Nicotto Town


Olivier


凄すぎる!

少し前になりますが、敬愛する投資家ウォーレン・バフェット氏の記事が
日経新聞に掲載されました。
3月29日の朝刊です。

バフェット氏の「株主への手紙」はことに有名で、
私欲にとらわれない堅実投資の手法は、
まさに『Oracle of Omaha』(オマハの賢人)、
アメリカの心と称されています。
毎年5月に行われるバークシャー・ハサウェイ社の株主総会では、
両親に連れられた小さな子供からもサイン攻めにあうほどの
人気ぶりだそうです。


話は変わりますが、私の大学時代の専攻は生物。
遺伝や進化の仕組みに熱中していました。
そんな私が、入社後ほどなくして命ぜられたのが「経済」。
つまり株式市場の動向リポートでした。
真っ青になりました。無知・無興味の分野でしたからね。

その前にも、ゴルフのゴの字も知らない私にゴルフ中継が言い渡され
これまた真っ青。
しかし今回の焦りは、その比ではありませんでした。

経済番組は、企業のトップ人はもとより
多くの株主に注意深く視聴されています。
つまり、多くがセミプロ級の知識の持ち主。
もしも私が間抜けなコメントを発すれば、イコール社の大恥。

胃が痛い・・・眠れない・・・・。
何より、どこから手を付け勉強していいのかさっぱりわからない・・・。

経済担当記者に教えを乞うと、
「まずは株式を持つことだね。そうしたら経済の動向が気になるだろ。
そうすれば、どんなニュースが株式に反映するか分かるようになる」。

そんな悠長なこと今からしたって・・・とがっくり肩を落とすワタシ。

「また(上司に)怒られるのか~」と胃がキリキリ痛む。
そんな時、たまたま資料室で見つけた『バフェット』本。
読まないより読んだ方がいいだろうで読み始めたのでした。

親族が証券会社の支店長をしていたため、
株式投資に馴染みがないわけではありません。
しかし、個人的にはできればかかわり合いたくない世界でした。

株式の上昇局面では笑う人も多くいるでしょう。
しかしその反対に、暴落した時の悲惨さを親族から実話で
数多く知らされていたからです。
(親族の)多くの友人が損失の穴埋めができずに命を絶っていました。

「株式=怖いもの」
そんな構図が当然のように私の中に出来上がっていました。

しかし、バフェット氏の投資手法を熟読すると、
実にシンプルかつ誰でもできるものでした。
『安く買って長期保存、十分果実をもたらしたら売却』
もちろん、安いはリスクと隣り合わせですから、
企業価値の算出には多大な時間をかけているようです。

現在バフェット氏の資産は何兆円にも上りますが、
それらは彼の死後、しかるべき福祉団体に
99%以上寄付すると公言しています。
因みに約1%は子供たちへの遺産相続。
『労無くして得た富は、人間をダメにする』その信条からだそうです。

実際バフェット氏の年収はアメリカの上場企業の中で
最低だと聞きます。数年前の記録では1000万円余り。
「年に一度の妻とのNY旅行の費用が最大の出費。
この年収は自分には十分すぎる」そうで。
彼の数十年来のOmahaの自宅はこじんまりとした家で、
これまた「家族2人だけだから、死ぬまで十分住める」と欲がない。

何種類もバフェット本を読み漁るうちに、
彼の大ファンになったというわけです。

そんな彼が「アメリカの危機」を救ったのが、
今から5年ほど前の2008年。アメリカの金融危機でのことです。
誰もがリスクが大きすぎてお手上げ状態だった
ゴールドマン・サックスの大株主になったのは
多くの人の記憶にも新しいと思います。
当時は「キチガイ沙汰」と新聞雑誌などで揶揄されたのを
よく覚えています。
彼なりに資産価値があるとしたのでしょうが、
当時は投機筋ですら、そっぽを向いていましたから、
大変な決断だったと思います。

そんなゴールドマン・サックスも今日では経営が大改善。
周りの「雑音」に惑わされることなく決断したバフェット氏は、
今回も「Oracle of Omaha顕在」を知らしめることになったわけです。

ホント、メデタシ・メデタシですね。

さて、日本に目を向けると昨年末からアベノミクスとやらで
株式市場が活況です。
先日知人と話していると株式の話になったのでした。

最後にその時の会話を少しばかり。

「すごく前なんだけどね、ヤフー株を一株買ったんだ。154万円で。
ずっとほったらかしにしていたんだけど、今いくらだと思う?」

「さ~?でも、2000年前後の大パフォーマンスでも売らなかったんだ」

「うん。パフォーマンス見たさで持ち続けたんだ。
だって買値は154万円だからね。
決して安くはないけど、高くもないからさ」

「で、いくらになったの?」

「3億6000万円」

「?!さ、さ、さんおく~?!」

「うん。13回分割したからね。一株が今は8192株なんだ」

「・・・・・・・・」

・・・・・私の身近にも「Oracle」がいたのでした・・・・・

しかし、凄すぎる!



