Nicotto Town


コロポックル


魔窟へGO!続きでやす。


東京のビップルームなんてのがある美容院に行ってきました。
今は従姉に嵌められたんだと思っています。
地下にビップルームがあって一般のお客さんと出入り口が違う美容院なんて田舎者には脅威っす!
美容師さんは絶品の美人揃いですが、みんな男ばかり。男の絶対美形なんて意味ないじゃん。
それに、ここの美容師さん達の笑顔が信じられないよ。だってその笑顔は怖いよ。
作り笑顔のきわみじゃん!
カット台で美容院の鏡が大きいのに目が点になる。(田舎の理容美容店の何倍?)
自分の全身写ってねぇ?
なんて鏡を見てると、いかにもカリスマ美容師(古い言い方だけど他になんと言っていいかわかんない)って人が出てきたぞ!
腰に挟みを入れたカットケースを引っさげ河童ハゲ父ちゃんの好きな映画、夕日のガンマンみたいなイデタチ。
自分、夕日のガンマンじゃ無くって美容師さんに髪を切ってもらいたいんですけど許されないの?選ぶ権利は無さそう(悲)
美容師さんは「ヘアマニキュアとカットがお望みですよね」っと
ここに来る前に従姉に「髪を染めるくらいならヘアマニキュアを美容師さんにしてもらったら」なんて言われて、こくこく頷いたのを思い出した。
「紫のマニキュアなんかすると良いですよ目立たないし浮かないし」まで言われて
「結構、夕日のガンマン良い人かも」なんて思った。(甘かったけどね)
夕日のガンマンが「どんなカットが良いか何でも言ってください」って言うから、こうカットしてここは残してとか言ったんだけど
聞いてねえよ!夕日のガンマン!
カットが始まったら自己陶酔かよ!
アンタの勝手に切るんなら、お客のリクエストを何で聞く!?
ざっと夕日のガンマンがカットしたら美人のお兄ちゃんが出てきてペタペタマニキュア剤を塗って背中にワッカがくるくる回る電熱器みたいな奴を置いていった。
体にケープして、頭は液剤でかたまって、頭の後ろにグルグル輪っかがつく姿の自分は奈良の大仏みたい。(大仏さんもあの頭のパーマは辛かっただろうなぁ。なんて)
宇宙人みたなに容姿の自分には此処で差別もあるのよぉ。
他のお客さんの前には雑誌があって皆、読んでるのに自分の前には週刊誌無しです。ヘアマニキュアが頭に染みるまで何せぇっちゅうんじゃ!
もう、常連のオバサン達とは美容師さん談笑ザンマイ。
自分、孤独な美容院での田舎者っす。
でも忍耐の時間は過ぎます。
髪を洗って仕上げのカットに夕日のガンマンが再登場してドライヤーを曲芸みたいに使って挟みをカツカツカツって切ってくパホーマンス!(頼むからヘタレにパホーマンスは止めれぇ!怖えぇから!)
後は何があったんだか意識消失。何とか生きて従姉の家に帰りついた。死んでない(涙)
家にヘタレこんだら河童ハゲ父ちゃんが
「何て色に染めたんだ!?」と来た。え?
えぇえぇえええー?髪の毛の色がグレーじゃん!紫つて話は?ヘアマニキュアつてのは?
ネズミ男になってる!!!!!!!
行き着けの所を予約しまいした。今は帽子を深くかぶって出かけます。
ちなみに従姉いわく、あの夕日のガンマンはお店の一番人気で従姉は
「なかなか相手をしてもらえないのにラッキーだったわね」なんて言われたけど。
ネズミ男にされてラッキーなの?ねぇ?ラッキーつて何?
魔窟は東京にありました。




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