Nicotto Town


瑞希の日常


練習その2

夜中に目が覚めた。
窓が開いていたため、寒さのせいだろうか?

私はなんとなく水を飲もうと思い、暗闇のキッチンへ向かった。

キッチンの入り口に着くと、私は電気のスイッチを押す。
蛍光灯が数回点滅し、白い、無機質な光が降り注ぐ。

ふと、親の寝室の方を見ると、キッチンからもれた光で、開かれたままの扉がわずかに照らされていた。
中には、誰もいないようだ。

「今日も帰ってきてない・・・・。」

私は、そう小声でつぶやく。
ここ数日、親の顔を見ていない。
電話で、「仕事が忙しいからしばらく帰れない。」と言っていた。
自炊も出来るし、こういう事のためにあらかじめ食費を家に置いておいてくれるから、不便も無い。
が、まったく親の顔を見れないのはやっぱりイヤだ・・・・。

水を飲み終わり、私は自分の部屋に戻った。
部屋についても、何だか寝る気分じゃなくて、私はベランダに出る。

夏が終わり、もう秋というこの時期、夜はとても冷えた。
しかし、適度に乾いた風は心地よく、まるで気持ちをリセットするかのようにすっきりする。
眠気は飛んでしまったが、ある程度すっきりした私は、再び布団にもぐった。

「明日は帰ってきてくれるよね。」

そう、願って・・・・。



~後書き~
練習2回目
どうでしょうか・・・・?
前回に引き続き、こういうのを書くのは初めてです (^^;

とりあえず、両親ともに 仕事>子供 って感じの脳内設定
それでも、母の方は 仕事≧子供 って感じで、家には帰ってきてます

まぁ・・・・今考えてるのは、こうやって練習を何回も書いて、練習で1つのお話しにしようかな?
と、計画中

無事、完結するといいんですが・・・・・

では、また ノシ




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