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2013/09/21 03:11
Dear lumlum,

I'm so happy to get in touch with you!
Recently I was thinking of you,
because how your plan(working holiday) is going on or not?
You told me the plan will be in September,didn't you?
Of course,I remember your PC doesn't work well.

Anyway, I'm relieved to hear of your news!
You got a job(assistant teacher),that sounds so nice!
Does the 'new job' excite you?

I'm fine as usual.
I work at University a little bit,and travel around.
I'm planning to travel to Israel&Jordan in January 2014,
and New York& Washington DC in March.
I'm very looking forward to going abroad!

Dear my friend,lumlum.
I hope your dreams will come true!!

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2013/09/20 14:27
Dear Olivier:
long time no c my dear..wow..i am very very busy for these few months...long time no play this game..miss u so much..i am fine..but sick these days..ha..i found a new job..remember i worked in gov dept before? now i am a teacher assistant in Primary school..not a teacher! just an assistant..like admin staff in school..a challenging job for me..i will hard work..as my family have some problems..i delay my working holiday plan..but i will go i think..i wish..haha..how about u? how r u these few months?
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2013/09/03 10:45
Olivierさんおはようございます。
お久しぶりです。お陰様で、前より、だいぶ元気取り戻しました!

長い長い、丁寧なお返事いただいてたのに、ずっと返事できないままでした。。
色々と心配かけてごめんなさい><
Olivierさんへのお返事は、私のメールの下書き保存へ書き溜めていて、編集と保存を繰り返しています
でもなかなかまとまらないので放出できてません…まとめ下手です><
その返事も結局、会社への不満や愚痴になっていて、こんな文章をOlivierさんに送ったところで私何がしたいんだろう??なんて…。
でも、Oivierさんのお話は強いパワーを感じて、自分も前向きにならなければ、と思ってます。
学生のころから、ほんとに努力家ですね。就職してからの困難も一言じゃ表すことできないほど、相当なものだったと文章からわかりましたよ…。

私も意地を見せなくては…。
愚痴にはしたくないですが、私は直属の上司(40代女性)が嫌味たらしく、我が道が1番と思い込んでいる話の通じない、苦手なタイプです。。。あー愚痴になっている…。
こないだも、このことで元気が無かったんです。。
仕事はすごくできるので尊敬しているんですが普段は支離滅裂なことを話し、その上私が指摘や質問するとワーワー騒ぎます…その上私が20代なのでナメられていて話も途中で遮られ聞いてもらえません。もう何が何だかわからなくて怖くって理解に苦しみます…
そして私はのんびりマイペース・上司はハキハキせっかちタイプなのでどうしてもズレが^^;
就職してから4年の付き合いなので対応の仕方もわかってきたんですが、時々爆発してしまいます…
正反対のタイプなので上司も私に不満はありますよね。どこかで爆発しているはずです。

職場の人間関係は毎日のことなので、どうも我慢しきれないときが…。。
Olivierさんも充実していそうで少し、退屈していたりするんですね。意外でしたよ。

ほぼ愚痴になってしまってごめんなさい。やっとOlivierさんに吐き出せました。もう前を向いてます!!
それよりも、もう9月だなぁって。Olivierさんが北海道に来てくださるのも近いのでは♪
こちらはすでに秋風が吹いてとても寒いですよ。今日も外は20℃ないかもしれません…。
暖かい格好でいらしてくださいね^^
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2013/07/03 17:04
ジュエリさま、コメントありがとうございます。

美人の母を持つ私は幼いころから容姿にコンプレックスがあり、
「結婚するなら欧米人!」と夢見たものです。
無条件に(?)カワイイ子どもが生まれると、思い込んでいましたからね。

でも昨今TVで『海外で暮らす日本人妻』の番組がもてはやされ、好奇心から好んで観ています。
しかしながら、イメージと現実のギャップとは怖いものですね。
先日も、フランスへ嫁いだ日本人女性の不満が紹介され、その一つが衛生観念。
外出後(公園で遊んだ後)も手を洗わない。その手でフランスパンをちぎり子供に食べさせる。
頭髪を洗うのは一週間に2回ほど。美女の会話に日常的に「友人がシラミわいて・・」が登場。

