Nicotto Town



マンデリン

雨は強く怒ったように
降るだけではない

今日の雨は優しい
願いを叶えてくれたから

路を濡れながら歩いた
二人で

肩が
冷たかった

半歩前を歩いていたあなたが
振り返った

わたの手を握り
走り出した

「ほら」
「行くよっ」て微笑みながら

あなたは前だけを見ている
もう振り返らない

「もっとゆっく走って」

「おっと・・・」
高い位置にあなたの横顔が見える

今度は声に出して
笑った

「もう・・・」

駅舎が大きく見えてきた
コーヒーショップの前で止まった

中へ入ると手を放し
もそもそポケットを探る

よれたハンカチを投げる
「髪拭けよ」

「ありがとう」
「でも汚い」

困った顔をした
あなた

わたしはそのまま
髪を拭いた

秋の雨は冷たい
なのにあなたの手は暖かい

今日のコーヒーはマンデリン
少し大人になった気がした



昨日の台風の雨は凄かった
シャンプーがあれば髪を洗えた?

被害にあわれた方には
お見舞いを申し上げます

今、上のような言葉が浮かんできたので
書き留めてみました














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2019/10/17 00:16
ゆうな様

コメントありがとうございます
ゆうなさんのおっしゃる通りかもしれません

自分の思ったことを自分の文章で書く

でも自分も無理をしているわけではありません
自然にそうなってしまったのです

同調したのは確かですでど・・・

自分は頭に浮かんだものを文章にしています
それが今の自分なので暫くはこのままでいきます

そのうちに変化があるかもしれません^^

広いようで狭いニコタの世界
長年住んでいますが知り合い?は常に10人前後

他愛もない自分の文章を読んでいただけるだけでも満足なのに
コメントを書いて下さるのは大変うれしく思っています

またよろしくお願いいたします







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2019/10/16 15:20
何度もコメントを申し訳有りません。

其の様な御事情が有るのですね。
セカンドさんは誰かを悲しませたくないのでしょうか。
私は、セカンドさんの心の侭に書き綴って戴きたいと思っております。
言葉を綴るという事は、其の人の人生や心を綴るという事に為ります。
そのお友達は辛い事を思い出されまして、其の様なコメントをされたかと思いますが
其れでは、世の中に溢れております様々な書籍からも逃げ続けなくてはなりません。

セカンドさんにはセカンドさんの世界を守って戴ければと思います。

>冬の後には春がやって来るような感じです
其れも、セカンドさんの世界でしょう。
私もそう在りたいとは思っております。

ですが、私は感じたものを感じた侭に書き記して生きたいのです。

話は変わりますが。
息子のフルネームは、とある番組にてとても性格の悪い登場人物と
一文字違いで御座いました。
運悪く、幼児~小学低学年の子供用番組で御座いました。
私達は見ておりませんでしたが、かなり有名な番組でした。
ですから、息子はフルネームで名乗る度に、初対面の子供からも
揶揄されるように為りました。
私も息子も酷く傷つき、毎日の様に其の名前を連呼されておりました。
息子も泣き乍ら、怒りを爆発させるのですが、其れがより一層
現状悪化を招いたものと思われます。

その際に気付きました事は、「創作されたものが人を傷つける」のではなく
「創作されたものを受け取った人の感情に拠る悪意」が発生する事で
人は傷つくと云う事です。

お友達の事に口出し致します事は大変心苦しいのですが
そのお友達は、セカンドさんの作品を読まれまして、きっと
苦しみを思い出されたのでしょう。
其れは、その方の心の中で消化(又は昇華)されるべきものでありまして
セカンドさんに言うべきことでは無いと思います。
其の方は・・・・遣り場の無い苦しみを、セカンドさんに押し付けられたのでしょう。

只、身近にいらっしゃる「簡単にコメントを出来る」存在と致しまして。

若しも、愛を誓いましてハッピーエンドの作品を書かれましたとしても
ハッピーエンドの直前で愛する人を失う方もいらっしゃいますし
裏切りから酷い苦しみに苛まされている方もいらっしゃる事でしょう。

ALL HAPPYではなく、私はセカンドさんの描こうと思われいらっしゃる
言葉を読んでいきたいです
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2019/10/16 00:19
ゆうな様

自分がハッピーエンドもしくは現状維持?的な
文章を書くのには訳があります

以前主人公の彼女が死んでしまう話を書きました
詩ではありません

するとニコタの友達の一人から「死ぬのは許せない」との
コメントをいただきました(その方は只今活動をお休み中?)

実は小学生のご子息を交通事故で亡くされていたのです

その時、悲しみや苦しみを表すのに
単純に死を選択して書くのは止めようと思ったのです

それからその文章の内容を変えて
最後はハッピーエンドで終わるものに書き換えて見ました

悲しみや苦しみは現実には多分にあるものです
でもそれは一時的な物と勝手に解釈するようにしました

冬の後には春がやって来るような感じです

人間は心にダメージを受けても
それを自ら治す自然治癒力を持っています

ちょっと話が大げさになってしまいましたが

悲しみ苦しみを乗り越えた上での
今を書いてみたいとでも言うのでしょうか

世の中そう上手くはいかないかもしれませんけどね
そんな感じで書いています






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2019/10/15 13:16
その様な御懇意にされてらっしゃいますお店があるのですね^^
人生の中の大切な「幸せ」ですね。
セカンドさんは沢山の「幸せ」をお持ちの様です。

私は物語も、詩も、人生もハッピーエンドでは無くとも良いと思っております。
只、其の時の気持ちをしっかりと見つめていたい、其の様な気持ちです。
全てを受け入れまして、満足して収束に向かう事、
其れがハッピーエンドですと言われましたら、その通りかも知れませんが汗
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2019/10/15 01:13
ゆうな様

マンデリンって大人の味がします
ちょっぴり苦味の有るようなコクの有るような

小説にもたま~に登場します

お気に入りのコーヒーに巡り合えて
良かったですね

自分も行きつけのコーヒーの美味しい喫茶店が
近所にあります

でもわけあって休業中

たまにあった時
来ませんか?なんて誘ってくれる

とコーヒーを無料で入れてくれる
美味しいんですねこれが!

物語も詩もハッピーエンドが良いですね
自分はそのようにしています



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2019/10/14 15:04
マンデリンは好きな珈琲です。
お店に拠りましてもロースト具合は異なるのでしょうが
私の好きなお店のマンデリンは、マンデリンも、マンデリンフレンチも
とても美味しく仕上げてくれます。
何が一番素晴らしいかと申しますと
優しい気分になれる珈琲という処でしょうか^^

ですから、タイトルに「マンデリン」と書かれております事で
私の中では、既にこの詩は「ハッピーエンド」になるのです照^^



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