有る女子の小さい頃の事です。
その子はいつも　ぼーとした子でした。
女の子は他の子供より小さくて色んな物を飽きるまで眺めてるのが好きでした。
小さくて頭の良いとは言えない女の子は人間の友達より虫や花や葉っぱの友達が多い変わった子です。
春になれば、柔らかな甘い色の緑に両手を広げ、桜の顔を見つめて遊びます。
夏になれば、草いきれの中を転げてまわり、熱い太陽の日差しと隠れん坊するように大きな木の木陰に隠れます。
秋になれば、紅葉の彩りが風で舞うのを追いかけながら、ドングリ拾いに夢中になりました。
冬になれば、枯れ草と葉の落ちた木々が魅せる刺繍のような美しさに見とれました。
女の子には人間と動物と虫と花や葉っぱ以外にモウ一人?友達がいました。
その友達を見たのは女の子が本当に小さい頃でした。
ある日、何かが聞こえた気がして振り返って里山を見ると・・・
大きな木の前にコレもかなり大きな河童がいたのです。
河童と聞くと可愛いもの。甲羅があるあの姿を思い浮かべると思いますが・・・
女の子が見た河童は大きな木が隠れるほどに大きく
打ちかけのある十二単のような立派な着物を着て遠くを見つめながら何かを凄く怒って吼えているのです。
吼えていると言っても女の子には声が聞こえるように思うものの何も聞こえていない不思議な体験でした。
その河童ですが吼えていても、とても高貴なもののように見えました。
頭に皿があるものの髪の毛は御すべらかしで・・・
その着物姿だけだと光源氏のお姫様のようです。
着物はお姫様なのですが、河童はかなり怖い顔で夜叉のように何か遠くを睨みながら怒っています。
本当に怖い怖い顔だったのですが・・・・
このお馬鹿な女の子が物凄く鈍いのか・・・・不思議と怖くなかったのです。
姫河童は見ている間にどんどん体が透き通って、あっと言う間に見えなくなりました。
で、爺ちゃんに姫河童の事を言うと・・・
爺ちゃんは
「子供の頃には何でもかんでも見えるもんだ。気にする事はねぇ。もうチビット大きくなったら、見えんになるからよ。」って言ったもんですね。
でもね爺ちゃん。その女の子は大きくなっても姫河童を見るんだよ。←これってナゼよ??
最近は母ちゃんや父ちゃんに
「姫河童居たよ」って女の子が言うと
「じゃあ、台風がこっちへ来るねぇ」って母ちゃんが言う。
「でも、台風は上陸しねぇな」って父ちゃんが言う。
そう、姫河童を女の子が見る時は台風が来ているが上陸しない時に限定されてるんですよね。
ですが、台風でも台風が来て上陸する時は姫河童は見えないのです。
とても大きくて怖い顔をして怒っている姫河童ですが・・・
何故か朝や白昼に見かけるためか・・・・
どうでも全然怖くない!
なんか大声で叫んでいるけど・・・声は聞こえない。
お姫様の姫河童は何故か人間や動物や植物や昆虫以外の何かわからない友達だと女の子は今でも思っています。
森や林の明るい大きな木の前で大きな大きな姫河童を見たら怖い顔で叫んでいても怖がらないでください。
姫河童と話した事が無くても
ちょっと姿を見かけるだけだけれど
何故か姫河童を友達と思っている女の子からのお願いです。



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今日のコロのスタイルは花嫁さんです。
実はフリマで角隠しが出ていて・・・・
かなりギリギリまで待たされましたがゲットできました。
ここで・・・疑問を～
この角隠しを出品した方は女の方では無く男の方!
なぜに男子のアバターが角隠し??
まぁ～フリマをするのに男子でも女子でもOK!
れいによって、Cコイン服と花束を交換に出しました。
もともと、Cコイン+花束が基本なのでコロのフリマは待つのが凄く長いでしよ♪
でも交換していただきました。
今、コロの着ている
御振袖、草履、プレゼント、ベール、オウム君とコロは頂き物ばかり・・・・本当にスミマセン。←クレクレ大発揮の馬鹿コロ
でもとっても大事にしています。
ありがとうございます。
角隠しを交換していただいた方。
時間がかかってもコロを選んでいただきまして
ありがとうございます。
そして、コロのブログを読んでくださる皆様。
ありがとうございます♪