また、北欧の某国のときは、完全なる自己主義が紹介され。
個々人の基準は「自分が何をしたいか」で、相手に配慮は二の次とか・・・。etc

「ワタシ、無理だな~」と、改めて思う今日この頃です。

帰国中の友人は、(英会話の先生を除く)数少ない国際結婚経験者。
オーストラリア人男性と日本で知り合い結婚。一児をもうけ現在メルボルン在住です。
彼女は東京ディズニーランドのパレードダンサーの経験もあるプロダンサー。
底抜けに明るく、超ポジティブ女性ですが、ご主人に対しては多大なる不満を抱えています。
毎回会うたびに自虐ネタ&夫婦ネタで我々を楽しませてくれますが、
「日本は楽よ~」が実感を伴っていて考えさせられます。

価値観の違いは、「育った歴史」でもありますからね。
そんなに簡単には「あ、そうですか」で変わりません。
それでも楽しく毎日を過ごすためには、「(思考・行動の)柔軟性」しかないのでは。
まずは「普通はね・・・」という言葉の封印が先決カモ。

ジュエリさんのお母さま、お母さまなりに「こだわり」があるのでしょう。
何でも「やり抜いたら、それは本物」といいますからね。
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2013/07/03 16:20
私の妹(私とは父ちがいの兄妹)は アメリカ人と結婚して 日本で(横須賀)で暮らしてる
本人どうしより 親(母親のほうが 私の生みの母) のほうが 戦争に負けて アメリカンコンプレックスの塊みたいだから なんでも アメリカはいい と言ってるから困る
除隊したあとも 基地内の PX に勤めてるから 買い物はそこで
親は なんでも安く買えるから やっぱりアメリカはすごいとか言って ・・・買ってくるのは妹夫婦
そこだけが特殊な状況にあるだけなのに ・・・・ 税金が一切かからないから
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2013/04/24 15:22
nagataさま、コメントありがとうございます。

さすがnagataさん、お詳しいですね。
バブル期ほどではありませんが、CM広告といえば電通・博報堂で、
依然マスコミ界では巨大な力を持っています。
「ここに発注しておけば間違いない」という
根拠曖昧なネームバリューのせいでしょうかね。

実態をよく知らないのでコメントを躊躇してしまうのですが、
一つ明確に思ったのが一案件に対する報酬の高さです。
数百万円~数千万円単位でお金が動き、その実、細かな部分はどんぶり勘定。
お金の単位を勘違いしているのでは?などと(放送局に在籍している当時は)思ったものです。

面接慣れのために電通も受験しましたが、選考が進むうちに書類に「推薦人」を記入させられたのです。
どうやら一部上場企業社長・重役クラス&政治家からみがAランク推薦。
それに準ずる推薦人がBランク推薦と、学生本人というよりも
そのバックグラウンドの有用性で合否が左右されました。

そんな偉大なバックを持つ学生なら、本来「優秀」に違いありません。
でも、たま~にそうでない学生も交じっている。
一端入社させると簡単に解雇できないのが日本の企業の悲しいところ。
ましてやバックには「大物」がついているわけですからね。

そんな具合に電通などは、超優秀な社員もいれば、そうでない社員も膨大にいます。
つまり仕事の質も、最上から下まで様々ということです。

以前、電通の新入社員歓迎会に遭遇したことがありますが、
頭にネクタイ鉢巻して、テーブルの上で全裸で踊っていましたよ。
あの時ばかりは視力が悪くてよかったと思いましたね。

でも、電通だけではありませんけどね、
ボンボン優先採用企業の仕事ぶりなんて。
(独断と偏見、ご容赦くださいませ)
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2013/04/24 02:47
電通は子会社を作って そこに丸投げで データ集めをさせてる
ところが100%子会社のそこは 親方日の丸 丸出しの仕事ぶり
電通から調査費用の予算が下りてきて まず半分は 自分たちのふところに入れて
残りでデータ収集 ネットアンケートで 回答者に対する報酬は1円単位
昔は 郵送で1件あたり1000円だったものを 雀の涙ほどの金額に
そうすると「まともに答えていられるか」と反撥していい加減な回答をする
不正確なデータが集まる
電通はそのデータを受け取って仕事する。
長い目で見ると 将来は暗い
この会社の株は買えない

という結論
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2013/04/17 14:52
nagataさま、コメントありがとうございます。

nagataさんは芸術家ですからね。
独断と偏見で申し訳ありませんが、
超現実的な投資の世界に足を踏み入れているnagataさんの姿が、
私には想像できません☆

ただ、nagataさんは芸術関係のみならず、
文学・自然科学・経済学等とあらゆる分野の書物をお読みになります。
切り口も鋭く、エッジの効いたコメントをされています。
そんなnagataさんなら、株式投資も(実は)性に合っているかもしれないと推察いたします。

株式投資は「慢心」が判断を狂わせる一要素です。
どんなに愛着のある企業でも、その将来性に対しては常に懐疑的であれと言います。
nagataさんなら、当然のようにそうされるのではありませんか?

