が・・・
なぜか自分は誰かと約束をした気がするんです
夢の中かもしれないけど？
どんなことがあっても
どんなに悪路でも
全力で走り抜けていくって！
あのときの風 指切りを思い出したのでしょうか
約束を守るために 超特急で走ってきたんだね
で・・勢いつきすぎて とまれなくて行き過ぎちゃったんだね
僕の心の声 届いたのか 心の目で見つけたのか 急停車・・
・・君の可愛い笑顔が振り向いた
それと共に 引き連れてきた沢山の幸せな思い出も振り向いた
ごめんね 待たせちゃった？ でもね ずっとね 私もこの日を待ってたんだよ
あとは 言葉にならなくて・・
ずっと一緒だよ
もう一度 指きりげんまん！
耳元で 響く 優しい声
絡み合う 小指と小指
幸せな思い出が現実に重なる
そして これからも・・・
はい、ご主人様！
後で指示してたり。
右 左
って あは
風の波にのって
サーフィンをしたくなった
ん～
そんな気分
mako様
どうも背中がこそばゆいと思ったら
背後霊？がいたのかも
うらん様
ん～
風さんに押されるまえに
一歩自分で進むぞ～
でも難しい？
風は みている
あなたが どうしようとしているのか
あなたが 止まれば
刺激を与えようと風は吹く
優しく撫でるように
あなたに向かって風は拭く
ほぅらみてごらん
あなたの背中にくっついて
もう離れないから
背中が軽く感じるときは
嬉しいとき
重く感じるときは悲しいとき
ね、そばにいたら気持ちの変化がわかるでしょ
だからあなたにくっついていくの。。
風は裏切らないよね
風はきっと、待っててくれるよね
そしていっしょに進んでくれる
・・・そんな気がしました