中央線
- カテゴリ：小説/詩
- 2018/02/27 21:47:52
今日の日記
２月２７日（火） 晴れ時々曇り
昼間はそれなりに暖かく感じたが
日が陰るとやはり冷え込む
中央線
ガラス越しにあなたの横顔が美しく映る
あなたはどこまでも遠くを見つめている
景色が早く流れていく・・・
その一点を基点として
澄みきった青い空に
飛ぶように景色の冬の緑が切り取られていく
あなたの世界が
今動いている
僕には見る事が出来ないんだね
決して
軽いブレーキに揺れる車内
ガラスの中の口元がふいに動いた
「ス」「キ」
ガラスの中の僕に目が微笑んだ
扉が開いた
一瞬の間が開いた
気が付くと立ったままの僕のコートの裾を
引っ張るあなたがいた
乗り込んでくる乗客に当たりながら
僕たちは冬の色をしたホームへと降り立った
なんて思い浮かびましたが
この先二人はどうなるのでしょう？
僕は大学生
彼女も大学生
二人は同じ高校の同級生
降りた駅は吉祥寺
駅付近でのショッピング＆
井の頭公園の散策
窓ガラスに映ったもうひとりの彼女
別の世界に居る人のよう
心の鏡に映った様な感覚かな
そうそう
やっぱ日記って感覚的におかしい
現実的な出来事を書く感じ？
慣れれば違和感はなくなるのかも・・・
妄想を書きづらくなるのは何故でしょう？(^_^ゞ
まぁ書くんですけどねw
窓ガラスに映る彼女を見てるんですね
風景と合わさった半透明な彼女を
独り占めしてる瞬間ですね