銘柄選びは個性が出るので、それこそ千差万別。
10年単位で見ていても一向に上がる兆しのない銘柄もあれば、
数年に一度山をつけてくる「優秀」銘柄もあります。

例えばシャープなどは、PC普及期には花形とされましたが、
今は買収の危機にあります。栄枯盛衰、諸行無常の鐘がなる・・です。
「企業の社長は本当にかじ取りが大変だナ」は、私の本音。
大金を投じ試作を重ねた新製品でも、時には鳴かず飛ばずで大赤字。
その際の株価は、まるで自分への「成績表」のように冷酷です。
そんなときでも次の一手を考え続けなくてはならないのですから。


投資家の方が言っていました。
「仮想会社経営の感覚が楽しめるから、投資は止められない」と。
ダメとなれば株式を売って関わらなければいい、
でも、実際の社長さんは「や~めた!」で会社を投げ出せませんものね。

そんな投資の楽しみ方もあるという、一例です。



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2013/04/17 02:32
ヤフーとセブンイレブンって 私の嫌いな会社ばっかり
私が嫌いな会社の株を買えばいいということかなあ

電通とか
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2013/04/13 13:17
としさま、コメントありがとうございます。

ふふふふ・・。
ニコッと友達の中で、としさんが一番「キケンな匂い」がします。
戦国武将の気質をお持ちのとしさんは、危険と分かっていても
率先して戦火に身を投じる、そんなタイプだと推察するからです。

「欲」は確かに大切です。
欲のない人は、今流行の「草食系」「植物系」男子と化し、
波乱万丈な人生を送らなくてもいい代わりに、喜怒哀楽の幅が狭い平穏な人生を手に入れられます。
どちらの人生を好むかは、それこそ千差万別ですからね。

としさんには是非、仮想投資をしていただきたいです。
今回の上昇局面は10年に一度、それくらいの頻度ですから、絶好の学びの場になります。

☆手持ち資金が1000万円あると想定して、
 大型株(日経225)と小型株(前述以外の東証一部銘柄)
 それから新興市場(ジャスダック等)から数銘柄チョイスして株価を追跡してみてください。

常に市場に張り付いて見る必要はありません。
一日一回、終値を記録したらいいだけです。
自分で数字を書く方が記憶に残りますから、単にチャートや数値を眺めるよりも有効です。

すると、市場の『クセ』が見えてきます。
それは毎回違いますから、パターンを知る上で良いテキストになります。

今は、円安メリットを理由に輸出関連大型株が市場を牽引しています。
それが頭打ちになると、次には牽引した関連銘柄・セカンドクラスが主役になるでしょう。
こうして最後は新興市場の「無理やりこじつけ便乗型」暴騰で、大花火大会は終焉を迎えるのでは?

相場中盤からの値の飛ばし方が、一番の学び所です。

例えば2000年前後のヤフー株。私が認識したときは700万円(一株)程度。
それが数週間後には6000万円に。
新聞に掲載されると更に人気に火が付き、あっという間に1億円突破の大パフォーマンス。

あの時ばかりは「狂気」を実感しました。
当時は今のように、ネットを通しての個人投資家の取引も成熟していませんでした。
つまり狂気の主は機関投資家、冷静なはずの彼らが「持たざるリスク」と称して
大相場を演出したのでした。

当時ヤフー株を持っていた知人は、ほとんど皆売却しましたが、異口同音に発した言葉は
「あ~、損した!」。
3000万円もの利益を上げた知人さえもが、です。

欲とは・・・ホント厄介なものです☆
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2013/04/13 02:54
たぬきの休息さんとOlivierさんのやりとりがまぶしすぎるっっ
欲の権化とかしたワシには・・・・
あははっ♪^^

むぅぅ、、まだまだ修行が足りないようですっっ
欲もまた人間味があってオモシロいと感じます。
さすがに身を亡ぼしては何にもならないですがね^^
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2013/04/12 01:10
たぬきの休息さま、コメントありがとうございます。

さすが、たぬきの休息さんですね。
株式の王道ともいえる原則を、すぐにお察しになられた。

そうなんです。
株式は『子供の成長を見守る。そんな気持ちで銘柄選びをする』が基本なんです。
アメリカの小学校の投資の授業でも、教師は児童に、
「自分の生活になくてはならない企業。これから先も生活から無くなっては困る企業は何か」を
考えさせてから銘柄選びをさせるそうです。
そうして数か月間、各々が選んだ銘柄の株価を記録させ、変動理由を考えさせるといいます。
子供たちはお気に入りのお菓子メーカーを選んだり、
以前お世話になったオムツのメーカーを選んだりと、
真剣に必要性を考え選んでいるといいます。

