ある日のコロん家です。
最近のコロん家はシャンプーを変えました。
SUNSTAR のスカルプクリアシャンプーで詰め替えだと500円しません。
このシャンプーにしたのは皮脂除去成分のSCALP-CLEANが入ってるから～
本当は男物ですが
母ちゃんもコロも使ってます。はい。
だってシャンプーを変えてから～
河童ハゲとか
ザビエル禿げとかで良いキャラ出してた父ちゃんの頭の天辺に毛が生えて来て
今やバーコード禿げになってます!
河童ハゲやザビエル禿げで良いキャラがたってた父ちゃんなのに・・・
バーコード禿げになっちって・・・
まことに!まことに!まことにぃぃぃぃ
残念!!
なんてコトはどうでも良く～
コロの話しは少し前のコトなのです。
本当かどうかは判りません。
が、
コロん家の方で言われ始めた話しです。
ただ、この話しを聞いても初めはコロ達は信じませんでした。
その話しとは・・・
コロん家より静〇よりの方で
農家のオジサンとオバサンが畑造りの作業をしていました。
売りに出た休耕田を買ったんです。
休耕田をほおっておくと雑草・雑木や石が浮いて来て、畑にして使えるようにするのに石をどけたり雑草も雑木も生えて来てるのを抜かないと使えない。
そんな畑を造る作業をしてて
「こりゃ一日かかるな」と、オジサンが言ったら
オバサンが
「一日どころか明日なっても終わらんわね」って言って～
言いながらもくもくと作業してたら・・・
その作業してる脇の道路を軽トラが通りすぎて行く。
これがねぇ～
これが不思議な不思議な光景だった。
軽トラに他所の国のむくつけき大男が2人乗って走っていたからだ。
「軽トラに外国人?コロ～お前ぇホラ聞いてきたのかよ」と、この話しをしたらバーコード禿げが言った。
「確かに変だよ～外国人がハマーって言うならなんだけど、軽トラ??話しが変だよ」と母ちゃんも言う。
コロも変だとは思ったんだけど・・・
話しはこれからだ。うん。
軽トラは確かに畑造りをしてる横を通ったが～
少しすっと通り過ぎたはずの軽トラ外国人が戻って来たのだ。
で、なぜか?畑造りしてるオジサンとオバサンに大声をかけてきた。
「手伝います～!!」
ビックリしているオジサンやオバサンをしりめに石をどかしたり雑木を抜いたり凄かった!
オジサンは
「ここを手伝ってもらっても金は出せないよ。」と言うと
「金は無しでいい!手伝う!」って日本語で言う。
どうも片言の話しではこの軽トラの外国人はアメリカ軍の軍人とフランス人の退役軍人だと・・・。
軽トラを持ってアメリカへ帰るって言ってる。
軽トラの横には日本語でどこかの商店の名前がカキコしてあって
しかも年式がいつのだ?
かなり古い軽トラだぞΣ(ﾟДﾟ)
流石に軍人って言おうか
大男だからか凄いPOWERで半日で雑木抜いて石どけてをして終わったΣ(ﾟДﾟ)
「やってもらってなんだけど・・・あんたら凄いねぇ～怖いくらいだ」とオバちゃんが言ったら外人さん二人は少し凹んだ。
それを見たオジサンは
「やってもらって怖い言うなや!」で、
オバサンは舌を出して
「あんたら飯食ってかんね」と外人さんに言った。
畑造りでは
あまり大きな畑では無いので機械を入れるのはコストが合わず
人を雇ったりすればもっとコストがかかってしまうのでオジサンとオバサンが二人でやってたんだけど・・・
軍人さん二人の加勢であっと言う間に更地になって土を入れたらすぐに使えるくらいになった。
凄いよね。
お金は本当に要らないと言うし～
飯ぐらいはおごらないとね♪
「あんたら飯食ってかんね」とオバサンが言うと外人さんは少し困った顔をして言う。
どこかに泊まって食事が出たのだが
料理は綺麗だったが美味しく無かったとのコト。
コレを聞いたオバサンは
「家の飯は美味いよ～♪大丈夫だ!煮しめ・きんぴら・肉じゃがとか、食べたコトあっかい?」と言うと再び
「あんたら飯食ってかんね」と言った。
二人の外人さんは軽トラでオジサンとオバサンの家についてきた。
まぁ～作り置きの煮しめや肉じゃがやきんぴら、漬物にだしてる間に米を焚いた。
だってオジサンとオバサンならチンして冷凍のお米で十分だったがこの外人さんは食べそうだとふんだ。
肉じゃがの作り置きときんぴらを気に入って外人さん2人はあっと言う間に平らげたので～
焚いたお米はお握りになった。
お握りと漬物で
外人さんは漬物を
「ピクルス!ピクルス!」と言って平らげた。
で、オジサンとオバサンの家には前の年のもち米が残ってて
「半殺しにすべえ」と言っていた。
半殺しと言うと怖いコトのように聞こえるだろうが～
半殺しとはもち米を粒の形が残るくらいにつぶしておはぎを作ろうと思っていたのだが
もち米は蒸すとやっぱり味付きのおこわのお握りにした。
これも完食した外国人二人は礼を言って帰る段かいで道に迷っていたコトを言った。
「松〇の駅に出れば道が判るケだけど」と言う。
なぁんだ、道が聞きたくって手伝ったわけだ。うん。
手伝って道を聞くつもりが思いがけず美味しい食事をご馳走になったと喜ぶ二人に・・・オジサンは
「まだこいつら若いよなぁ～若くって戦場行って命のやり取りか・・・」と思うとなんだか鼻の頭が熱くなった。
オジサンは自分の車に付いてくるように言って車を走らせ
〇田の駅の前でこの軽トラ軍人と別れた。
ただそれだけの話しだけど～
ナゼか?似たような話しを最近も聞くようになった。
アメリカの軍人が軽トラに乗っていると言うのが絶対条件のように話しに乗っかってくるものの。
アメリカの軍人が道を尋ねて来たとか。
作業を手伝ってくれたとか。
アメリカの軍人に握り飯を食わせたとか。
人数も肌の色も話しによって違ってる。
まぁ軽トラとアメリカ人となると眉唾だと思ってたコロだが～
この前ぇ所さんの番組で軽トラが本当にアメリカで人気らしいと知った。
軽トラを輸入するには25年もたった中古車にかぎる。
何故かと言うと25年より新しい車はアメリカの輸入規制で持って入れないからです。
軽トラは漢字が車体に書いてあったりするとアメリカでは田んぼのフェラーリ扱いらしいと知りました。
だとすると田舎に出没する米軍の若い兵隊の話しはあながち嘘とはいいかねない。
もし、農家の手伝いをして
握り飯を肉じゃがを美味い美味いとほうばって食べる若い米兵がいるなら
アメリカの兵隊も日本の普通のあんちゃんみたくで
一皮むけば同じ人間なんじゃないかな(=_=)?
と、考えるコロなのです。