Nicotto Town



わたしのリンゴ

真っ赤なリンゴを切る
半分に

右があなたで
左がわたし

いや

右がわたしで
左はあなた

ん~

芯のかたちが
右の方があなたっぽい

わからなくなって
切ったリンゴをくっつけてみた

目の高さで
ぴったりと

うしろから
笑い声が聴こえた

ねぇ
どっちを食べたい

右と答えた

じゃぁ
わたしあなたを食べたい

わたしを食べてと
左を渡した

ふふふっ

あっ
お湯がわいた

わたしはリンゴをくわえながら
ケトルの方へと向かった

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2022/11/07 00:44
かれん 様

実はりんごを長野県の農家に注文した時に
何となく浮かんできました

ネットではなく電話かFAXのみでの注文受付
それも味わいがあります^^

電話だと仕事中は不在で出られないこともあるので
FAXがお勧めだそうです

一昨年の千曲川の決壊でリンゴ園が水没
その年の収穫はゼロ

でも頑張って復活しました
なんとなく温かみを感じる農家さんです

で思い浮かんだのかも・・・







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2022/11/06 02:12
らぶらぶな感じがとっても伝わってきました♥(* ´艸`)
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2022/10/30 01:44
Reimy 様

そろそろリンゴの季節
で何となく浮かんできました

右と左にしたけど

でも半ずつに分けるところが
当たり前なんですけど二人には良いのかな

お湯の沸く音って
自分では一番生活感がわきます^^




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2022/10/29 16:58
切ったリンゴが、あなたと私って面白い発想ですね。
ラブリーだけど生活感も感じるステキな詩です。
二人の笑顔、笑い声、リンゴの色や香り、包丁を入れる音、蒸気の温もり、
様々なものを感じました。(*^^*)



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