実際の投資は仮想投資のように単純ではありませんが、
このような試みは、しないよりした方が断然有効ですからね。
その点で、アメリカは日本より進んでいるといえます。

株式は「塩付け」と言って、購入後に値が下がり売れなくなるを念頭に置いた方がいいです。
「定期預金」のような感覚ですが、こちらは元本割れです。
ただし日本を代表するような企業なら、まず倒産はないでしょうから、
(10年単位で)気長にチャートを眺めていると必ず上昇局面があります。
成績の悪い我が子が、頑張って勉強して次第に偏差値を上げていく。
それを陰ながら応援する親の感覚とでもいうのでしょうか。
それが「長期保有」の心構えです。

バフェット氏の言う『よく分からないものには決して投資をしてはいけない』はこの理由からです。
分からないものは好きにはなれませんからね。それを長期間保有するのは苦痛ですし。

個人的にはパフォーマンス見たさに、異業種の株式を数銘柄保有しています。
ただし、ここ十数年一度も売却していません。
株式を持つことで、経済への興味を持続させるのが目的だからです。
今後も、よほど利益が出たら話は別ですが、売却することなく保有し続けるつもりです。

こんな調子ですから、私の場合、
株式の上昇局面も暴落局面も、結構楽しんで分析しています。
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2013/04/11 23:19
う~ん。
すぐに株式をやってみようとはならないと思います。
やっぱり私にとっては異世界の存在ですからね。

でもおっしゃることを私なりに考えると、みんなが利益云々よりこれからみんなのために頑張ってくれる企業(あるいは頑張れる可能性があると思える企業)を応援するつもりで株を購入すれば、そういった企業は安定した資本を得てより頑張ることができるし、私たちはサポーターのつもりで購入しているんだから、応援する気がなくならない限り株は手放さないだろうという。
企業だっていつ売りに走られるかもって思ったら大胆な投資はできなくて内部留保を図るのは当然ですからね。
そう考えて結果として利益がついていたら儲けものだし、損をしたら見る目がなかったと思うしかないのでしょう。

でも、私よりOlivierさんの方が向いているのではないですか。
各界の様々な人と接する機会があったということは、その人の良い点にも悪い点にも触れることができたということですから、物事の道理を知る機会も多かったのではないかと感じています。
「広く浅く」も十分な財産だと思います。
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2013/04/10 02:22
たぬきの休息さま、コメントありがとうございます。

株式投資には向き・不向きがあると思いますが、
個人的にはたぬきの休息さんは向いていると思います。
その理由は、お金に執着がなさそうだからです。

もう一点、これはあくまでも独断と偏見なのですが、
信心があつい、そんな人は欲との付き合い方が上手いからです。

投資で一番怖いのは「欲」です。
投資家が口をそろえて言うのは、
「買うのは(誰でもいつでも出来るから)簡単。しかし売るのが難しい」です。
当初は「一万円でも利益が出たら嬉しい」、それがいざ利益を確定すると、更なる利益が欲しくなる。
自分はそんなタイプの人間ではないと思っていても、
株式ばかりはやってみなくてはわかりません。

これは「慣れる」ものではないのかもしれませんが、
一度経験すればそれが教訓となり、繰り返さない人も確実に存在します。
冷静なたぬきの休息さんなら、「利益はこれで十分!」と簡単に市場から降りられるのではと推測します。

もう一点の信心ですが、第三者の目(先祖であったり八百万の神であったり)が内にある人は、
欲の自制が上手いです。
「恥」の概念があるからでしょうが、自分が今何をしようとしているのか、
冷静かつ客観的に判断できています。

最後に、今は株式投資には良い時代になりました。
自らの判断で発注・売却ができるのですから。
その意味で資産運用の一つのカテゴリーとして組み込まれたらいかがでしょう?
総資産の1/5が目安です。

株式を怖いと申しましたが、欲の管理さえできれば全く怖くはありません。
たぬきの休息さんの上司が豪邸を建てたように、
私の周りにもトヨタ・ホンダ・ファーストリテイリング等々日本を代表する銘柄を、
市場が閑散としている時に購入、長期保有して上昇局面で売却、
期待以上の成果をもたらす人もかなりいます。

今は携帯電話の無料サイトで簡単にリアルタイム株価が見られますし、
堅実な株式を購入したら、それこそ市場が上昇するまで一切見なくて済みます。
頻繁に株価をチェックする人の方が「隣の畑が青く・・」で
結果、売買を繰り返し損失を拡大させています。

個人的には株式市場は、資産運用の上で欠かせないものだと思っています。
日本は義務教育の段階で投資の勉強がなく、
それゆえ「得体の知れないもの」と多くが思い込んでいる節があります。


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2013/04/09 19:39
なるほど。

株はやらないかも。
平日日中は働いていますからほぼタッチできませんし、土日だけちょっと覗いてみて利益を出そうというのはかなり甘すぎる考えだと思うからです。
(想定は全くしていませんが)自分だか友人だかが起業して株を発行することにでもなったら自分の経営のためとか友人に協力するという意味で持つことがあるかもしれませんが、それは株で利益を上げようという発想からはちょっと離れているように思われます。

高度経済成長の頃は休日株主でもそこそこ利益があったらしいです。
固い株を持っていて給料では買えないような豪邸を建てた上司もいましたし。
アベノミクスも博打ではなく、みんなが資本参加という意味で株を持っていたらそこそこ配当がある程度の状態になれば本当なんでしょうけど、まだまだ吉と出るか凶と出るかわからないですね。

原稿はアナウンサーが作るんですか。
それは凄いですね。
アナウンサー全員が全ての分野に秀でているわけではないでしょうから、おかしな報道になって電波に乗ったら訂正が効かないことだってあるでしょうに。
もっとも、それだけのことに対応できると思える人しか採らないということなんでしょうけど。

想定外のことに備えるのはどの職業でもあることですね。
「この場合ならどうする」ということを考えている人はいざ起きた時にある程度動けますが、心得ていない人は動けない上に指示を受けてもその意味するところが理解できません。
ましてやそれが全国ネットとなると受験勉強のようというのもわかる気がします。

話は戻って「習うより慣れよ」ですが、近頃年代を問わずいくら経験を積んでも慣れてくれない方が増えてきたように感じています。
(利用者さんのことではありません。)
慣れるには経験したことの意味を振り返る過程がはずせませんが、前回の失敗と同じ失敗をするわけです。
孔子が「学ぶだけで実践していない人は考えが片寄って融通がきかない。実践するだけで学ばない人は危なっかしい」と言ってましたが、株も仕事も同じかもしれません。

誰が言ってたのか忘れましたが「利益のことを忘れると利益がついてくる」らしいです。
きっと物事の本質をよく見るからなんでしょうね。
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2013/04/09 02:25
たぬきの休息さま、コメントありがとうございます。

今回私が書きたかったのは『習うより慣れよ』。
そして『欲との付き合い方』でした。

今回の株式市場の活況がいつまで続くかは不明ですが、
安易に乗ると大やけどを負う、
それをほんの少しでも伝えられたらいいなと思い書いてみました。
本文では危機感までは書ききれていませんが、
コメントをくださった方々へのコメントの中にちりばめました。
お暇なときにサラリと読んでいただけると幸せです。

話は変わりますが、私の局では原稿は全てアナ本人が作成していました。
それは、入社当初からです。
また、こちらが依頼しない限り、本番前の原稿チェックもありません。
それだけに中継後のダメ出しは猛烈でしたね。

「なんであんな視点でリポートを構成したのだ!お前のリポートには核が見えない!」等々。
他のアナ達も皆同様でしたから、それが普通なのだと思っていました。
それだけに、いきなり未知の分野の仕事を振られると真っ青になったものです。

私の場合入社初年度にプロ野球・テニス・ゴルフの中継リポート命ぜられました。
いずれも本番数週間前のことです。
そこからルール・用語を頭に叩き込み、過去ビデオを見まくり、仮のリポート原稿を作り上げます。
生中継の場合は作り上げた原稿は役に立ちませんから、随時コメントを模索します。
リポートのうまい先輩アナ曰く、パターンをどれだけ頭に叩き込み流暢に話せるかがポイント、
だから普段から念仏のようにあらゆる場面を実況して技術を磨けと言われました。

当時は、毎日が受験勉強のようでした。
私は良くトチル方でしたから、発声練習・滑舌も、
同期アナ以上に頑張らなくては使い物になりませんでしたから。

今は、広く浅くではあっても、未知の分野への興味に繋がったと感謝しています。

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2013/04/09 01:45
としさま、コメントありがとうございます。

いえいえいえいえ、詳しくなんかありませんヨ。
私の場合「心理学」的に分析しているから、
株式市場は怖いけれど、何となく面白い世界だなと思っているだけです。

有名な投資理論で『ケインズの美人投票』があるのですが、ご存知でしたか?
名前からしてワクワクしますでしょ?
これは、株式のクライマックス場面では企業の将来性・株価収益率etcはほとんど意味をなくし、
「他者がどんな銘柄を好むか」、それにのみ注視して購入するべし、というものです。

要は、自分は咲ちゃんが一番かわいいと思うけれど、
多くの審査員ははるかちゃんを好みそうだから、はるかちゃんに投票しておこう。
そんな理論です。

そのような観点から株式市場を眺めても面白いですよ。

ただし、一度としさんが株式市場に参加したのちは「一円でも利益を出したら(大)成功!」
どうかこれだけは忘れないでくださいね。

アバター
2013/04/09 01:19
この間読んでた経済関係の本(といっても素人向けのものですが)には「日本の先物取引を扱う会社はアメリカと違って顧客のお金で利益を上げられるかどうかに関わりなく手数料を取るので勉強していない」とありました。
やったことがないのでこの記述が正しいかどうかもわかりませんが、手数料だけで十分利益が出るのなら勉強不足にもなるだろうと思います。
株式も他人任せではなく自分でそれなりに汗をかかないと成果は生まれないということなのでしょう。

「子孫に美田を残さず」という発想は洋の東西を問わず存在するものなのですね。
時々運だめしのように宝くじを購入しますが、1万円とか当たっても何に使ったかよく覚えていなかったりします。
自分の給料の1万円ならもう少し慎重に使うのですが、やはりあぶく銭は身につかないものなのでしょう・・・
(億単位で当たったらなんてリアルには想像もつきませんです。)

アナウンサーってスポーツ関係の中継を担当される人が結構いますね。
競馬なんて早口言葉のような馬の名前を連呼しないといけないし、固まって走ってる馬の個別認識ができてないと話にならないでしょうから、あれをつまらずに言えるのは本当に凄いなぁと思います。
ゴルフは時折解説者からよくわからない専門用語が出てきますよね。
(好きな人には常識なんでしょうけど、初心者にはさっぱり・・・)
あれってアナウンサーも知っていることが前提なんですか。
副音声とかで初心者向け解説とかあったら面白いのにと思ったりもします。

株式市場の動向リポートってアナウンサー自身が原稿を書いているのですか。
ある程度経済専門の人がまとめてあるのを読みあげるのかと思ってました。

生物関係が強いのでしたら、今なら環境問題とかiPS細胞とか語れたかもしれませんね。
大きなイカの映像がスクープで流れるご時世ですし。
昔は生き物といえば大半が動物園か水族館だったイメージがあります。
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2013/04/09 01:16
由香さま、コメントありがとうございます。

「株式は怖いもの」
これは今後いくら由香さんが株式市場で成功しても、
是非持ち続けてほしい思いです。

株式の一番の怖さは、「人間の欲」にあります。

2000年前後のITバブルの際、知人の多くが陥り資産を激減させた例を紹介しましょう。
当時も今回のように突如株式市場に火が付き、
電気通信株を柱に市場が活況に沸きました。
いくらか余裕のある知人たちは、よく耳にする企業(例えばソニー・富士通)に
初めての投資をしたのでした。
ビギナーズラックとはよく言ったもので、ほとんどの知人は利益を手にして売却。
めでたし・めでたし・・・の筈でした。

しかし、その後がいけなかったのです。
彼等が市場から降りたのちも、株式市場は上昇を続けました。
すると彼等の心に「損をした」という思いが湧き上がったのです。
「もう少し持ち続けたら、もっと利益が得られたのに」という思いです。

すると居てもたってもいられなくなり、また株式を購入したくなる。
当然株価も上昇していますから、時には前回の売値
(つまり手持ちの資金)より高い買い物になることもあります。
それでも、俗にいう『持たないリスク』に耐えられなくなり、
市場から離れられなくなってしまうのです。
ヒトよりも少しでも多く売却益を得たい、その願望が「売却時」を狂わせるといいます。

現に2000年前後のITバブルの際、アメリカ人の多くが投資に参加し、
そのほとんどが「(結果的に)大損をした」と答えています。
本来一万円でも利益が出たら、それは成功です。
しかし、上昇局面での売却はいくら100万円の利益が出ていたとしても、
翌日も株価が上昇していたら「私は損をした」と思ってしまう。

冷静なときは「そんな馬鹿な」と懐疑的にもなりますが、
自分が一度その波に呑まれると、宿命のように抱く思いのようです。

だからこそ株式ばかりは、『習うより慣れよ』なのだそうです。
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2013/04/09 00:46
Olivierさんは経済にもお詳しいのですねぇ。
ワシはざっくりしかわかりません。。。

「労無くして得た富は、人間をダメにする」よくわかりますっ
高額宝くじを当てて身を亡ぼすってよく聞きますわなぁ
株、先物、FXなどなど、、ギャンブル(ミズモノ)的なモノに手を出すとロクなことが無いてことですなぁ

でもでもでも~~、、ダメになってもいいから労せずしてお金欲しいわぁ~(≧∇≦)ノ
ヤフー株、羨ましいぞっっ
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2013/04/09 00:37
うさたさま、コメントありがとうございます。

確かに仰る通りだと思います。
現にこのような大パフォーマンスを演じたのは、
バブル崩壊後、ヤフー株とセブンイレブン株だけだそうです。
膨大な日本の上場株式の中で、当初からこれらの銘柄に目を付けていたヒトは
かなり少数だったと思われます。
その上現在まで保有している人に、今回私は初めて出会いました。

実は私も、ソフトバンクの上場時に一株(1000株単位)持たないかと誘われたことがあります。
当時アメリカではPCは生活に不可欠なツール、携帯電話に至っては
所有率はかなり高かったと記憶しています。
一方日本では、ようやく携帯電話が認知され始めた、そんな頃でした。
ですからいくらソフトバンクの経営内容を説明されても、
当時の私には先が読めず、「海のものとも山のものとも分からない銘柄に投資することはできない」と
お断りしたのでした。
それが、ヤフー程ではありませんが大パフォーマンスを演じ、
己の先見の明のなさ、海外、特にアメリカの動向が数年遅れで日本に影響をもたらすことを
知っていたつもりで思考から排除していた無能さに、あきれ果てた覚えがあります。

実はバフェット氏も、2000年前後のITバブルの際は一切投資はしていないのです。
以前から親しいビル・ゲイツ氏のマイクロソフト社にさえも、
『(実態のよく)分からないものには投資しない』この信念で投資していません。

生まれたての新しい企業には目もくれず、既存の歴史ある上場企業が経営困難に陥った際、
企業価値を計算し積極的に投資を続け、大きな果実を得ています。
私も彼の手法を参考に、日本企業の個々の価値を算出してみましたが、
見極めには到底至りませんでした。
やはり、株式は難しくて怖い、これが本音です。

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2013/04/08 23:38
サモワールさま、コメントありがとうございます。

経済担当記者が言うように、株式は「習うより慣れよ」これを実感します。
多くの投資家が決まって口にするのは
「買うのは簡単、しかし売るときに人となりが出る」そうで。
年間通して利益を生む投資家は、ほんの2%にも満たないと聞きます。
それだけ短期売買には巨大なリスクが潜んでいるということです。

しかし、バフェット式の投資ならばかなりリスクが軽減できます。
ただし、「安い(暴落中)」をどう判断するかです。
長期保有予定の株式を上昇局面で購入するのは愚とされますが、
上昇しているから安心、これも事実です。
しかし、動き始めた株式は(もしかしたら)明日には天井を打ち、
暴落するかもしれません。

暴落中の株式は、機関投資家ですら購入理由を見つけられず見送ります。
反転するタイミングを逸すれば、倒産もありえます。
そうなるとコツコツ蓄えた資産が紙屑に。

株式の格言で『頭としっぽはくれてやれ』があります。
だれも最安値では買えず、最高値で売ることはできないということです。

株式を保有すると分かるといいます。自分がどんなタイプの人間なのかが。
反省を次につなげられるタイプなのか、性懲りもなく・・タイプなのか。

アメリカでは小学校の授業で株式投資のシミユレーションがあるそうです。
「企業の成長性を独自で見極める力を養う」上で、有効な課題とみなされているからです。

アベノミクスの終焉時に一銘柄でも購入したらいかがですか?
10~20年以内に、また次の山がやって来ると思います。
もしかしたら、想像以上の果実を手にできるかもしれません。

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2013/04/08 21:13
すごい文章を書かれるのですね☆さすがです!!おもしろくて、釘付けでした(*^_^*)
そんなに株でもうかるのかぁ!!とびっくり。私も、株は怖いものだと思い込んでいたから、とても勉強になりました^^
株式は難しいと思っていたけれど、お馬鹿な私にもできるのかしら・・・
老後の為にこつこつ貯金をしようと思っているところなので、がーんと衝撃をうけました^^
株式かぁ☆いいなぁ☆強いと!!
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2013/04/08 21:06
ヤフーというかソフトバンクは単なるベンチャーでしたから、
運が良かったのでしょうね。
もし、似たようにみえるライブドアに投資してたら、
大損していたことになります。
初期のソフトバンクと、ライブドアは、
普通の人には違いがわからないでしょうね。
というわけで、素人にはやはり株は博打ではないかと思います。
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2013/04/08 20:37
(°_°)が…額が違いすぎます!
凄いとしか言いようのない額ですねえ。
株は真っ当な顔をしたギャンブルっていう見方もありますが、まあ、やらずに文句をいうよりも、一度はやってみるべきかもしれませんねえ。僕も未経験なので;^_^A



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